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カニのセスビアン

 

仕事終わりの送迎車内。Gさんが言う。唐突に言う。

 

 

「ワシはカニは苦手や。めんどくさいから嫌いや」 

 

 

なんやねん、急に。なんで急にカニやねん。

 

 

 

「え? なんですか? 」

 

 

戸惑うドライバー西川くんにGさん、ちょっと自慢げにこう返す。

 

 

「さっきカニのセスビアンあったやろ?」

 

 

 

…ああ、カニと言えばさっき確かに「かに道楽」の前を通ったような。

…けどカニのセスビアン? …なんだそれは??

 

かなえさんも思わず会話に割って入る。

 

 

 

「Gさん、なに言ってんの? セスビアンってなに?」

 

 

「セスビアン」についてそれぞれの思いを巡らせる3人。

…しばしの沈黙の後、カッ! と目を見開いたGさんがだいぶ大き目の声を張り上げる!!

 

 

 

「ああ!! カニのレズビアンや!!!」

 

 

 

ああ! それね!!

でも、やっぱり、なんで!???

 

木ノ戸

| THEE G | 16:40 | comments(0) | trackbacks(0)
あの川と例の天使


新人・青山が嬉しそうに話している。


「今日、Gさんがめっちゃ長く歌ってはりました。…え〜っと『矢切の渡し』?」


そうか、いつもより長めに歌ってはったのか。それは楽しかったね〜。
でも僕は思う。

(…三途の川が…見えてる???)



四至本君が青山に続く。


「そう言えば最近Gさん、なんか上ばっかり見てるんですよ」


はい。僕は思う。

(…天使が…見えてる???)

NO!NO!Gさん!
まだ早いよ!まだ77よ!
100で出棺よ!!!→


天使!しっ!しっ!

木ノ戸
| THEE G | 18:11 | comments(0) | trackbacks(0)
Gさんの時間軸


Gさん77歳、今日もまあまあ元気に1日の仕事を終え、スタッフ西川君が運転する送迎車の車内。
助手席に座り、ぼんやりと窓の外を眺める視線の先に、小学生の集団を発見する。


「アレ、平成生まれか?」


「アレ」とは何や、「アレ」とは。
むしろ自分自身の道徳観を守るため、心の中で一応ツッコミを入れながら、西川君は表向き冷静に答える。


「そうですね。完全に平成生まれですね。」


今が?平成27年?…小学6年生でも余裕の平成生まれになるのか。
当たり前っちゃ当たり前だが、まだまだ小渕さんが「平成」と掲げたあのシーンは記憶に新しい。


「ワシも平成生まれになりたかったんや。」


…なん?…です??…と???
Gさんの秘めたる思いにはじめて触れ、動揺を隠せない西川君。
う〜む。理由はよく分からないが人にはいろいろな願望があるものだ。
しかしGさん、一体いつ頃からそんなことを考えていたのだろう?
 

「そうなんですか?いつ頃から思ってたんですか?」





「子どもの頃。」






?????????????
…アンタの子どもの頃は昭和初期でしょうが!!!
思えない!!!思えないよ!!!(←イメージとしては中国人ぽく。)
障害ですか!??認知症ですか!??天然ですか!??


ちくしょう。まだまだ手強い。

木ノ戸
| THEE G | 17:47 | comments(0) | trackbacks(0)
ハワイ旅行の土産


Gさんが言う。


「ワシ、昔ハワイ行ったことあるんや!あれは良かった!」


Gさん、その昔勤めていた建設会社の社員旅行で、
ハワイに行ったのだという。Gさん、若き日の輝かしき思い出…。


「あれは良かった!食べ物も最高やった!」


きっとベタなん食べはったんやろな〜。
でも何食べても美味しかったんやろな〜。

たぶんお土産も分かりやす〜いもん買わはったんやろな〜。
マカデミアナッツとか〜?


「ハワイ土産は何買わはったんですか??」






「まんじゅう。」






よ!ド日本男児!!!

木ノ戸
| THEE G | 19:10 | comments(0) | trackbacks(0)
住宅建設における肝心要



20年前ほど前までは実は建設会社で働いていたGさん。

足場を組んだり、サビ止めを塗ったり、ブロックを運んだりしてはったと言う。
今でもGさんにとって当時の仕事は“誇り”で、建設途中の家や建物を見かけるたび、なんや分かるような分からんような、合ってるような間違ってような“うんちく”を、カッコつけて語りがちである。

Gさんがドヤ顔で語り始めたのは、西川君の運転する送迎車が、とある水道屋さんの傍を通った時のことだった。


「家建てるにはな〜、水が大事なんや。水が肝心!」


お、はじまった、はじまった。
自信に満ちたカッコええ表情してはる。


「水ですか。なんで大事なんですか?」


シンプルにトイレとかキッチンとか水回りをちゃんとしとかなあかんいう意味なのだろうか?それとももっと、素人には分からないような専門的な見地があるのだろうか?
さあ、Gさん!住宅建設における水の肝要さ、思う存分語ってください!


「そりゃあ、お前!水が出〜へんかったら、

茶〜がわかせへんやろ!!!」



茶〜か!!!!!
理由は茶〜か!!!!!


木ノ戸

| THEE G | 18:38 | comments(0) | trackbacks(0)
君はブレーキの意味を知っているか?


Gさんが言う。


「素・ウィングはぎょうさん車持っとるの〜!」


スウィングが所有している車は現在3台。多いのか少ないのか。

…え?「素・ウィング」になってるって?

間違いではない。だってGさんは「ス」と「ウィング」を区切って言うのだから!
かなりはっきり区切って間をおいて言うのだから!
きっと続けては言いにくいんだろうね!


「車は金かかるやろ〜?ゲリラやらなんやら。」


“ゲリラ”とは“ガソリン”のことである。
詳しくは語らないが兎に角そうなんである。
長年付き合ってると分かるんである。


「車検代も高こうつくやろ〜?車検はボロいんやで〜?知っとるぅ〜!??」


え?そうなんすか?やっぱボロいんすか?


「当ったり前よ〜。車検はなあ、ブレーキさえきけばいいの!」


…それはまた極端やな。まあ、最低限の安全…ていう意味では確かにそうかも。
そうね、最悪ブレーキさえきけばいいのかもね。

…ん?まだ何か言いたいことあるんすか??



「車はなあ、

ブレーキさえきけば走らんでもいいの!」




どどど、どういうこと!????
完全に間違ってる気がする! でもどこか合ってる気もする!

(偶然)深いっぽいぞ!Gさん! 

さあ!みんなで考えよう! 

木ノ戸
| THEE G | 19:36 | comments(0) | trackbacks(0)
バスケットルボールに愛を込めて


Gさんが言う。


「バスケットボールって、知っとるぅ〜!??」


バスケットルボール???
そんなもんはないが、そんなもんは絶対に無いが、ま、バスケットボールの間違いだろう。





「知ってますよ!」

「知っとんの?バスケットボールはな〜、外でやるの。」



…え?…外?…ということはバスケットボールじゃない?
外。バスケットル。バスけっとる。バス蹴っとる。…蹴っとる?
…ひょっとしてサッカー???


「Gさん、バスケットルボールってどんなんですか?」

「ごっつい網ん中にボール入れるの。ボール入れたら勝ちぃ〜!」



やっぱり!やっぱりサッカーや!





「Gさん!それサッカーですよ!バスケットルボールちゃいますよ!」

「ああ??あんなあ、網ん中にボール入れるのをな〜、

ホーーーーームラン言うの!!!」



ええ!!!
まさかの野球ぅ〜!???


木ノ戸
| THEE G | 17:22 | comments(0) | trackbacks(0)
九州の勘定(ボーナスポイント有り)


Gさんが言う。比較的大き目の声で言う。


「九州にはなになに県あるか知っとるぅ〜!??」


スタッフ西川君が答える。


「知ってますよ!」


​知っとる。知っとる。
さらっと言える自信はないけど多分知っとる。



「ええ!知らんのぉ!??」


聞いてへんのかい!!!


「なんや〜知らんのか〜情けないのぉ〜。」


…ええわ…もうなんかええわ。


「九州はな〜鹿児島県…」


お!お!あれ?あれ?
合ってる合ってる!


「…鹿児島県…福岡県…ほんで〜四国…」


しこくぅぅぅ???


「Gさん!四国は県でもないし九州でもないですよ!」


絶対譲れへん!ここは絶対譲れへん!


「なに〜?ほんなら、鹿児島やろ〜、福岡やろ〜、四国やろ〜…」 


だからちゃう〜言うとんねん!
なんも変わってへんやないかい! 


「…あと3つはなんや?」


…あと3つ?どういうこと?


「鹿児島やろ〜、福岡やろ〜、四国やろ〜
…あと3つはどこやったかいな〜???」



なんと!Gさん指折り数えているではないか!!
鹿児島×1、福岡×1、四国×4で勘定してはるではないか!!
四国がちゃんと(ちゃんと?)ボーナスポイントみたいになっているではないか!!
1+1+4=6!
9−6で、そうね、確かにあと3つ!!!

もうすごいんだか、なんなんだか!!!


木ノ戸
| THEE G | 20:42 | comments(0) | trackbacks(0)
“デイサービスセンター”の新しい解釈について


スウィングの送迎車が、「○○デイサービスセンター」と車体に書かれた、
やはり送迎用と思しき車の後ろを行く。

Gさんが言う。

「なんや聞いたことあるなあ…。
“デイサービスセンター”ってなんや???」


ハンドルを握る、スタッフ西川君が答える。

「お年寄りの方が行くところですよ。」

するとGさん、大きな声でこう返す。

「ああ、そうかあ。ワシは絶対そんなとこ行かへん!!!」

うんうん。いつまでも気の若いGさんらしい。
しかし西川君は少しだけ釈然としない。
少しだけ釈然としないし、思わずニヤニヤほくそ笑んでしまう。

なぜならGさんは既に週2回、高齢者のデイサービスを利用しているのだから!!!

でも、Gさんはデイサービスのことを(なんか車で迎えに来てくれたり食事が出てきたり若い女の子がニコニコ話しかけてくれたりする)めっちゃサービスのいい“お風呂屋さん”と認識しているのだ!!!

(ていうか、我々がそのように説明したのだ!)

物事は実に多面的!
NO!杓子定規!

木ノ戸
| THEE G | 17:44 | comments(0) | trackbacks(0)
遠き日の九九



「あちゃみさん、金歯!あれ、何本入っとんのや〜?」


いやいやGさん、Gさん。あちゃみちゃん金歯ちゃうし。「何本?」言われても。


「あれ、どんぐらいかかっとるか知っとるぅ〜???」


またゼニ勘定かいな。やらしい人でんな。
だからあちゃみちゃん、金歯ちゃうんですぅ。
確かにちょっと似合いそうやけどまだ金歯ちゃうんですぅ。





「4本やから〜…」


こらこら、勝手に本数決めて指折り数えるん、やめなはれ。



「シシンガ…シ!…4万円や!」



なんじゃそりゃ!
惜しいけど、いろいろ混濁しとる!


Gさん…遠き日の…九九の記憶…。

木ノ戸
| THEE G | 17:51 | comments(0) | trackbacks(0)
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