鷲田清一さんが連載するコラム「折々のことば」(2018年1月12日/朝日新聞朝刊)に「ことば」を掲載していただいた(フリーペーパー「Swinging Vol.23」掲載/「ケツの穴の小ささについて または個人のスマホを職場で充電してはいけないのか」より)。朝日新聞さんから数日前に連絡をもらった時には「ケツの穴のエッセイのことで…」云々おっしゃっていたのがとてもオモシロかったし、朝日新聞の方も「ケツの穴」という言葉を口に出すのがなんだか楽しそうだった(勝手な主観です!)。素直にうれしい。鷲田さんに選んでもらえるなんて夢みたい! と思う。
問題になる前から問題視するのは良くないのではないか
最近、似たようなことをよく考える。明瞭な境界線があるようだけれど、…実はね…ホントはね…無いんです!!! ということは案外多く、例えば「大事(おおごと)」は「大事」と捉えるから「大事」になるのだろうし、例えば「障害」は「障害」と捉えるから「障害」になるのだと思う(その逆も然り)。もちろん物事の捉え方には個人差やその時々の状況、あるいは文化の違いや社会的な温度のようなものも関係することは承知しつつ、なんだかかんだか息苦しいこの世の中、「こんな風にしか見えない! 考えられない!」事々の見方を大らかに柔らかに転換し、「不快」よりは「快」の方に、「しんどい」よりは「楽」な方に、「生きづらい」よりは「生きやすい」方に ー 目の前にある小さなことから ー シンプルに舵を取れればいいなと思う。
木ノ戸
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