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母のラーメン



京都に来て早16年目。
そして天下一品さんにスウィングの活動場所を無償でお貸しいただき、丸5年になる。

あり得ないご厚意にいつもいつも感謝の念でいっぱいです。本当にありがとうございます。

さて、天一さんのラーメンについては色々な意見があるが、やっぱり北白川通りの総本店が1番美味しいと僕は思う。
以前、何かのインタビューで読んだのだが、あのスガシカオさんも関西でのライブの折など、この総本店に来られているそうだ。

すごい。

偉そうに言っているが、僕がラーメンを食べ始めたのは、何がきっかけだったか、せいぜい今から7、8年前のことだ。以来2週に1度くらいは必ず“ラーメンの口”になり、そのときどきの口に合ったラーメンを食べに行っている。

しかしその7、8年前まで、ラーメン屋さんに行っても頑なにラーメンは頼まず、どんなに人に笑われようが、チャーハンにギョウザという、自分の中の鉄板メニューを崩さなかったのには、それなりの理由がある。


それは18の頃まで食べ続けた、母・ミユキの作るラーメンが余りにもまずかったせいだ。


僕の舌は昔から割合、便利にできていて何を食べてもうまい。つまり舌がバカなんである。

けれど母の作るラーメンはこのバカ舌をも唸らせるまずさを誇っていて、しかもムダに“安定感”だけは超一流。いつ食べても、何度食べても、そのまずさは決してぶれなかった。

特に土曜日で学校が半ドンの日、背中とくっつくくらいにお腹をすかして家に帰り、「今日の昼メシなに〜??」と聞いて、母から「ラーメン。」という答えが返ってきた時の絶望感は、筆舌に尽くしがたいものがあった。

美味しいラーメンを作ることもそれはそれは奥深い難しいことであると思うが、一方でまずいラーメンを作ることもなっかなか難しいのではないだろうか。

こうしていつしかラーメンは“まずいもの”という固定観念は、トラウマ的に僕の中に染み付き、19で京都に来てからの数年間、一度として口にすることは無かったのである。(カップラーメンは別物と捉え、よく食べていました。)

・・・ところでなぜここまで母親のラーメンが如何にまずかったかについて書き連ねてきたかと言うと、トラウマを無事克服した僕が、一昨日楽しみに食べたあるラーメン屋さんのラーメンが、やはり驚くほどまずかったからなんである。

柔らか過ぎるノビノビ麺。
その麺に1滴も絡まない水っぽいスープ。
味がほとんど無いチャーシュー。

これはまさしくあの懐かしい母のラーメンではないか!!

15年の時を超えて、こんな形で“おふくろの味”に出会えるとは・・・。
次、帰省した時には思い切ってリクエストしてみようか。

やっぱりラーメンは止められない。

木ノ戸


賀茂川へお花見に行きました。


ああ、いいお天気。


Qさんのイス。


おじいちゃんと孫。


増田さん、雰囲気あり過ぎ。


上賀茂神社へ。


うききゃ、うきゃきゃ。


はい、桜。

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