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疑惑の対象

 

ある寒い寒い冬の日の朝っぱら、勢いよく28教室の扉を開けて入ってきたのはミサさんである。そうしてなぜか一直線にQさんの方へと向かいながらこう言う。

 

 

「Qさん、あんな、疑ってるわけじゃないんやけどな」

 

 

…なんやなんや、なんかあったんか? (普段は明らかに詰め寄ることの方が多い)Qさんもさすがに驚いた様子である。無理もない。いきなりこう言われてしまっては誰だって身構えてしまう。で? で? 疑ってるわけじゃないけどなによ? 

 

 

「私のお茶、飲んだ???」

 

 

どストレートやな、おい!!!

200%疑っとるやないか!!!

 

…で、どうなんよ、Qさん、よー分からんけどミサさんのお茶飲んだんかいな?

 

 

 

「飲んでないよ…」

 

 

(普段は明らかに相手に「心外」な表情を浮かべさせることの方が多い)Qさん、「なんでおれやねん…」という感じでこう答える。Qさんにウソはないように思う。Qさんは人の物をパクることはあっても、人のお茶を飲むような人ではない。それにこんな風にスムーズに、はっきりとウソをつける人ではない。ミサさんももう、Qさんとは10年以上の付き合いである。これ以上、しつこく追求するようなことはせず、ぼんやりとした様子でこう言う。

 

 

「そっか、じゃあ、私が飲んだんかな…」

 

 

…??? 

…Qさんをまず疑って、その次に疑うのが自分? 

…ということは自分以外に疑うのはこの世でQさんだけ? 

…ひどくない? …それちょっとひどくない?

…え? …なに? …私が飲んだんかな? …普通まずそっち考えへん? 

…ていうか、とにかく、なんか、怖い。

 

ミサさんのお茶を誰が飲んだのか、それは(皆目)分からない。

だがこの瞬間、その場にいた全員が息を飲んだことだけは、確かな事実である。

 

木ノ戸

| 無敵! 脳天気一刀流! | 20:12 | comments(0) | trackbacks(0)
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