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京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@師走の嵐山

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まいど! 碁盤の目のような京の街に、網の目のように張り巡らされたとってもややこしい公共交通網(主に京都市バス)のベストな乗り継ぎをご案内する、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」という活動をやっておりますメガネ3人組、左からXL、Q、木ノ戸と申します! どうぞよろしくお願いいたします!

 

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しかし表情冴えんなあ、おい。XLさん、でっかいあくびしてるし、Qさん、口半開きの疲れてる時や何かが気になって腹を立ててる時の顔してるし。…しかしこれ、単独行動やったら間違いなく全員、不審者やな。…不審者が3人集まったら不審者感が3分の1に薄れるんやろか。…それとも3倍になるんやろか。どっちにしたって見た目じゃなくって中身で勝負! の我々やからな、さあ張り切っていこうぜ!

 

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というわけで昨年末、慌ただしい年の瀬に向かったのは前回の「金閣寺」に続いて、ザッツ! 京都! な超観光名所「嵐山」である。嵐山にも金閣寺と同じく複数のバス停が存在するが、金閣寺ほどややこしくはない(→)。いや、ややこしいのはややこしいのだが、金閣寺と違って目に見える範囲に「本当はこっち!」のバス停があるので、上の写真のように指差し一発「あそこです!」でご案内することができる。とはいえ今回我々が陣取った、その名も「嵐山」バス停は京都市バス3系統、加えて京都バス9系統(!)の通過点になっている。うむ。やっぱりややこしい。さあさあ、「迷い人」の皆さん、ええのん放り込んでくださいよー。

 

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さすがは嵐山。12月下旬のド平日になかなかの人手である。しかし冬は皆、着る服の色が暗いね。もうちょっと明るい色溢れたらいいのにね。


お、XLさん、「迷い人」はいないか、目を皿にようにして行き交う人々を見つめている。…いる? …ほんまに?

 

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またあくびしとるやかないか!!! 

余裕も結構やけれど、やる気が感じられんぞ! な、Qさん、なんか言うたって!

 

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ぶわっは!!! なんや? 何を打ったらそんな顔なるんや?


とにかく頼むで、2人とも…。

 

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はいはい、来たで来たで〜。この「迷い人」には「京都大学」へのベストな行き方をご案内。もちろん皆さんご存知の通り、市バス93系統に乗って「熊野神社」下車、201か206か31か65に乗り換えて「百万遍」か「京大正門前」下車で到着! とご案内した。もちろん皆さんご存知の通り、「31と65は本数少ないけどたぶん座りやすいですよ」というプチ情報も放り込ませていただいた。

 

ところで写真右端に売店(?)の女性の姿が写っているが、今回、このおばちゃんたち(もうおひとりいました)との間に生まれたやり取りもとても楽しかった。売店はバス停のすぐ後ろにあったから、おばちゃんたちは嫌でも我々の活動の意味を理解することになる。するとそのうち、ノリのいいおばちゃんたちが「そこやったら〇番! 〇番!」(〇系統のことを多くの人は〇番と呼ぶ)とか、我々のサポートメンバーみたいになってきたのだ。そんなこんなでおばちゃんたちとはいつの間にかちょっと仲良くなり、帰り際には「今度は(平日よりももっともっと人が多い)休みの日に来てな!」とか言っていただいた。僕はおばちゃんたちへの「ありがとう」の思いも込めて、QさんとXLさん(と今回も同行、撮影してくれた美馬くん)に「なんか温かいモノおごるわ!」と言ったのだけれど、Qさんがここぞとばかりに550円(!)の「神戸牛肉まん」を頼みやがったのにはオモロムカついた。京都も嵐山もなんも関係ないやんけ…。

 

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にゃん。。。

 

か〜〜〜わい! …ってなるか!!!

なあ、XLさん、なんか言うたって!

 

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って、あんたは年の瀬にソフトクリームかい!!! 「食べよ」思た直前に「迷い人」現れて食えへんのかい!!!

 

この方には宿泊先のホテルまでの行き方をご案内。

 

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この日は時々、小雨ちらつく不安定な空模様。…僕は一体誰と話しているのだろうか?

 

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お、これはなかなか緊迫感溢れる1枚である(美馬くんの撮影にも焦りが感じられる)。緊迫感の理由は「もう来てしまっている」このバスに乗ってもらう必要があったからだ(「京都国際マンガミュージアム」までの行き方をご案内)。こうした局面は「なぜかバス1本で行ける行き方や、乗り継ぐとしてもトリッキーな行き方を熟考しがちな」Qさんはあまり得意ではなく、XLさんと僕との迅速な対応力が試される。しかし男4人、国境を越えて全員、上着が黒いね。もうちょっと明るい色味、考えてみてもいいかもね。

 

ちなみに京都人力交通案内史上、最も緊迫した場面はコチラ。

 

 

全員ウンコがもれそうで、たぶんトイレを探しているのだと思う。

 

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ところで今回の案内で圧倒的に多かったのは「金閣寺」だった(他は「銀閣寺」「広隆寺」「二条城」等)。前回、金閣寺での案内でも【金閣寺 → 嵐山】を案内することは少なくなかったが、【嵐山 → 金閣寺】ほどではなかった。嵐山からの移動はそれほど交通の便が良くなく、逆に金閣寺からはいろんなところへアクセスしやすいといった交通事情も関係しているのだろう。なんにせよ、やっぱり著名な観光地はすごいな! というか、強いな! と思った。

 

話題変わって、我々3人のチームワークについて。前回の記事にも書いたが、良い時の案内は上の写真のように3人が寄ってたかっており、XLさん、Qさん双方が互いの知識やアイデアを補い合い、「迷い人」に対していい感じのご案内をすることができる。2人ともものすごい知識を持っているのだが、「あれ? どうやったかな?」とか「なるほど! その手があったか!」となることは当たり前に多い。

 

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これ最高。男4人がこんなに至近距離で集まること、滅多にないと思う。

 

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一方、あまり良くない時の案内はこんな感じ、3人がバラバラになってしまっている。この場合、大した知識を持っていない僕が孤立してしまっているが、2人から「その日に学んだ知識」でなんとか対応をしている。Qさんは明らかに若い女性への案内を喜んでしており、XLさんは「このスケベ野郎…」といった眼差しをQさんに向けている。まあ、それはどうでもよく、複雑な行き方を口頭のみで伝え、「書いて渡せない」というのが一番の問題となる。でも、見ての通りの人だかりの中で、3人いっしょをキープするのも実際問題なかなか難しい。

 

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また、我々がバス停とほぼ同化してしまうことによりオフィシャル感が高まり、「迷い人」にキャッチしてもらいやすくなる(この時に学習しました! →)。同時に有意義なサービス感も高まるらしく、「おいくらですか?」と聞かれたこともあったので、今後は「タダであること」を分かりやすく明記した方がいいのかもしれない。

 

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今回、今までになくこの活動を楽しい! と感じた。多くの方に行き方をご案内したことはもちろん、売店のおばちゃんたちと知り合えたこと、普段訪れることのない嵐山がとっても綺麗だったこと、そして何より「12月にしては暖かい日だったこと」が大きかったんだと思う。暖かいって大事! 

 

さて、京都人力交通案内は本日1月22日、雨やみぞれが降り、やがては雪も舞い散っていた「祇園」でまたひと仕事を終えたところである。とにかく(嵐山と違って)めちゃくちゃに寒かった! というのが一番の感想であるが、いつも通り様々なご案内があり、ファインプレーがあり、またかなりの失敗もあり、といったホロ苦オモロい時間であった。報告はまた後日です!

 

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にやり。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 18:36 | comments(0) | trackbacks(0)
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@(実は結構ややこしい)金閣寺

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京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。紅葉シーズンど真ん中の11月は、世界的観光都市・京都の数多ある観光スポットの中でも不動の人気を誇り続けるゴールデンテンポー! 「金閣寺(鹿苑寺)」へ向かうこととなった。

 

 

しかしなぜに「金閣寺」はこれほどまでに人気があるのか? これまで考えたことすらなかったが、やっぱり「ぜんぶ金だから!」という理由しか思いつかない。ではなぜに人は「金」に惹かれるのか? やはりこれまで一度も考えたことがなかったが、恐らく「とってもきらびやかでとっても綺麗だから!」で間違いないと思う。素晴らしい。実にシンプルである。が、その一方で金閣寺での交通案内はそれほどシンプルではない。なぜか? それは金閣寺近辺に、「金閣寺(きんかくじまえ)」と「金閣寺(きんかくじみち)」という2つのバス停が存在することに他ならない。しかもこれは“バス停の名前”なのであって、北行きだったり、南行きだったり、系統番号によって違ったり、つまりバス停の数自体はもっとたくさんあるのだ。

 

しかも「金閣寺」バス停(以下、「道」停)があるところはなぜだか地名的には「金閣寺」であり、その「金閣寺」バス停(以下、「前」停)があるのは当然別のところだったりする。更には「金閣寺道」はバス停の名前としてあるだけで、実際には“そんな道は無い”のである(金閣寺の方に聞きました)。

 

これ迷うぅ〜! これ絶対絶対、迷うぅ〜! 

 

…に違いないという推測のもと、我々一同(Q、XL、木ノ戸、美馬くん)は“京都に住んでるとよく知られる観光名所にはなかなか行かない”という鉄則通り、ほとんど行ったことのない金閣寺へと車を走らせた。

 

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はい! こちらが「前」停。文字通り金閣寺のほぼ真ん前にあるが、金閣寺をちょうど出たところには無いので、ちょっと分かりづらい。お、XL氏、帽子をかぶる前から案内をはじめております。Q氏(写真右)はまだやる気ゼロ…。

 

 

「前」停は「北麓亭」のちょうど左あたり。出口ではなく広大な金閣寺敷地前に立地している。

 

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で、こちらが金閣寺出口からおよそ150メートルほどのところにある「道」停付近の様子。ここは「前」停より少し距離はあるが、金閣寺を出たところにある通りをズドン! と真っ直ぐに行けば辿り着くので、分かりやすいっちゃ分かりやすい。でも、ね? 「金閣寺」バス停なのに地名は「金閣寺」になってるでしょう? ややこしや〜、ややこしや〜。 

 

 

ね? ズドン! の通りは「金閣寺道」ではなくって「鞍馬口通」になってるでしょう? ややこしや〜、ややこしや〜。 

 

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というわけで、今回は「前」停からどこかへ行く人はもとより、「道」停から乗るはずなんだけど、間違って「前」停に来ちゃう人も大勢いるんじゃないか? という推測のもと、「前」停に陣取って案内を行うこととなった。ややこしや〜、ややこしや〜。

 

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はい! 予想的中! この指差すポーズが出ている場合は「ここじゃなくってもう1個の方ですよ!」と「道」停の場所をまずご案内し(「ストレイト!&信号んとこでライト!」)、更に行き先に応じたバスの系統案内をしている風景である。ややこしや〜、ややこしや〜。

 

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この方も〜、ややこしや〜。

 

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この方も〜、ややこしや〜。

 

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この方も〜、ややこしや〜。

 

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お! ようやくノーマルな案内である。金閣寺からの「行き先」で多かったのは「龍安寺」「嵐山」「京都駅」「伏見稲荷」…といったところ。「龍安寺」へはバス1本ですぐ、「嵐山」へはマイナーなバス停での乗り換えが1回必要、「京都駅」や「伏見稲荷」は一旦「道」停に移動してから乗ってもらう必要があった。また「四条河原町」等の繁華街へ行きたい人も当たり前に多かったが、少なからぬ人たちが「真逆方向のバスに乗ろうとしている」という事実にはあらためて驚かされた。先ほども書いた通り、バス停の名前(系統番号)は1つでも、行き先に応じてバス停の数は複数あったりする。今回の場合、間違って真逆方向に乗ってしまうと、文字通り“繁華街とは真逆のまあまあの山奥”に連れて行かれることになる。こうしたハプニングも旅の醍醐味なのかもしれないが、「相当数の人たちがバスを乗り間違えている」のは紛れもない事実であろう。

 

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さて、我々3人のチームワークにも触れておきたい。上の写真では1人の「迷い人」に対して、3人が寄ってたかっているが、これが実は1番いい感じの状況である。今回もそうだったが「迷い人」は一度に複数人やって来ることも多く、その多くは外国人である。この活動はQ&XLのヘンタイ記憶を結集してベストな行き方、乗り継ぎをご案内するのがモットーだし、3人がバラバラになってしまうと案内が中途半端になってしまったり、紙に書いて渡すことが難しくなったり、とにかくわちゃわちゃ〜とまとまりが無くなってしまうため、1人の「迷い人」に3人が集結! が原則なのである。

 

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はい、これが悪いパターン。Q氏と僕からXL氏が離れているため手前の「迷い人」がXL氏を狙っているのが分かる。

 

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そうなるとXL氏はひとりで、口頭のみで案内をすることになり、これでは的確な案内ができなくなるリスクが日本人の場合で300倍くらい、外国人の場合で3億倍くらい高まるのだ。ところで「迷い人」(つまり京都観光している人)は本当に外国人が多く、恐らくその半分くらいが韓国や中国の人たちであると思う。だから一見、日本人に見えてもそうじゃなかったり、逆に「Can I help you?」と話しかけても「あ、だいじょうぶです」とか不審げに返されることも少なくない。ま、どっちにしろ見た目で分からないものは分からないので、適当にやってゆくしかない。

 

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ところで基本的に外国人への案内は、Q氏やXL氏の仲介役となる僕の、非常に限られた英語力がキーになってくるのだが、分からないことはお互いに聞き返すし、案外いけてる! と自分では思っている(真実は知らない)。

 

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しかし今回想定外だったのは飛び交う英語がQ氏に伝染し、Q氏がいつの間にか、例えば「205」系統のことを「トゥー・ゼロ・ファイブ」とか言い出したことだ。これには僕の方が「あんさん、誰やねん! あんさんは日本語でええから!」と混乱してしまった。でも、めっちゃオモシロかった。XL氏に英語が伝染することはなかったけれども、(書いても分からないかもしれないが)「にぃ〜、まぁ〜る、ごぉ〜」とかイントネーションだけ英語っぽくなったりして、これもめっちゃオモシロかった。

 

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今回の交通案内は読み(「前」停と「道」停の混乱)もピタリ! と当たり、またニーズもめっちゃ高かったのでかなり手応えがあった。実は本日、クリスマスの「嵐山」に行ってきたところである(レポートはまた来年!)が、観光名所に行くのは普通にオモシロい。本当に普段行くことがないので新鮮でオモシロい。というわけで我々自身が京都観光をちょっぴり楽しみながら、来年も(月イチで)続く京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。次回新年一発目は1月22日(月)、「平安神宮」に出没する。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 19:04 | comments(0) | trackbacks(0)
京都カラダ直角化計画「碁盤の目より愛をこめて♡」@清水寺

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…なんだ、QとXLのこのザマは。

 

Qはポカンと口を開けて突っ立ち、XLなどは疲れ果ててプイッ! っと後ろを向いてしまっている(心なしかサイズもちっちゃくなってないか?)。

確かに直角をキープし続けるのはキツイ。キツイよ? しかしその程度の体力で我々が推進する京都カラダ直角化計画「碁盤の目より愛をこめて♡」(=まるで碁盤の目のように直角な感じで縦と横の通りが整然と並んでいる京の街に敬意を表し、京都市民のカラダを直角化しようというもの)が上手くゆくとでも思っているのか。しかしかく言う僕もまだまだ甘いな…。両腕はなんとか直角をキープしているが、腰の角度は言うまでもなく甘々だし、右へ向けた首も、開いた­足先が作る角度も直角とは言い難い。まあ、簡単にできてしまうことなら逆にはじめからやっていないだろう。「ローマの道は一日にして成らず」である。

 

まだまだ全然なっちゃいない我々ではあるが京都カラダ直角化計画のサブ的に推進している京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」はまあまあ上手く事が運んでいる。本意ではないが、今回はこのサブ活動に焦点を当て、その模様をレポートすることにする。

 

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プイッ! と後ろを向いていたXLが今度は大あくびをしているではないか。頼むからマジメにやれ、マジメに。気合いを入れるために自慢のロン毛をバッサリいった心意気は一体どこへ行った? で、我々が去る9月27日(水)にどこへ行ったか? というと、世界的観光都市・京都でも最も人気が高いと言われる「清水寺」である。最近、この活動は点々と観光地へ­足を向けるようになっており、前回の「銀閣寺」でまあまあの手応えを得た後、まずはもっともっと王道を行ってみよう! という方針を(一応、今のところ)持つことにしたのである。

 

…お気づきの通り、我々はバリバリ半袖を着ている。ジャストこのテキストを書いている今(11月16日どす)はかなり寒い(今日の京都の最低気温は6度)が、9月の末頃はまだまだ暑かったんやなあ。早い早い。ほんまに早い。

 

ところで月日が経つことのあっちゅー間さを素晴らしい歌詞で表した「襟裳岬」(詞:岡本おさみ/曲:吉田拓郎)という森進一の歌がある。

 

北の街ではもう 悲しみを暖炉で

燃やしはじめてるらしい

わけのわからないことで

悩んでいるうち 老いぼれてしまうから

 

ん〜沁みる…。関係ないがふいに思い出したのでここに紹介した。「T字路s」のカバーがめっちゃカッコええです。皆さまもぜひ。

 

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さて、京都人力交通案内は観光地にただ行けばいいってもんではなく、ポジション取りがとても難しい。サッカーにしろ、野球にしろ、飲み会にしろ、チンポジにしろ、ポジション取りというのはいつだって難しい。この日も清水寺にあんまり近いと人がヤバすぎるだろうし、バス停からも遠ざかってしまうから、まずは東大路通りと清水寺を結ぶ、「松原通り(清水道)」の中間点あたりに陣を構えることにした。ちなみに清水寺へと向かう道はこの「松原通り(清水道)」と「五条坂」と2つあり、「松原通り(清水道)」は人通りも車通りも少なく安全である(が、お店は少ない)。

 

人力車も行き交い、また着物姿の人も多く、本当に「京都っぽい」ところである。そして我々はまるでヒッチハイカーのように見える。ポップとかもっと工夫せなあかんな…。

 

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お! 最初の迷い人、到来。

この方には京都市バスではなく、京阪「清水五条駅」までの行き方を教えて欲しいと言われた。ちなみに「清水五条駅」とは言うものの、清水寺からは結構な距離があるのでご注意を。

 

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人力車から眺められる人力交通案内・XL氏。なかなかシュールな光景である。

 

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人通りが少なく、ニーズもあまり無かったので、ポジションを移すことにする。しばらく様子を見て「ここは違う!」と判断したら、あんまり長居しないで柔軟に動くことも、この活動における重要なポイントである。

 

移動し、やって来たのは松原通り(清水道)と五条坂が合流する三叉路。ここは五条坂を上ってくるタクシーがガンガン走りまくっており、まあまあ危ない。

 

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そしてここから清水寺の方を眺めてみたらばこの通り! 平日、しかも雨が今にも降り出さんとする天候にも関わらず、この人だかりである。やっぱりそんな人気あるのね、清水寺。京都に「住んでいる」と忘れがちになるが、改めて観光都市・京都の力を実感する。しかしこの人波に入り込んでしまっては仕事にならぬし、我々は一体どこに位置すべきか? 

 

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…で、またヒッチハイカー感満載になってしまった。

これではいかぬ、これではいかぬぞ。

 

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再び即、移動。観光客は京都市バスで移動することが多いし、市バスが出るのはバス停だ。そして我々がやっているのは市バスの乗り継ぎ案内だ。バカバカしいくらい当たり前の原点に立ち返り、五条坂を下って東大路通りまで戻り、「五条坂」もしくは「清水道」バス停に行こうということになった。

 

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いやん! やっぱりこっちが正解だったのねん!

結局「清水道」バス停に向かうことにしたのだが、その道中でも結構声をかけられる。

 

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「清水道」バス停に到着。もう(しんどいし)しばらくは動かへんで〜。

…と、ここでしばらく迷い人を待つうち、ブツブツと何かを言いはじめるQ氏に気づく。

 

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「清水道〜清水道〜 次は〜五条坂に停車します」

 

とかなんとか。つまり今いるバス停の名前や次のバス停、次に来るバスなどを勝手にアナウンスしはじめたのだ。運転手風のビジュアルに運転手風のアナウンスが加わるというこの演出効果は抜群で、バス停に訪れる人の多くに「この人はなんか知らんけど京都市バスの関係の、なんか知らんけど親切な人だ」という錯覚を生むことになった(ように思う)。

 

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このオフィシャル感溢れる演出に引き寄せられ、気軽にQ氏に案内を求める人が増え、Q氏も(特に若い女性の場合)張り切って案内するという好循環が生まれはじめる。我々の活動はバス停と相性が良い! だって京都市バスの案内をしてるんだから! というシンプルな気づきを得るとともに、もっと早い段階で気づいても良かったのに! という軽い自責の念も脳内をグルグルした。

 

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好循環は更なる好循環を呼び、XL氏にも迷い人が近づきはじめる。ただ、この方の場合、「鼻を押すと案内してくれる」システムと勘違いをしたようだ。押すのはバスに乗ってから、降車するバス停の前のタイミングで降車ボタンを…でよろしくお願いします。

 

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また、人力交通案内は遊びではない。迷い人は行きたい場所に辿り着くために真剣だし、我々も間違った情報を提供するわけにはいかない。まるで戦場のような緊迫感溢れる上の写真は人力交通案内の「マジさ」を捉えた秀逸な1枚と言えよう。ちなみに今回の全ての写真は、同行した美馬くんによる撮影である。美馬くん、こんなところで突然なんだけど、たくさんのいい写真と多大なる協力をいつもありがとう。

 

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今回改めて実感したことは、やはり京都観光に来る多くの方々が、便利だけれどややこしいったらありゃしない京都市バスにちょっと困っている(戸惑っている?)という事実であり、実は間違ったバスに乗っている人も想像以上に多いのではないか? ということも思った。例えば「金閣寺」に行くつもりが「銀閣寺」に着いちゃった! みたいなハプニングは、結果として旅の思い出みたいなものになるのかもしれないが、ああ、京都には市バスのことを何でも知ってるヘンタイがいたなあ…という新たなタイプの思い出を、これからも多くの方々に届けられたらと思う。

 

次回、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」は、11月28日(火)、「金閣寺」に出没する予定である。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0)
やっぱりヘンタイ! 〜 京都人力交通案内@銀閣寺 〜

 

去る8/14(月)、京都人力交通案内に木ノ戸さん・Qさん・XLさん・四至本で行ってまいりました!!

少し暑さもマシになり交通案内もやりやすくなってきました!!

今回は初の銀閣寺周辺。お盆ということもあってか、たくさんの観光客の人たちの姿がありました。

 

 

お! 到着早々、白川通りの交差点でいきなり「銀閣寺はどこですか?」と聞かれてます。

幸先いいスタートと思いきや、このあと最初に陣取ったところではなかなか人が止まらず、その後も人の流れを見ながら場所を何回か変え、最終的に「バス停案内図」の近くに落ち着くことになりました。

 

 

しかし、この案内図…人力交通案内とは相性が悪かった!

ちょっとわかりにくいですが写真右端に写っているのが案内図です。QさんとXLさんはヘンタイ知識を持っているのにも関わらず、つい案内図を見てそれに当てはめて説明するもんだから、ヘンタイ知識と案内図の情報がこんがらがって逆にややこしくなってしまう! というヘンタイ現象が起こってしまうのです。これはかつてJR京都駅でも起こった現象ですが、う〜ん、案内図があると逆に下手くそになってしまう…やっぱりヘンタイですね〜。

 

 

さて、今回はか・な・り、たくさんの人が、どうやってゆけばいいのか? 迷っていて大忙しでした。

 

 

金閣寺、清水寺、祇園、平安神宮・下鴨神社などなど…。

 

 

いちばん多かったのは(予想通りの)金閣寺でしたが、「金」と「銀」を揃えたい! というシンプルな心理が世界共通、ヘンタイ的に働くものと思われます。

 

 

様々な案内の中で、QさんとXLさんのヘンタイっぷりが思う存分発揮される場面がありました。

それはある方に平安神宮への行き方を案内している時のこと…。

 

Qさん:203で行ける。でも車庫に入るかもしれん。

木ノ戸さん:でも車庫から出るやろ?

Qさん:でも運転手が交代するかもしれん。

木ノ戸さん:車庫に入るとか運転手が代わるとかそんな情報いらんねん!

 

そこにXLさんも割り込む。

 

XLさん:206も車庫に入るで!

 

いらん! その情報、全然いらん!

どのバスが途中で車庫入りするとか、運転手が代わるとかいう超マニアックな、そして案内を必要としている人を不安にさせるだけのヘンタイ情報を放り込んでくる…やはりこの人たち、間違いなくヘンタイです!

 

 

はい、気を取り直して。

Qさんと木ノ戸さんがタッグを組んで案内しているその向こうで…ん? XLさん、別の方のご案内ですか?

 

 

…なんと写真撮影を依頼されていました。XLさん、モテモテですねぇ。

しかしなんだかワケが分からない絵ヅラですね…。

 

そんなこんなで忙しく終了しましたが、知識がヘンタイすぎて、お困りの方を余計に困らせてしまったこと、QさんとXLさんがバラバラで案内をしたために交通案内名物のヘンタイ掛け合いができなかったことなど、反省する点もありました。

 

さて、次回の京都人力交通案内は、9/27(水)午後2時頃より、清水寺付近に出没予定です!

ぜひ皆さまも2人のヘンタイっぷりを体感しに来てくださいね!

 

(ししもと)

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 18:22 | comments(0) | trackbacks(0)
ほんとにヘンタイ! 〜 京都人力交通案内@三条河原町 〜

 

京都で一番の繁華街、河原町・烏丸エリアの京都市バス網がえらいことになってるのをご存知でしょうか。

「四条河原町」というバス停、1つに見えますよね。でも、交差点の東西南北にわかれて、9か所もあるんです。

 

そんなややこしい市バス事情も丸暗記してくりひろげられるヘンタイ記憶パフォーマンス、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。去る7月18日、私河原とQ・XL・「NPO法人くるくる」の杉浦さんとで三条河原町界隈にくりだしました!

 

 

中国よりお越しのかわいらしい女性、金閣寺にいきたいとのこと…

 

 XL :あっちのバス停から、205番! セブンイレブンの前のとこ。あともうちょっと向こうのバス停から59番。59番の方がすいてる!

河原:えっ! 何でですか?

  Q  :遠回りするからな。

 

この59番、河原町三条→三条京阪→四条河原町→四条京阪→三条京阪→河原町三条→京都市役所と、ぐるっと回って戻ってきてから進むんです。ルートまで暗記してるなんて、さすがヘンタイ!

 

 

つづいてフランス人のご夫婦、清水寺に行きたいとのこと…

 

 XL :四条河原町まで歩いて、207番!

河原:バス停ってどこにあるやつですか?

 XL :まっすぐ行って、曲がって…

 

この時、バス停の位置を河原がわかりそこね、間違った場所をお伝えしてしまいました…ごめんなさい。皆様、清水寺へいくバス停はローソン前だそうです!

9か所ある四条河原町のバス停、どこにあって、何行きのバス(しかも番号まで)が停まるかもわかるヘンタイです!

 

 

ところで、「方向幕」というのをご存知でしょうか?

「方向幕」とは、行き先などを表示するため車両に設置される幕を使用した装置で、回転して行き先を変更させるそうです。

QとXL、どのバスがどの位置で「方向幕」を回転させるかも暗記してました。

 

おそるべしバス力!! …回る瞬間が見たい方はぜひお声がけください。

 

 

最後は日本人の方、平安神宮に行きたいそう…

 

 XL :え〜っと、どうやったかな。

 Q :岡崎ループや!

 

美術館や動物園など文化施設があつまる岡崎エリアと、京都市中心部である河原町通り・駅などを結ぶ市バス「京都岡崎ループ」!

限られたエリアのみ走るバス知識まで余念がありません…。

運行ルートについてQ・XLの2人で盛り上がってましたが、話についていけませんでした(PCで調べると土曜日のみルートが変わるようです。ほんとにヘンタイ!)。

 

今回ご案内した6組中、日本人の方は1組だけ! …というグローバルに活躍する、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。

次回は銀閣寺に出没予定!

お見かけの際は ぜひお声がけください〜〜

 

(河原)

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 16:34 | comments(0) | trackbacks(0)
「境界線」上の京都人力交通案内

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Q&XLによるヘンタイ記憶パフォーマンス、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。

去る6月27日(火)、我々は前回(→)と同じく、世界的観光都市・KYOTOの玄関口、JR京都駅へと­を向けた。

 

実施場所を決めるにあたって「また京都駅でいいんちゃう?」とサラッと言ったのはXLさんだが、確かに京都駅にはどう行ったらいいのか困っている人が圧倒的に多いし、そして前回「許可とってますか?」問題が勃発したけれど、どこで許可をとればいいのか? そもそも本当に許可が必要なのか? 分からなかったので、僕としてはその確認もしたいと思って今回に臨んだのだった。

 

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今回も様々な発見があった。「迷い人」(=行き先や行き方を探る人たち)の多くは系統や主な行き先が表示された掲示板の前でにらめっこをしている。じゃあ、そこでお役に立てれば! と思って一旦陣を構えてみたのだが、なんだか上手くいかない。スムーズにことが運ばない。…なぜだろう? 

 

それは「迷い人」のみならず、他ならぬQさんやXLさんが掲示板に惑わされまくったからだ。

 

掲示板に表示されている情報は既に頭の中にインプットされているにも関わらず、掲示板があるばかりにそこばかり見てしまう。もう知っていることを掲示板の中から探し出そうとしてしまう。しかも、「間もなく到着します!」みたいなことまで表示されるので、「もう来る! もう来る!」とか、余計なことまで考えてしまい、結果として焦ってパニクる。

 

総じて言うと、みんなが掲示板頼りになって、何より大切にしている「生身のやり取りのオモシロさ」が削がれてしまう。

 

「親切過ぎるモノ」が「それが無くてもできるコト」を奪ってしまうという現象。なかなか深いな…とか思いながら、前回同様、目まぐるしく情報渦巻く掲示板から少し距離を置いたところに場を戻すことにした。

 

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人の流れはなかなか読めない。思わぬ方向から、思わぬタイミングで「迷い人」の皆さんから行き方を尋ねられるが、QさんやXLさんは手慣れたもので次々と的確な案内をささっとやってのける。中にはトイレやATMの位置まで聴いてくる人もいるから「帽子」というコスチュームが持つ効果は絶大だ。ちなみにQさんはこの日、全員が揃ってはじめる前に「ソリスト」として既にお2人の案内をしていたという(ワケあってQさんとは京都駅で直接待ち合わせていたのだ)。

 

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「迷い人」の半数以上は外国の人だが、割と曖昧な情報しか持たないままで行き方を探していたりする。写真のこの方はものすごく英語が上手過ぎて(当たり前だ)非常に聴き取りにくかったのだが、「グッドビュー」「テンプル」「メニーメニースモールショップ」「アップ」「ヒル」等の言葉が聴きとれた(気がした)ため、行き先を「清水寺」と断定。元気いっぱい歩いてゆくというので、「アソコをストレイト!」「ゴジョードーリでライト!」等の完璧な英語を駆使し、完璧な案内をさせてもらった。清水の舞台から落っこちてなければいいのだが。

 

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この方は日本語が堪能でご案内はしやすかったのだが、「2、3時間で行って帰れるええとこな〜い?」みたいなノンビリ屋さんだったので、皆で相談の末、「嵐山」をご案内した。「どこそれ? 全然聞いたことないわ!」みたいな感じだったので良かったのではないだろうか。渡月橋から落っこちてなければいいのだが。

 

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さてさてやって来られた警備員さんたち。今回は前回と違って、代わる代わるいろんな人が、遠巻きに我々を見ていたのが印象的だった。勧誘でもない、宣伝でもない、もちろん営利目的でもない、恐らく「ただ親切をしているようにしか見えない」(事実、そうである)我々にどうアプローチしたらいいのか、あるいはそもそもアプローチするべきなのか迷っている様子が見てとれて、この取り組みが「グレーゾーン」、何らかの「境界線」上にあることを僕は理解した。

 

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そのうちにこうして近づいて来たりするんだけれども、バンバン「迷い人」はやって来る。我々は困っている人に対し、ただ問答無用の親切をしている。だんだんと警備員さんたちが「真の迷い人」になってゆく様子がちょっとオモシロかったが、周りをウロウロされるのも気持ち悪いし、警備員さんに対しても気の毒な思いもする。そして何より「制服を着た人」(=たぶんある種の「力」を威圧的に匂わすもの)が近寄ってきただけで、ものすごく萎縮してしまうQさんの様子がちょっと痛ましかったのだ。

 

 

Qさんのこの委縮は「第43回プチコロリ(in 祇園)」でのあちゃみちゃんの様子に通じる(→)。「きっと理不尽に頭ごなしに、“ただ”怒られた経験がたくさんあるんだろうな…」という想像は僕の勝手なものだが、あながち間違っていないような気もする。でも理屈ではなくQさんは縮こまってしまっているわけで、やっぱり気持ち良く正々堂々と活動したい。そうしてこちらの方から警備員さんに話しかけてみた結果、やはり前回と同じく「看板ははずす。帽子はファッションだからOK」というよく分からない妥協点に落ち着いた。でもまだ気持ち悪い−「境界線」上にいるのはオモシロくもあるが、同時に気持ちの悪いことでもあるようだ、少なくともこの場合においては−。

 

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今度は「許可」はどこで取ればいいのか? 尋ねてみたところ(皆さん、それぞれ違ったことを言うものだから困ってしまったが…)、どうやら「それらしきところ」を教えてもらうことに成功し、実際にその場所に向かって詳しいお話を伺うことにした。

 

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「それらしきところ」へ向かう途中、なぜだかドアを開けてくれるQさん。

「許可は取ってますか?」と尋ねる僕。

皆、笑う。

 

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「それらしきところ」はこの「新京都センタービル」内にある…

 

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…「京都駅ビル開発会社」というところであった。担当者の方はすぐに、そしてとても親切にいろいろなことを教えてくれた。京都駅前のあの広場ひとつ取っても、細かく権利を所有している団体(この会社だったり、なんとか組合だったり、JRだったり)が違うこと。ボランティア活動に使用するという想定(ルール)がそもそもなく(やはり「境界線」)、イベント使用の規約しかないこと、そしてその使用料がとんでもなく高額で、使用するのは「行政」が殆どだということ等々。

 

警備員さんも「困るんですよね〜」と言っていたが、困っているのはその警備員さん自身(「こういうことをしてもらえるのは有難い」とも言っていた)だったし、この説明を受けている時の場合は、やはり僕たちの活動には理解を示しながらもどう扱っていいのか分からない担当者の方であったように思う。でも、僕たちもどうしたらいいのか困ってしまったので、「じゃあ、気持ちよく活動するにはどうすればいいですかね?」と尋ねてみたところ、京都市バスの案内に特化されているのであれば「京都市交通局」に相談してみられては? という(恐らく)グッドアドバイスをもらうことができた。

 

「許可」という「力」が持つ強大さの不思議とともに、きっと世の中のあちこちに存在する「境界線」をどう捉えるか? ということは、その社会が有する許容値(幅)みたいなものを示す、ひとつの指標なのではないだろうか…などと思った。

 

さあ、どこへ向かうか? 京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます」。

まだ僕たちの行き先は分からない。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 20:20 | comments(0) | trackbacks(0)
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@JR京都駅

 

2017年4月18日(火曜日)曇りときどき晴れ。

我々4人は京都の玄関口「JR京都駅」にいました。

 

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京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」であります。

 

ドドーーーーーン!!!

 

ひらめき 京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」とは?
スウィング・メンバーQとXLの驚異のバス力(ものすごいバスの知識)とまあまあの電車力による、
おせっかい交通案内。イベント会場等に出没し、とにかくややこしい京都の公共交通網を知識と記憶だけでねじ伏せ、観光客の方やお困りの方に、ベストな乗り継ぎ・行き方を
ご案内するヘンタイ記憶パフォーマンスです! (動画もあるよ!→

 

2012年からはじまったこの「仕事」。

スウィングが出展するイベントにちょこんと実施していましたが、今年度より独立?して毎月1回ゲリラ的に京都のいろんなところに出没することになりました!

 

その第1弾!であります。

さてさて、さっそく大量の写真とともに実践報告です。

 

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KINOTO「すみません、これからどこかいかれますか?バスわかります?」

裕子(仮名)「いえ〜。調べてきてるので大丈夫です〜。」

 

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小百合(仮名)「あの〜ここに行きたいんだけど、教えていただけますか?」

XL「あ!二条城の近くや!」

Q「うーーん、二条城前かな!?」

 

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KINOTO「よし!じゃあ、行き方ご案内して!」

XL「B1のりばから9系統に乗って「二条城前」で降りる」

Q「それか〜、B2のりばから50系統に乗って「二条城前」で降りる」

 

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小百合(仮名)「どうもありがとう〜♡」

 

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喜美恵(仮名)「「京都タワーホテル」ってどこかしら?」

KINOTO・Q「あっこです!見えてます!」

 

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Johnny(仮名)「SUMIMASE〜N KOBE IKITAINYAKEDO〜」

KINOTO「OK!OK!Train? JR? Platform number…」

XL「4 カ 5 ヤ!」

 

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Rahul(仮名)「BANBUーMITAIYO! DOKODESUKA?」

KINOTO「Bamboo? OK!」

Rahul(仮名)「KOKODESUYONE?(清水寺を指さす)」

KINOTO「No〜No〜Bamboo! ARASHIYAMA.SAGANO.Bamboo grove.」 

XL「サガノセン「サガアラシヤマ」デオリル!」

 

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KINOTO「やっぱ、見た目か!グラサン(色つきメガネ)から普通のメガネに変えてみよ。これで聞いてくる人増えるか実験〜!」

 

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Emma「Golden temple IKITAINEN〜」

Olivia「KIRAKIRA SUKIYANEN〜」

 

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Q「B2ノリバカラ キュウコウ 101 「キンカクジミチ」」

XL「B3ノリバカラ 205ケイトウ 」

 

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靖子(仮名)「柳馬場五条まではどうやっていくのかしら?」

KINOTO「柳馬場ですか?バスで行きます?Qさん、近いバス停ある?」

Q「う〜ん、バス停か〜」

KINOTO「どこか、お店に行くんですか?」

靖子(仮名)「大きいサイズの洋服のお店に…」

XL「そこ!きーさんと前行ったとこやー」

KINOTO「そのお店、川端五条ですよ。XLサイズの服とかある店ですよね?」

靖子(仮名)「まあ!柳馬場じゃなくて川端五条だったのね。」

 

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XL・Q「A2のりばから 205、17、4系統で「河原町五条」で降りて下さい」

KINOTO「そこから川を渡ると、お店が見えます!」

 

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警備員「すみません…なにかされていますか?」

KINOTO「どうやって行くのか困っている人に「交通案内」をしています」

警備員「そういうことを団体でしてもらっては困るんです。許可とってますか?」

KINOTO「何が困るのかよく分からないですが、許可が必要なんですね? とってないです。どこならやっていいですか?」

 

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警備員「ここは、JRの敷地内なんで…」

 

すると、そこへ、1人のおじさんが…

 

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谷口さん「なんでアカンのや!ええことしてはるのに!上司呼んで来い!」

KINOTO「(おじさんが怒っているのをそっと見守る)」

 

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結局のところ、色々言われましたが、首から下げている「プラカード」は外す、「帽子」はファッションだからOK!ということになりました。

 

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谷口さん、我々、これからもがんばっていきます!どうもありがとう!

 

この日、約2時間で25人の方をご案内しました。

二条城近くのお店、神戸、伏見稲荷、嵐山、高台寺、川端五条、四条河原町、京都タワーホテル、金閣寺、ホテル etc…みなさん無事目的地にたどりついたでしょうか?

 

とっても手ごたえのあった1日でした。

さて、5月はどこに出没しようかな〜?

 

♡おまけ♡

大量の写真の中にある有名人(カンサイ人ではありません)がいます!

探してみてね!

 

(かめい)

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 19:41 | comments(2) | trackbacks(0)
京都・住蓮山安楽寺「鹿ケ谷カボチャ供養」2015


今年も住蓮山安楽寺「鹿ケ谷カボチャ供養」に参加させていただきました。
Qさんが掲げているのはスウィングのてぬぐいふろしきで包んだ鹿ケ谷カボチャ!
ふろしきって便利ですね〜

今年の7月25日は土曜日ということもあり、例年にない大盛況!






長い行列が途切れないような状態でして、
厨房やお運びの皆さんは、カボチャが間に合わない!と大忙しでした。
スウィングのスペースも、例年より多くの方に声をかけていただきました!




そんななか、女子高生にひとりで声をかけにいくQさんのことは本当に尊敬します。
(この後すぐへとへとに疲れ切ってました...)






人力交通案内も、観光客の方にたくさん声をかけていただきました!




今回、初登場の投げ銭箱!

これまでは“無料ボランティア”として活動してきた京都人力交通案内を、“ヘンタイ記憶パフォーマンス”として捉えなおし、「投げ銭」というかたちで皆さまに評価していただこう!と方向転換したものです。
「バスだけにね!」(by 施設長)




片づけ後、みんなでカボチャをいただきました。
甘くて本当においしいのです。

参拝者の皆さま、安楽寺の皆さま、関係各所の皆さま、ありがとうございました〜!


わたなべ

 
| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 16:23 | comments(0) | trackbacks(0)
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」は突然に。 Part.3


スウィングから徒歩5分。世界文化遺産・上賀茂神社前のバス停に、観光客と思しき若い外国人男性が2人。ガイドブックを互いに指さし合いながら、何やら話し合っている。きっと次の目的地への行き方について相談しているのだろう。 

んもう!んもう!そんな時には「京都人力交通案内」があるのに〜。
テルしてくれたらすぐに教えちゃうのに〜。日本語オンリーやけど〜。




しかし残念なことに、2人はスウィングのことや交通案内のことを一切知らないようだ。(うん。そりゃそうだ。)こうなったら、QさんかXLさんがひょい!っとどこかから現れてくれないだろうか。そしてツカツカと2人に近づき、そのグローバルで規格外な実力を見せつけてはくれないだろうか。

…え!ウソ!マジで?マジでツカツカと2人に近づく人影が現れたよ!
…あれ?でもどうやらQさんでもXLさんでもないよ?

真っ黒いグラサンかけて、ちょいと腰曲げながらピョコピョコ手押し車押してるじいさんだよ!スウィングには完全に無関係な、でも極端にキャラの立ったじいさんがどこからか現れたよ!



「きゃないへるぷゆ〜?は〜、

どないしたんでっか?

…っちゅ〜っこと!!!」




うわあ!吉本新喜劇みたいなセリフかましながら、グラサンじいさん(仮)、2人の前にピタッ!と止まったよ!セリフの最後と止まるタイミングが寸分の狂いもなく合っていたよ!もう何か知らんけど何もかも完璧!

…インパクトの強すぎるジャパニーズグランパの唐突な登場にしばし目を白黒させる2人。グラサンじいさん(仮)はそんな2人の心情を察するように悠々とこうのたまう!



「怪しいもんではございません!

通りすがりのおじいです!」




異議あり!文句なしに怪し過ぎ!!!
ますます面喰らって顔を見合わせる2人に、グラサンおじい(決定)、今度はこう浴びせかける。



「ほんで?」



ほ、ほんで!??
...な~あ~、おじい~。雑にも“程”っちゅうもんがあるんちゃう?
ほら、2人も首ひねりまくって困りまくってはるやん?お願いやから、もちょっと丁寧にいけへん?




「ほんで???」




イヤイヤイヤイヤ。
ちょっと強い目に言うただけやがな!




…とにかくグイグイいくグラサンおじい。「ほんで?」じゃ通じないことがやっと分かったのだろう、今度はバス停の路線図を指さしながら「どこ行きたいんや?」 と分かりやすく(日本語で)投げかける。ああ!といった感じでようやくグラサンおじいの“やりたいこと”が分かった様子の2人は、ガイドブックをおじいに見せて指さす。 促されるままどれどれとガイドブックを覗き込むおじい。ワオー!想定外の英語版!(想定しとけっつーの。)しかし2人はハッキリと「城」のイラストを指さしている。こうなったらイラストを頼りに何とかカッコつけるしかないぞ!おじい! がんば!



「城か〜。

城いうてもナンボでもあるがな〜。 」




何を弱気な。ナンボでもは無い。



「伏見桃山城やろ〜?二条城やろ〜?…」 



おおっと?ここで2人から「そこそこ!」的なリアクション!
おじい、やったやん!後はぴゅぴゅ〜っと、バスの系統ご案内するだけでっせ!



「なんや二条城か〜。

…けど二条城いうてもワシ、

バスの専門家ちゃうからなあ…。」




なにそれ!?今さらなにそれ!??登場から今までの流れ、なんやったん!???
「きゃないへるぷゆ〜?」言うてたやん!「ほんで?」言うてたやん!

二条城なんかストライクゾーンど真ん中やん!上賀茂神社前から出てるんは4系統か46系統かほとんど走ってない67系統しかないんやから、もうどうでもええから一か八かいったらんかい!




…バス停の路線図を見ながら自信なさげに46系統の方を指すグラサンおじい。「知らんで?ワシ専門家ちゃうからな?知らんで?責任持たんで?」 とかなんとか(流暢な日本語で)言い訳を並べ立てている。「だいじょーぶやで〜おじい〜。二条城は46系統で合ってんで〜。二条駅前で降りて5分くらい歩かなあかんけどな〜。ほんまは67系統がドンピシャやけど、日中はほとんど走ってへん路線やしな〜。合ってんで〜。それでええんやで〜。それがベストやで〜。」遠くの方からQさんとXLさんの声が聞こえてくる。そう、おじい、アナタは(まあまあ簡単な)3択にまぐれかなんか知らんけど完全勝利したのだ。異国の地で困っていた2人を見事に助けたのだ。ほら、2人も「Thank you!Thank you!」めっちゃ嬉しそうに言うてはるんやん!

やがて、クルリ!と手押し車を方向転換、その場を立ち去るグラサンおじい。その背中に再び投げかけられる、(恐らく3、40分後には二条城に無事到着しているに違いない)2人からの心のこもった「Thank you!」。
しばらく行ってピタ!と立ち止まったおじい。またクルリ!と2人の方を振り返ると、真っ黒なグラサンを少し下にズラし、上目遣いにこう言った。



「あんだぁ〜すたぁ〜んど???」



木ノ戸
| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 17:26 | comments(0) | trackbacks(0)
【検証】「京都人力交通案内」とスマホの違い!


ひらめき 京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」とは?
スウィング・メンバーQとXLの驚異のバス力(ものすごいバスの知識)とまあまあの電車力による、おせっかい交通案内。イベント会場等に出没し、とにかくややこしい京都の公共交通網を知識と記憶だけでねじ伏せ、観光客の方やお困りの方に、ベストな乗り継ぎ・行き方をご案内するパフォーマンスです! (動画もあるよ!→



スウィングが2012年6月にスタートした京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。
複雑な京都の公共交通網に困惑する人々を救おうと、驚異のバスマスターQとXLが立ち上がった、人情味溢れるサービスである。(まあまあの電車力を有していたアッキーも一員でしたが、余りに知識がまあまあ過ぎて、先日ご勇退されました。)
これまでの出動回数、約20回。毎月第4日曜日に世界文化遺産・上賀茂神社で開催される、「上賀茂手づくり市」を主戦場としている。

しかし、この便利な便利なスマホ全盛時代。ちょちょいと調べたらどんなとこだって簡単に行けるっつーの!そんなおせっかい必要ないっつーの!
…果たしてそうだろうか?…機械に盲点はないのか?…アナタ、ただ目的地に行ければ、本当にそれでいいんですか???



−それではお2人、お願いします。まずは「京都駅」から「銀閣寺」に行くには?

Q:5番か急行100。

XL:でもエラいで。

−エラい?エラいの?

XL:うん。1番エラい。人いっぱい乗って来はるし混む。混むから時間かかる。

−じゃあ、どうしたらいいの?どうやったら楽に行けんの?

XL:地下鉄で「北大路」までいって、204番に乗ってもらう。

Q:500円(1日乗車券)では無理やけど座れるし早い。



−じゃあ、「京都駅」から「金閣寺」に行くには?

XL:205か急行101。

−これは混まへんの?

Q:混む。めっちゃ混む。

−じゃあ、どうやったら楽に行ける?

XL:まず9番で「北大路堀川」に行く。

−そこからは?

Q:205やろ、204やろ、12やろ、あと急行101と急行102。

−そんだけ?

Q:そんだけ。

−205混むんちゃうの?

XL:「北大路堀川」からやったらもう空いてる。座れると思う。

−XLさん、Qさん、ありがとうございました!



スマホじゃ分からんこともある!痒いとこまで手が届く!
どうですか、皆さん!この2人、相当な変態でしょう!
…というわけで、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」は各種イベント会場の他、お電話(075-712-7930/スウィング)でもお受けしています。もちろんスウィングに直接来ていただいても誠心誠意ご案内させていただきます。

次回の出動は7月25日(土)、京都・住蓮山安楽寺「中風まじない鹿ケ谷カボチャ供養」。
皆さまのご依頼を心よりお待ちしております!

木ノ戸
| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 16:46 | comments(0) | trackbacks(0)
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