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すごいぞ、これは!旅



2016111日〜12日 木ノ戸チョーさんとかめいは高知県に出張に行ってきました。
その目的は「文化庁 平成27年度戦略的芸術文化創造推進事業」(長っ!そしてややこし!)として文化庁と、埼玉県立美術館に事務局を置く「心揺さぶるアート事業実行委員会」が実施する「すごいぞ、これは!」展の巡回展が1/7〜1/14に「藁工ミュージアム」と「高知市文化プラザかるぽーと」の2会場で開催されており、その関連イベント…

スペシャルトークイベント
「それらを愛でること・批評すること

 ー美術のまなざしは『障がいのある人のアート』になにができるのか?」

に木ノ戸チョーさんがゲストオブザーバーとして登壇する!という任務があったからです。




さてさて、今回の旅は「飛行機」で高知に行く!ということでドキドキの旅でした。
飛行機はなんかちょっと乗りなれないのもあるし、高所恐怖症なのもあるしで毎回緊張します。
G(重力)もすっごく苦手。
前日は無駄に、知り合いに電話をかけて「これが、最後かも…」と思ってしまうのです。
(大げさですがホントです)

空港に到着して、いろいろ手続きをして搭乗口に行くと、

「あれ?川井田さん?」

大阪市立大学都市研究プラザの川井田さんにバッタリ!
そしてそして、飛行機に乗り込むとまさかの「と・な・り」の席だったのです。
おっきい飛行機で、他に空いてる席もあるのに〜
なんと〜偶然!飛行機に乗りながら〜も、昨今の「アール・ブリュット」ブームの話をしていました。

離陸してええかんじに飛んでると15分後には「着陸態勢に…」というアナウンス。
早っ!また緊張しなアカン… 1時間もたたないうちに高知に到着しました。

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空港からバスに乗って約30分で最寄のバス停「宝永町」に到着。
そこから徒歩10分で「アートゾーン藁工倉庫」に到着しました!

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チョーさんの手のひらに「工」がのっているよ。かわいいでしょ?

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会場はこちら「藁工ミュージアム」。

今回のイベントの講演では、塩田純一さん(新潟市美術館館長)が 「わたしが愛したかれらのアート −美術館は障がい者のアートにどのようなまなざしを注いできたか−」というテーマで 今まで関わって来られた展覧会のお話をされました。塩田さんは、日本で初めて「アウトサイダー・アート」を紹介された方で、かめいが「障害者アート」に出会い、もっと知りたい!と「障害者アート」や「アウトサイダー・アート」についての図録や資料を片っ端から見まくっていたとき(もう11年くらい前)…当時、さまざまな展覧会に塩田さんが関わっておられたのでした。

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そんな塩田さんが愛した「かれらのアート…」

1986年に世田谷美術館で開催された「芸術と素朴」展では、「素朴」という切り口で時代と文化の境界を超え、美術を概観した展示で、「素朴派の系譜、近・現代美術と素朴、原始美術と民族美術、子どもと美術(知恵おくれの人たちの作品を含む)」というカテゴリーで展示をしました。子どもの絵や障がいのある人(「知恵おくれ」と言われていた)の作品をあつかうことで、市民が近寄りやすい…展示になったと話されていました。
キャプションには、「タイトルと作者の年齢」を記載していたそうで、昔は「障害者」であることを隠して生きなければならない時代だったんだな…と改めて思いました。

昨今「障害者アート」ブームでいろんな場所で展覧会が開催されていますが、この時代からしたらまったく想像もできなかっただろうなと思います。


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トークセッションのパネリストの 前山裕司さん(埼玉県立近代美術館学芸員)

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トークセッションのパネリストの  山崎明子さん(奈良女子大学准教授)

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トークセッションでは、お三方と我らが木ノ戸チョーさん、藁工ミュージアムの大内さんが、「近年の『障がいのある人のアート』への行政支援と『美術』というメディア」「『美術』というメディアと『障がいのある人のアート』」というテーマで自由に話されていました。

印象的だったお話をいろいろ箇条書き…

(「すごいぞ、これは!」展について)
・文化庁からお金をもらうんだったら、楽しいことをしたい!
・今回の展示では、12人の推薦者がアーティストを選んだ。
・推薦者を選ぶ時「この人はだいたいこういうものを推薦するだろう」と予測していたので展示する作品の雰囲気も偏らなかった
・「誰が選んだか…」ということが表に出るので、「責任感」があった。
・「個展のように」というイメージ

(そのほか)
・「障害者アート」が変わって来ている。昔は、精神病院でかかれたり治療の一環で描かれていた。
・今はネット社会… 障害のある人もネットで見たり、TVや雑誌を見たりしてアイドルを描いたり…
・美術の「評論」ではなく、「解説」になってきている。
・きちんと「評論」出来る人はいるのか?美術の世界で「批評」は存在しているのか?
・美術業界は、福祉業界に遠慮をしているのではないのか?それは差別ではないか?
・美術も福祉もどちらも「アウトサイド」。自覚していない人もいるのでは?
・わざわざ「障害のある人が描いた…」といって展覧会をしているのに、その目的もはっきりせず垂れ流し状態。

・今は「障害者アート」は「バブル」。2020年以降は
流行ではじめた施設はアート活動をやめてしまうのでは?
・2020年の東京オリンピック、パラリンピックでは「障害者アート」はアリバイ作り?イメージキャラクター?そうならないで欲しい。

などなど、いろいろ話されていました。
いろんな人が自由に意見できる場がもっともっと増えたらいいのに〜と思いました。



夜は交流会に参加させていただき、高知の美味しいお魚料理をたらふく食べ、美味しいお酒を飲みました。(かめいは飲めません)


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第2会場の「高知市文化プラザかるぽーと」。
どどん!ハードにお金かけすぎ〜

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撮影が可能だったものを紹介します。

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伊藤輝政さんの作品(推薦者:櫛野展正さん/鞆の津ミュージアム)

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本田雅啓さんの作品(推薦者:渋谷 拓さん/埼玉県立近代美術館)

絵を鑑賞した後は昼食〜

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高知市のわがまち百景にも選ばれた「魚の棚商店街」
江戸時代初期からある80mしかない商店街

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チョーさん何をみてるの?
「アートセンター画楽」さんにもお邪魔しました 

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この日はみなさんで畑に行っておられました〜 にんじんたくさん

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藁工ミュージアムの大内さん、皆さん 本当にありがとうございました

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「GOOD LUCK!!」 キムタクじゃないよ キノマサだよ。

「すごいぞ、これは!」展は 2/2〜2/10 広島で開催されます。「鞆の津ミュージアム」と「福山市ものづくり交流館」の2会場です。→
ぜひ、皆さん自分の目で自分の中の「すごいぞ、これは!」を見つけに行ってみてください。

(かめい)

| スウィンギン・トラベル | 17:56 | comments(0) | trackbacks(0)
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