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京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@平安神宮とかそのあたり

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Q&XLによるヘンタイ記憶パフォーマンス、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。なぜだかお天気に恵まれない我々であるが今回は晴れた、晴れた、まあまあ晴れた。前回、雨と雪のために断念したリベンジを果たすべく、去る2月19日(月)、京都・岡崎「平安神宮」に足を向けた(今回も美馬くんが同行してくれた)。

 

駐車場がなかなか見つからず少し離れたところに車を停め、平安神宮へと向かう。平安神宮の位置する岡崎エリアには京都市立動物園、京都市美術館、京都国立近代美術館等、様々な文化施設が広大な敷地内に数多く集まっている。なので平日であってもたくさんの人たちで大賑わい! と思いきや、現実はまるで真逆のチョー閑散…。それもそのはず、1週間で唯一あらゆる文化施設が休み! の月曜日をよりにもよって選んでしまったことをちょっとだけ後悔したが、今日は久しぶりにのんびりやれるなあと一瞬で気持ちを切り替えた。

 

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そんなこんなで第1号の「迷い人」は突然に。「三条京阪」まで行くにはどうすればいいか? にXL氏が答えているが、Q氏のエンジンは全く起動していないことが見てとれる。まだ平安神宮に着く前やからね…。変なとこマジメやんね…。

 

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このようにご案内。

やはり(皆さんご存知の)「岡崎ループ」にご乗車いただくのがいちばん良いかと思います。

 

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どーーーーーん!!!!!

 

平安神宮、着いた。そしてこんな風に陣取った。

左にXL、およそ10メートル開けて中央に僕、更におよそ10メートル開けて右にQという人力交通案内史上、最も大胆かつ巨大な布陣である。バカ丸出しに見えなくもないが、そうでもないんでちゅ。ばぶぅーーー。この平安神宮の入り口的な「応天門」には2つの出入り口的なヤツがあり、つまり「迷い人」がどっちから出てくるか分からない。だからQかXL、どちらかがキャッチした「迷い人」の元に他の2人がダッシュで集結! という戦術を取ったのである。やっぱりバカなんじゃないか…と思われるかもしれないが、それくらい人がまばらで、尚かつ我々はまだまだ走れるっちゅーこと! …いや、Q氏はムリやと思ってたけど。

 

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でも結局、じぇんじぇん人がいなかったので早々に場所を変えよう! と決断。

ここ、「岡崎公園 美術館・平安神宮前バス停/Aのりば」に移動する。

 

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「引き」で見るとこんな感じ。じぇじぇじぇ!!!!! 鳥居でっか!!!!! 

この「大鳥居」、高さ24.2メートルだそうです。デカいXL氏が小人に見えるぜ…。

 

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ああ! あかん! あかん! 「大鳥居」撮りたい気持ちは分かるけど、そういう道路の真ん中に出るようなルール違反のヤツ、Q氏の逆鱗に触れるねんて! 自分もいろんなルール違反おかしまくりのQ氏の逆鱗に触れるねんて! 

 

…全然、車走ってないからいいんやけどね。そもそも世の中、ルールが多過ぎんねん。で、「ルール守らなきゃ! でも守れない!」のQ氏が、自分よりもっとルール守れてないっぽい人見つけて怒る! みたいなことになってんちゃうかなあ、と。でもまあ、こんなん言っててもはじまらない。今は「車も来てないのにマジメに横断歩道渡る」とかして、Q氏のご機嫌を取るしかない。

 

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本題に戻る。

我々が陣取ったのは「岡崎公園 美術館・平安神宮前バス停/Aのりば」であるが、ほれ! このあたりもほれ! こんな風なことになっちゃってますよ! A、B、C、D、E、F、Gて! ホントにややこしいったらありゃしない! じぇじぇじぇ!!!

 

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で、「Aのりば」からの行き先はこんな感じ。これはまあまあ、シンプルな方かな。

 

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はい、あらためてご案内開始。月曜日の岡崎エリアには人力交通案内的には珍しい日本人ばかり。流暢な英語を使う機会がなかったのは残念だったが、人が少ない分、ゆったりと丁寧なご案内ができたと思う。

 

…こら、XL。輪ぁ〜に加わらんかい。

 

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今回オモシロかったのは、あまりメジャーではない、外国人観光客ならまず行かないような「行き先」を目指す女性たちに数多く出会ったことである。例えばこの方たちに尋ねられた「建勲神社」。織田信長を祀る神社として知られてはいるが、なかなかご案内する機会はない。記憶にない。また、行き方もちょっと難しい(まずは「46」系統に乗って「ライトハウス前」下車、「206」系統に乗り換え、「建勲神社前」下車)。「建勲神社」へはこの方たち以外にもここでもう1組をご案内。「日本人女性観光客、空いてる月曜日に建勲神社行きがち率」は相当高いと推察される。

 

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さらに別の方たちには「高台寺」への行き方をご案内。「高台寺」と言えば豊臣秀吉ではないか! 信長と秀吉が揃った! じぇじぇじぇ!!! とひとりテンションが上がったが、Q氏とXL氏は「46」か「急行100」か「急行110」か「岡崎ループ」か「5」に乗って「東山三条」下車、「202」か「206」に乗り換えて「東山安井」下車…と超クールに伝えていた。ちなみに「202」は本数は少ないが空いており、「206」は本数は多いが混んでいるのだそうだ(知るか!)。

 

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「歴女」ご案内連発の他には京都一の繁華街、「四条河原町」に行きたい方が多数いたのが印象的だった(やはり全員日本人だった)。やっぱなあ、河原町行くねんな〜。

 

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さて、先に見ていただいた通り、この辺りには「のりば」がたっくさんあるから、「Aのりば」向かいの「岡崎公園 美術館・平安神宮前バス停/Bのりば」に移動する。こちらはさらに人通りが少ない。

 

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はい。「Bのりば」は非常にシンプル。これでは迷いようがないように見えるが、「のりば」自体を間違える人がいるに違いない、というのが我々の読みである。

 

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お! 来たよ! 来たよ! しかもなんとこの方の行き先はまたまた「建勲神社」!!! 

…マジで、どしたんや、建勲神社。…まさか2月19日と信長に何か関係が??? …と思い立ちググってみるとなんと!!!

 

 

信長の子孫、織田信成氏の出演番組「織田信成 涙のオリンピック 〜知られざるサイドストーリー〜」(テレビ朝日)の放映日ではないか!!! 


たぶん何の関係も無い!!!

 

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はい、この方へのご案内に戻る。

まず、「のりば」が間違っている(「Bのりば」ではなく向かいの「Aのりば」から乗る)ことを伝えた上で、その後の行き方をご案内する。

 

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がしかし、かなりの行動力を持ったこの方、「ありがとう」と言いつつ、なんとかもっといい行き方はないかとご自分で探り続けている。すげー! こんな展開はじめて!

 

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おせっかい2人が駆けつけて様子を伺うと、(皆さんご存知の)「東山仁王門」バス停まで徒歩で移動し、そこから「206」に乗るという戦術を考えているという。確かに…。(皆さんご存知の通り)ここから「東山仁王門」までは地理さえ分かれば徒歩でも近い。僕はおお! と感動し、バスに乗ってもらうことばかり考えていたせこい己を1ミリだけ反省し、「東山仁王門」までの徒歩での行き方を改めてご案内させていただいた。

 

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はい、Qさん、ちと遅い。

XL氏と行動力の方は既に気持ちよくお辞儀を交わし合っているよ。

ほんで遅れてきたあなたのせいで僕がいないことになっているよ。

僕はここに立っているよ。汚れた顔をしてるけど。

 

というわけで、今回のレポートは終了。普段、外国人観光客のご案内ばかりしているせいか、日本人に日本語でご案内することを新鮮に感じたり、月曜日の静かで広々とした岡崎エリアを堪能できたりでとっても楽しかった。また今度、月曜日以外にも来てみたいと思う。

 

次回、京都人力交通案内は明後日3月26日(月)、「二条城」に出没する(遂に完成した「ユニフォーム」もお披露目!)。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0)
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@雪舞う、祇園

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Q&XLによるヘンタイ記憶パフォーマンス、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。今回は1月22日(月)に出動した「雪舞う、祇園」編をお送りする。

 

当初この日は「平安神宮」を予定していたのだが、あいにくの雨。「やむかもしれん」とか「あっちは降ってないかもしれん」とか言いながらとりあえず向かった「平安神宮」はやっぱりダダ降りで人影もまばら。何より我々が雨をしのげる場所が見つからなかったので、「どうしようか…」と考えた末に「祇園」を思いついたのである。

 

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京都・祇園。

 

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その祇園にある「よしもと祇園花月(祇園会館)」。

ここなら屋根があるし、バス停もあるし、人も多いんじゃないか? という読みを働かせた次第である。

 

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うむ。読みは当たった。

 

雨が降っている上にとにかく寒い寒い日であったが、次々に「迷い人」を発見。なぜかQ氏とXL氏の頭の中にほぼ全部インプットされている京都市バスの路線・系統情報を駆使し、目的地へのベストな行き方、乗り継ぎをご案内する。

 

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ところで祇園には我々が陣取った「よしもと祇園花月(祇園会館)」前の「Cのりば」に加え、通りを挟んで「Aのりば」と「Bのりば」が存在する。A、B、Cと違うのにバス停の名前は「祇園」ですべていっしょ! という状況がややこしいのは言うまでもなく、事実今回、本当はA(もしくはB)から乗るはずなのにCに来ちゃっている人に数多く出会うこととなった。

 

この状況は金閣寺「前」と金閣寺「道」の混乱(→)に少し似ているなと思った。

 

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また、加えてA、B、C、各のりばから出ているバスの系統がこんだけあるので、ややこしいったらありゃしない! を通り越して、なんかもう見る気もしない。でも実際、我々をアテにしてくれる人たちは本当に見る必要が無いのですよ! だってQ氏とXL氏の頭の中にこれら(だいたい)全部入ってるんだから! さあ! ど〜ん! といらっしゃい!

 

あらためてなんてモノを頭の中に入れてるんだろう…と思う。

 

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「祇園/Cのりば」からご案内した行き先ナンバー1は「銀閣寺」だった。ここから銀閣寺に向かうには「203」か「急行100」で乗り換え無し1本。しかしQ氏とXL氏は揃って「急行100」を強く推しまくる。急行だから停車するバス停の数が少なくて早い! までは僕でも分かったが、よりグッド! なのは「203」は銀閣寺「道」までしか行かないが、「急行100」は銀閣寺「前」まで行くので近くて分かりやすいのだと言う。雨の日だけにこの情報はかなりステキ! と思ったが、各地に張り巡らされた「道」と「前」の罠って一体なんやねん…。

 

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この方たちにも「銀閣寺」の行き方をご案内。皆さん日本人で意思の疎通もしやすかったため、間もなくやって来る「203」をスルーして「急行100」を待ってもらうという、トリッキーな案内をさせていただいた(理由は上記の通り)。

 

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ダイヤも乱れまくって「次のバスがいつ来るか分からない」状況でこうした案内をするのは勇気の要ることなのだが、バスの待ち時間にいつしか雑談を交わし、「信じるわ〜、あんたらお金取れるわ〜」とまで言ってもらえるくらいに段々と仲良くなったことが大きかったのだと思う。人力交通案内の最中にはこうした予期せぬ友情(?)のようなものが生まれることが時々あり、Q氏やXL氏は知らないが(たぶん興味ないが)、個人的には密かな楽しみだったりする。

 

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「銀閣寺」以外のご案内で非常に興味深かったのは「祇園はどこですか?」と、「祇園」のど真ん中で「祇園」を探している人たちがかなりいたことである。最初は僕たちの方が面くらってしまってひたすら「Here!」と言いまくっていたが、なんか上手く通じない(当たり前だ)。そうしてふと、世界各地の皆さんは「祇園」らしい「祇園」、つまり「花見小路」を探しているんじゃないか! ということに気がついた。

 

 

アバウトな「祇園」に来ることはたま〜にあるし、なんとなくただの地名として理解してしまっているけれど、庶民として京都に住む者としてはあまり来ることがない(と思われる)場所、「花見小路」。そうか! ここが世界標準の「祇園」なのか! と気づけたことは1つの、「灯台もと暗し」的な大きな発見だった気がする。今回のような雨の時にはまた「祇園」に来ることもあるかと思うので、この発見を今後も忘れず活かしてゆきたい。

 

そう…今回は…雨…。

 

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よしもと芸人の中に入ってごまかしてみても、雨は…雨…。

 

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…ていうか、雪!!!

 

もう寒くって耐えらんない! というわけで、「Cのりば」よりももっと分かりやすく屋根に覆われた「Bのりば」へ(軽い運動も兼ねて)そそくさと移動する。 

 

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はい〜、スタンバイ、オッケイ〜!

でも全然、寒さは変わらず…。XL氏、手がかじかんで動かないようである。

 

 

シャケが取れなくなったら困っちゃうね…。

 

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ぐお〜! 「Bのりば」なんか激しい!! 激戦区!!! 

しかし、よ〜く目を凝らして見ると、著名な観光地は「金閣寺」くらいしかないようである。

 

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はいはい、どこですか? 「金閣寺」でしょ? 

え? 違うの? 四条河原町? 歩いてもいけまっせ?

 

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…て、言うてる間にバスが来たので、(軽い運動も兼ねて)バスをSTOPさせてご乗車していただきました。

 

よい旅を。寒いけど。

 

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このお2人には「烏丸御池」までの行き方をご案内。バスだけでなく地下鉄もOK! ということだったので、市バスから地下鉄乗車の最短ルートをご案内したのだが、Q氏が「地下鉄/国際会館方面行き」のことを「コクサイカイカンホーメーン!」と英語っぽく言っていたのがオモシロかった。これ、「人力交通案内あるある」である。ちぇき。

 

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あまりの寒さに冬眠の準備をはじめたXL氏をよそに、予想通り「金閣寺」ご案内ラッシュがはじまる。「金閣寺」への行き方はシンプルに「12」系統で1本! のみを淡々と続ける2人。なんか知らんけどそれがベストなのだろう。ところで1つオモシロかったのは「ろくおんじの行き方、分かりませんか?」と尋ねる「迷い人」がいたことである。ご存知の方はご存知かと思うが、「鹿苑寺(ろくおんじ)」とは「金閣寺」の正式名称である。にも関わらず滅多に耳にすることも口にすることもないし、「金閣寺」が圧倒的に一般的といって間違いない。恐らくどこのバス停にもこの名は表示されてはいないだろう。尋ねられた時、(日本人ではなかったし)言葉としては上手く聞き取れなかったのでスマホの画面を見せてもらうとそこには「鹿苑寺/Rokuon-ji」。なぜに!?? と共に、高校生の頃に習ったなあ…となんだかちょっと懐かしい気持ちがした。


さて。突然だが、人力交通案内史上、最大の失敗をここに告白する。

 

これまでの最大の失敗と言えば、かつてこの活動のメンバーだったアッキーによる『中途半端な市バスの知識しかないのに「迷い人」を「聞いて! 聞いて!」と深追いし過ぎて怒らせる事件』がトラウマ級に断トツだが、ショック…という意味では今回の一件の方がやはり根深い。

 

…写真のこの方、かなりの大所帯で京都へと来ていた外国人観光客ご一行のお1人である。

行き先は「金閣寺」。回答はシンプルに「12」。

 

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…が、その「12」系統が実際なっかなか来ず「もう20分も待ってるのよ! あと何分待てばいいの? 他の行き方は無いの?」とこんな感じになり、「じゃあ、それなら…」と案内してしまったのがまずかったのである。

 

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やって来た「201」系統に乗ることを3人全力ですすめ、でも、もうバスは来てしまっていたので乗り継ぎ案内を完了することができず、この方たちをXL氏と共に追っかけ、車内にまで一瞬乗り込み、(この方の機転で)乗り換え地点をスマホに録音させることに成功したのである。

 

「シジョウホリカワ(四条堀川)!」と。

 

…が、ダメなんである。…「金閣寺」に行きたい人が「四条堀川」で乗り換えてもダメなんである。混乱の中、XL氏はなぜか「二条城」への行き方を案内してしまったのだという。このことを直後に知り、僕たちはかなり凹んでしまった。今回も同行してくれた美馬くんもかなり凹んでいた。誰も悪くないと思う。でも我々は焦ってしまい、「金閣寺」に行きたがっていた人たちを「二条城」にご案内してしまった。全然違う。やっぱり、後味は悪い。

 

…では、本当はどこで乗り換えてもらえばよかったのか?

今、ついさっき、XL氏に電話をして確認する(2月15日午後8時半)。

 

「なあ、はっちゃん(XL氏の本名:服部光男=はっちゃん)、先月の交通案内で間違えたん覚えてる?」

 

「うん、覚えてる」

 

「あれ、本当はどこで乗り換えてもらったらよかったん?」

 

「四条堀川」

 

「…四条堀川!??」

 

「そう。四条堀川から急行101」。

 

「…で?」

 

「金閣寺道で降りる」

 

わお!!! なんや!!! 合ってたんかい!!!

なんだかよく分からないが、「二条城」と勘違いしたことはしたらしいが、「四条堀川」乗り換えで結果オーライ! だったらしい。美馬く〜ん、安心やで〜。あの人たち、ちゃんと(たぶん)「金閣寺」に着いてんで〜。

 

あー、なんかホッとした…。

でも、どんな時も焦らないことが肝心!!! これは確かな教訓!!!

 

というわけでアッキーによる『中途半端な市バスの知識しかないのに「迷い人」を「聞いて! 聞いて!」と深追いし過ぎて怒らせる事件』を最悪の失敗としてキープしつつ、次回、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」は来る2月19日(月)、「平安神宮」に出没予定である。ちぇき。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 21:03 | comments(0) | trackbacks(0)
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@師走の嵐山

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まいど! 碁盤の目のような京の街に、網の目のように張り巡らされたとってもややこしい公共交通網(主に京都市バス)のベストな乗り継ぎをご案内する、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」という活動をやっておりますメガネ3人組、左からXL、Q、木ノ戸と申します! どうぞよろしくお願いいたします!

 

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しかし表情冴えんなあ、おい。XLさん、でっかいあくびしてるし、Qさん、口半開きの疲れてる時や何かが気になって腹を立ててる時の顔してるし。…しかしこれ、単独行動やったら間違いなく全員、不審者やな。…不審者が3人集まったら不審者感が3分の1に薄れるんやろか。…それとも3倍になるんやろか。どっちにしたって見た目じゃなくって中身で勝負! の我々やからな、さあ張り切っていこうぜ!

 

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というわけで昨年末、慌ただしい年の瀬に向かったのは前回の「金閣寺」に続いて、ザッツ! 京都! な超観光名所「嵐山」である。嵐山にも金閣寺と同じく複数のバス停が存在するが、金閣寺ほどややこしくはない(→)。いや、ややこしいのはややこしいのだが、金閣寺と違って目に見える範囲に「本当はこっち!」のバス停があるので、上の写真のように指差し一発「あそこです!」でご案内することができる。とはいえ今回我々が陣取った、その名も「嵐山」バス停は京都市バス3系統、加えて京都バス9系統(!)の通過点になっている。うむ。やっぱりややこしい。さあさあ、「迷い人」の皆さん、ええのん放り込んでくださいよー。

 

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さすがは嵐山。12月下旬のド平日になかなかの人手である。しかし冬は皆、着る服の色が暗いね。もうちょっと明るい色溢れたらいいのにね。

 

お、XLさん、「迷い人」はいないか、目を皿にようにして行き交う人々を見つめている。…いる? …ほんまに?

 

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またあくびしとるやないか!!! 

余裕も結構やけれど、やる気が感じられんぞ! な、Qさん、なんか言うたって!

 

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ぶわっは!!! なんや? 何を打ったらそんな顔なるんや?

 

とにかく頼むで、2人とも…。

 

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はいはい、来たで来たで〜。この「迷い人」には「京都大学」へのベストな行き方をご案内。もちろん皆さんご存知の通り、市バス93系統に乗って「熊野神社」下車、201か206か31か65に乗り換えて「百万遍」か「京大正門前」下車で到着! とご案内した。もちろん皆さんご存知の通り、「31と65は本数少ないけどたぶん座りやすいですよ」というプチ情報も放り込ませていただいた。

 

ところで写真右端に売店(?)の女性の姿が写っているが、今回、このおばちゃんたち(もうおひとりいました)との間に生まれたやり取りもとても楽しかった。売店はバス停のすぐ後ろにあったから、おばちゃんたちは嫌でも我々の活動の意味を理解することになる。するとそのうち、ノリのいいおばちゃんたちが「そこやったら〇番! 〇番!」(〇系統のことを多くの人は〇番と呼ぶ)とか、我々のサポートメンバーみたいになってきたのだ。そんなこんなでおばちゃんたちとはいつの間にかちょっと仲良くなり、帰り際には「今度は(平日よりももっともっと人が多い)休みの日に来てな!」とか言っていただいた。僕はおばちゃんたちへの「ありがとう」の思いも込めて、QさんとXLさん(と今回も同行、撮影してくれた美馬くん)に「なんか温かいモノおごるわ!」と言ったのだけれど、Qさんがここぞとばかりに550円(!)の「神戸牛肉まん」を頼みやがったのにはオモロムカついた。京都も嵐山もなんも関係ないやんけ…。

 

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にゃん。。。

 

か〜〜〜わい! って、なるか!!!

なあ、XLさん、なんか言うたって!

 

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って、あんたは年の瀬にソフトクリームかい!!! 「食べよ」思た直前に「迷い人」現れて食えへんのかい!!!

 

この方には宿泊先のホテルまでの行き方をご案内。

 

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この日は時々、小雨ちらつく不安定な空模様。…僕は一体誰と話しているのだろうか?

 

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お、これはなかなか緊迫感溢れる1枚である(美馬くんの撮影にも焦りが感じられる)。緊迫感の理由は「もう来てしまっている」このバスに乗ってもらう必要があったからだ(「京都国際マンガミュージアム」までの行き方をご案内)。こうした局面は「なぜかバス1本で行ける行き方や、乗り継ぐとしてもトリッキーな行き方を熟考しがちな」Qさんはあまり得意ではなく、XLさんと僕との迅速な対応力が試される。しかし男4人、国境を越えて全員、上着が黒いね。もうちょっと明るい色味、考えてみてもいいかもね。

 

ちなみに京都人力交通案内史上、最も緊迫した場面はコチラ。

 

 

全員ウンコがもれそうで、たぶんトイレを探しているのだと思う。

 

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ところで今回の案内で圧倒的に多かったのは「金閣寺」だった(他は「銀閣寺」「広隆寺」「二条城」等)。前回の金閣寺でも【金閣寺 → 嵐山】を案内することは少なくなかったが、【嵐山 → 金閣寺】ほどではなかった。嵐山からの移動はそれほど交通の便が良くなく、逆に金閣寺からはいろんなところへアクセスしやすいといった交通事情も関係しているのだろう。なんにせよ、やっぱり著名な観光地はすごいな! というか、強いな! と思った。

 

話題変わって、我々3人のチームワークについて。前回の記事にも書いたが、良い時の案内は上の写真のように3人が寄ってたかっており、XLさん、Qさん双方が互いの知識やアイデアを補い合い、「迷い人」に対していい感じのご案内をすることができる。2人ともものすごい知識を持っているのだが、「あれ? どうやったかな?」とか「なるほど! その手があったか!」となることは当たり前に多い。

 

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これ最高。男4人がこんなに至近距離で集まること、滅多にないと思う。

 

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一方、あまり良くない時の案内はこんな感じ、3人がバラバラになってしまっている。この場合、大した知識を持っていない僕が孤立してしまっているが、2人から「その日に学んだ知識」でなんとか対応をしている。Qさんは明らかに若い女性への案内を喜んでしており、XLさんは「このスケベ野郎…」といった眼差しをQさんに向けている。まあ、それはどうでもよく、複雑な行き方を口頭のみで伝え、「書いて渡せない」というのが一番の問題となる。でも、見ての通りの人だかりの中で、3人いっしょをキープするのも実際問題なかなか難しい。

 

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また、我々がバス停とほぼ同化してしまうことによりオフィシャル感が高まり、「迷い人」にキャッチしてもらいやすくなる(この時に学習しました! →)。同時に有意義なサービス感も高まるらしく、「おいくらですか?」と聞かれたこともあったので、今後は「タダであること」を分かりやすく明記した方がいいのかもしれない。

 

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今回、今までになくこの活動を楽しい! と感じた。多くの方に行き方をご案内したことはもちろん、売店のおばちゃんたちと知り合えたこと、普段訪れることのない嵐山がとっても綺麗だったこと、そして何より「12月にしては暖かい日だったこと」が大きかったんだと思う。暖かいって大事! 

 

さて、京都人力交通案内は本日1月22日、雨やみぞれが降り、やがては雪も舞い散っていた「祇園」でまたひと仕事を終えたところである。とにかく(嵐山と違って)めちゃくちゃに寒かった! というのが一番の感想であるが、いつも通り様々なご案内があり、ファインプレーがあり、またかなりの失敗もあり、といったホロ苦オモロい時間であった。報告はまた後日です!

 

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にやり。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 18:36 | comments(0) | trackbacks(0)
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@(実は結構ややこしい)金閣寺

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京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。紅葉シーズンど真ん中の11月は、世界的観光都市・京都の数多ある観光スポットの中でも不動の人気を誇り続けるゴールデンテンポー! 「金閣寺(鹿苑寺)」へ向かうこととなった。

 

 

しかしなぜに「金閣寺」はこれほどまでに人気があるのか? これまで考えたことすらなかったが、やっぱり「ぜんぶ金だから!」という理由しか思いつかない。ではなぜに人は「金」に惹かれるのか? やはりこれまで一度も考えたことがなかったが、恐らく「とってもきらびやかでとっても綺麗だから!」で間違いないと思う。素晴らしい。実にシンプルである。が、その一方で金閣寺での交通案内はそれほどシンプルではない。なぜか? それは金閣寺近辺に、「金閣寺(きんかくじまえ)」と「金閣寺(きんかくじみち)」という2つのバス停が存在することに他ならない。しかもこれは“バス停の名前”なのであって、北行きだったり、南行きだったり、系統番号によって違ったり、つまりバス停の数自体はもっとたくさんあるのだ。

 

しかも「金閣寺」バス停(以下、「道」停)があるところはなぜだか地名的には「金閣寺」であり、その「金閣寺」バス停(以下、「前」停)があるのは当然別のところだったりする。更には「金閣寺道」はバス停の名前としてあるだけで、実際には“そんな道は無い”のである(金閣寺の方に聞きました)。

 

これ迷うぅ〜! これ絶対絶対、迷うぅ〜! 

 

…に違いないという推測のもと、我々一同(Q、XL、木ノ戸、美馬くん)は“京都に住んでるとよく知られる観光名所にはなかなか行かない”という鉄則通り、ほとんど行ったことのない金閣寺へと車を走らせた。

 

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はい! こちらが「前」停。文字通り金閣寺のほぼ真ん前にあるが、金閣寺をちょうど出たところには無いので、ちょっと分かりづらい。お、XL氏、帽子をかぶる前から案内をはじめております。Q氏(写真右)はまだやる気ゼロ…。

 

 

「前」停は「北麓亭」のちょうど左あたり。出口ではなく広大な金閣寺敷地前に立地している。

 

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で、こちらが金閣寺出口からおよそ150メートルほどのところにある「道」停付近の様子。ここは「前」停より少し距離はあるが、金閣寺を出たところにある通りをズドン! と真っ直ぐに行けば辿り着くので、分かりやすいっちゃ分かりやすい。でも、ね? 「金閣寺」バス停なのに地名は「金閣寺」になってるでしょう? ややこしや〜、ややこしや〜。 

 

 

ね? ズドン! の通りは「金閣寺道」ではなくって「鞍馬口通」になってるでしょう? ややこしや〜、ややこしや〜。 

 

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というわけで、今回は「前」停からどこかへ行く人はもとより、「道」停から乗るはずなんだけど、間違って「前」停に来ちゃう人も大勢いるんじゃないか? という推測のもと、「前」停に陣取って案内を行うこととなった。ややこしや〜、ややこしや〜。

 

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はい! 予想的中! この指差すポーズが出ている場合は「ここじゃなくってもう1個の方ですよ!」と「道」停の場所をまずご案内し(「ストレイト!&信号んとこでライト!」)、更に行き先に応じたバスの系統案内をしている風景である。ややこしや〜、ややこしや〜。

 

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この方も〜、ややこしや〜。

 

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この方も〜、ややこしや〜。

 

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この方も〜、ややこしや〜。

 

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お! ようやくノーマルな案内である。金閣寺からの「行き先」で多かったのは「龍安寺」「嵐山」「京都駅」「伏見稲荷」…といったところ。「龍安寺」へはバス1本ですぐ、「嵐山」へはマイナーなバス停での乗り換えが1回必要、「京都駅」や「伏見稲荷」は一旦「道」停に移動してから乗ってもらう必要があった。また「四条河原町」等の繁華街へ行きたい人も当たり前に多かったが、少なからぬ人たちが「真逆方向のバスに乗ろうとしている」という事実にはあらためて驚かされた。先ほども書いた通り、バス停の名前(系統番号)は1つでも、行き先に応じてバス停の数は複数あったりする。今回の場合、間違って真逆方向に乗ってしまうと、文字通り“繁華街とは真逆のまあまあの山奥”に連れて行かれることになる。こうしたハプニングも旅の醍醐味なのかもしれないが、「相当数の人たちがバスを乗り間違えている」のは紛れもない事実であろう。

 

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さて、我々3人のチームワークにも触れておきたい。上の写真では1人の「迷い人」に対して、3人が寄ってたかっているが、これが実は1番いい感じの状況である。今回もそうだったが「迷い人」は一度に複数人やって来ることも多く、その多くは外国人である。この活動はQ&XLのヘンタイ記憶を結集してベストな行き方、乗り継ぎをご案内するのがモットーだし、3人がバラバラになってしまうと案内が中途半端になってしまったり、紙に書いて渡すことが難しくなったり、とにかくわちゃわちゃ〜とまとまりが無くなってしまうため、1人の「迷い人」に3人が集結! が原則なのである。

 

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はい、これが悪いパターン。Q氏と僕からXL氏が離れているため手前の「迷い人」がXL氏を狙っているのが分かる。

 

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そうなるとXL氏はひとりで、口頭のみで案内をすることになり、これでは的確な案内ができなくなるリスクが日本人の場合で300倍くらい、外国人の場合で3億倍くらい高まるのだ。ところで「迷い人」(つまり京都観光している人)は本当に外国人が多く、恐らくその半分くらいが韓国や中国の人たちであると思う。だから一見、日本人に見えてもそうじゃなかったり、逆に「Can I help you?」と話しかけても「あ、だいじょうぶです」とか不審げに返されることも少なくない。ま、どっちにしろ見た目で分からないものは分からないので、適当にやってゆくしかない。

 

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ところで基本的に外国人への案内は、Q氏やXL氏の仲介役となる僕の、非常に限られた英語力がキーになってくるのだが、分からないことはお互いに聞き返すし、案外いけてる! と自分では思っている(真実は知らない)。

 

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しかし今回想定外だったのは飛び交う英語がQ氏に伝染し、Q氏がいつの間にか、例えば「205」系統のことを「トゥー・ゼロ・ファイブ」とか言い出したことだ。これには僕の方が「あんさん、誰やねん! あんさんは日本語でええから!」と混乱してしまった。でも、めっちゃオモシロかった。XL氏に英語が伝染することはなかったけれども、(書いても分からないかもしれないが)「にぃ〜、まぁ〜る、ごぉ〜」とかイントネーションだけ英語っぽくなったりして、これもめっちゃオモシロかった。

 

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今回の交通案内は読み(「前」停と「道」停の混乱)もピタリ! と当たり、またニーズもめっちゃ高かったのでかなり手応えがあった。実は本日、クリスマスの「嵐山」に行ってきたところである(レポートはまた来年!)が、観光名所に行くのは普通にオモシロい。本当に普段行くことがないので新鮮でオモシロい。というわけで我々自身が京都観光をちょっぴり楽しみながら、来年も(月イチで)続く京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。次回新年一発目は1月22日(月)、「平安神宮」に出没する。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 19:04 | comments(0) | trackbacks(0)
京都カラダ直角化計画「碁盤の目より愛をこめて♡」@清水寺

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…なんだ、QとXLのこのザマは。

 

Qはポカンと口を開けて突っ立ち、XLなどは疲れ果ててプイッ! っと後ろを向いてしまっている(心なしかサイズもちっちゃくなってないか?)。

確かに直角をキープし続けるのはキツイ。キツイよ? しかしその程度の体力で我々が推進する京都カラダ直角化計画「碁盤の目より愛をこめて♡」(=まるで碁盤の目のように直角な感じで縦と横の通りが整然と並んでいる京の街に敬意を表し、京都市民のカラダを直角化しようというもの)が上手くゆくとでも思っているのか。しかしかく言う僕もまだまだ甘いな…。両腕はなんとか直角をキープしているが、腰の角度は言うまでもなく甘々だし、右へ向けた首も、開いた­足先が作る角度も直角とは言い難い。まあ、簡単にできてしまうことなら逆にはじめからやっていないだろう。「ローマの道は一日にして成らず」である。

 

まだまだ全然なっちゃいない我々ではあるが京都カラダ直角化計画のサブ的に推進している京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」はまあまあ上手く事が運んでいる。本意ではないが、今回はこのサブ活動に焦点を当て、その模様をレポートすることにする。

 

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プイッ! と後ろを向いていたXLが今度は大あくびをしているではないか。頼むからマジメにやれ、マジメに。気合いを入れるために自慢のロン毛をバッサリいった心意気は一体どこへ行った? で、我々が去る9月27日(水)にどこへ行ったか? というと、世界的観光都市・京都でも最も人気が高いと言われる「清水寺」である。最近、この活動は点々と観光地へ­足を向けるようになっており、前回の「銀閣寺」でまあまあの手応えを得た後、まずはもっともっと王道を行ってみよう! という方針を(一応、今のところ)持つことにしたのである。

 

…お気づきの通り、我々はバリバリ半袖を着ている。ジャストこのテキストを書いている今(11月16日どす)はかなり寒い(今日の京都の最低気温は6度)が、9月の末頃はまだまだ暑かったんやなあ。早い早い。ほんまに早い。

 

ところで月日が経つことのあっちゅー間さを素晴らしい歌詞で表した「襟裳岬」(詞:岡本おさみ/曲:吉田拓郎)という森進一の歌がある。

 

北の街ではもう 悲しみを暖炉で

燃やしはじめてるらしい

わけのわからないことで

悩んでいるうち 老いぼれてしまうから

 

ん〜沁みる…。関係ないがふいに思い出したのでここに紹介した。「T字路s」のカバーがめっちゃカッコええです。皆さまもぜひ。

 

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さて、京都人力交通案内は観光地にただ行けばいいってもんではなく、ポジション取りがとても難しい。サッカーにしろ、野球にしろ、飲み会にしろ、チンポジにしろ、ポジション取りというのはいつだって難しい。この日も清水寺にあんまり近いと人がヤバすぎるだろうし、バス停からも遠ざかってしまうから、まずは東大路通りと清水寺を結ぶ、「松原通り(清水道)」の中間点あたりに陣を構えることにした。ちなみに清水寺へと向かう道はこの「松原通り(清水道)」と「五条坂」と2つあり、「松原通り(清水道)」は人通りも車通りも少なく安全である(が、お店は少ない)。

 

人力車も行き交い、また着物姿の人も多く、本当に「京都っぽい」ところである。そして我々はまるでヒッチハイカーのように見える。ポップとかもっと工夫せなあかんな…。

 

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お! 最初の迷い人、到来。

この方には京都市バスではなく、京阪「清水五条駅」までの行き方を教えて欲しいと言われた。ちなみに「清水五条駅」とは言うものの、清水寺からは結構な距離があるのでご注意を。

 

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人力車から眺められる人力交通案内・XL氏。なかなかシュールな光景である。

 

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人通りが少なく、ニーズもあまり無かったので、ポジションを移すことにする。しばらく様子を見て「ここは違う!」と判断したら、あんまり長居しないで柔軟に動くことも、この活動における重要なポイントである。

 

移動し、やって来たのは松原通り(清水道)と五条坂が合流する三叉路。ここは五条坂を上ってくるタクシーがガンガン走りまくっており、まあまあ危ない。

 

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そしてここから清水寺の方を眺めてみたらばこの通り! 平日、しかも雨が今にも降り出さんとする天候にも関わらず、この人だかりである。やっぱりそんな人気あるのね、清水寺。京都に「住んでいる」と忘れがちになるが、改めて観光都市・京都の力を実感する。しかしこの人波に入り込んでしまっては仕事にならぬし、我々は一体どこに位置すべきか? 

 

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…で、またヒッチハイカー感満載になってしまった。

これではいかぬ、これではいかぬぞ。

 

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再び即、移動。観光客は京都市バスで移動することが多いし、市バスが出るのはバス停だ。そして我々がやっているのは市バスの乗り継ぎ案内だ。バカバカしいくらい当たり前の原点に立ち返り、五条坂を下って東大路通りまで戻り、「五条坂」もしくは「清水道」バス停に行こうということになった。

 

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いやん! やっぱりこっちが正解だったのねん!

結局「清水道」バス停に向かうことにしたのだが、その道中でも結構声をかけられる。

 

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「清水道」バス停に到着。もう(しんどいし)しばらくは動かへんで〜。

…と、ここでしばらく迷い人を待つうち、ブツブツと何かを言いはじめるQ氏に気づく。

 

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「清水道〜清水道〜 次は〜五条坂に停車します」

 

とかなんとか。つまり今いるバス停の名前や次のバス停、次に来るバスなどを勝手にアナウンスしはじめたのだ。運転手風のビジュアルに運転手風のアナウンスが加わるというこの演出効果は抜群で、バス停に訪れる人の多くに「この人はなんか知らんけど京都市バスの関係の、なんか知らんけど親切な人だ」という錯覚を生むことになった(ように思う)。

 

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このオフィシャル感溢れる演出に引き寄せられ、気軽にQ氏に案内を求める人が増え、Q氏も(特に若い女性の場合)張り切って案内するという好循環が生まれはじめる。我々の活動はバス停と相性が良い! だって京都市バスの案内をしてるんだから! というシンプルな気づきを得るとともに、もっと早い段階で気づいても良かったのに! という軽い自責の念も脳内をグルグルした。

 

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好循環は更なる好循環を呼び、XL氏にも迷い人が近づきはじめる。ただ、この方の場合、「鼻を押すと案内してくれる」システムと勘違いをしたようだ。押すのはバスに乗ってから、降車するバス停の前のタイミングで降車ボタンを…でよろしくお願いします。

 

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また、人力交通案内は遊びではない。迷い人は行きたい場所に辿り着くために真剣だし、我々も間違った情報を提供するわけにはいかない。まるで戦場のような緊迫感溢れる上の写真は人力交通案内の「マジさ」を捉えた秀逸な1枚と言えよう。ちなみに今回の全ての写真は、同行した美馬くんによる撮影である。美馬くん、こんなところで突然なんだけど、たくさんのいい写真と多大なる協力をいつもありがとう。

 

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今回改めて実感したことは、やはり京都観光に来る多くの方々が、便利だけれどややこしいったらありゃしない京都市バスにちょっと困っている(戸惑っている?)という事実であり、実は間違ったバスに乗っている人も想像以上に多いのではないか? ということも思った。例えば「金閣寺」に行くつもりが「銀閣寺」に着いちゃった! みたいなハプニングは、結果として旅の思い出みたいなものになるのかもしれないが、ああ、京都には市バスのことを何でも知ってるヘンタイがいたなあ…という新たなタイプの思い出を、これからも多くの方々に届けられたらと思う。

 

次回、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」は、11月28日(火)、「金閣寺」に出没する予定である。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0)
やっぱりヘンタイ! 〜 京都人力交通案内@銀閣寺 〜

 

去る8/14(月)、京都人力交通案内に木ノ戸さん・Qさん・XLさん・四至本で行ってまいりました!!

少し暑さもマシになり交通案内もやりやすくなってきました!!

今回は初の銀閣寺周辺。お盆ということもあってか、たくさんの観光客の人たちの姿がありました。

 

 

お! 到着早々、白川通りの交差点でいきなり「銀閣寺はどこですか?」と聞かれてます。

幸先いいスタートと思いきや、このあと最初に陣取ったところではなかなか人が止まらず、その後も人の流れを見ながら場所を何回か変え、最終的に「バス停案内図」の近くに落ち着くことになりました。

 

 

しかし、この案内図…人力交通案内とは相性が悪かった!

ちょっとわかりにくいですが写真右端に写っているのが案内図です。QさんとXLさんはヘンタイ知識を持っているのにも関わらず、つい案内図を見てそれに当てはめて説明するもんだから、ヘンタイ知識と案内図の情報がこんがらがって逆にややこしくなってしまう! というヘンタイ現象が起こってしまうのです。これはかつてJR京都駅でも起こった現象ですが、う〜ん、案内図があると逆に下手くそになってしまう…やっぱりヘンタイですね〜。

 

 

さて、今回はか・な・り、たくさんの人が、どうやってゆけばいいのか? 迷っていて大忙しでした。

 

 

金閣寺、清水寺、祇園、平安神宮・下鴨神社などなど…。

 

 

いちばん多かったのは(予想通りの)金閣寺でしたが、「金」と「銀」を揃えたい! というシンプルな心理が世界共通、ヘンタイ的に働くものと思われます。

 

 

様々な案内の中で、QさんとXLさんのヘンタイっぷりが思う存分発揮される場面がありました。

それはある方に平安神宮への行き方を案内している時のこと…。

 

Qさん:203で行ける。でも車庫に入るかもしれん。

木ノ戸さん:でも車庫から出るやろ?

Qさん:でも運転手が交代するかもしれん。

木ノ戸さん:車庫に入るとか運転手が代わるとかそんな情報いらんねん!

 

そこにXLさんも割り込む。

 

XLさん:206も車庫に入るで!

 

いらん! その情報、全然いらん!

どのバスが途中で車庫入りするとか、運転手が代わるとかいう超マニアックな、そして案内を必要としている人を不安にさせるだけのヘンタイ情報を放り込んでくる…やはりこの人たち、間違いなくヘンタイです!

 

 

はい、気を取り直して。

Qさんと木ノ戸さんがタッグを組んで案内しているその向こうで…ん? XLさん、別の方のご案内ですか?

 

 

…なんと写真撮影を依頼されていました。XLさん、モテモテですねぇ。

しかしなんだかワケが分からない絵ヅラですね…。

 

そんなこんなで忙しく終了しましたが、知識がヘンタイすぎて、お困りの方を余計に困らせてしまったこと、QさんとXLさんがバラバラで案内をしたために交通案内名物のヘンタイ掛け合いができなかったことなど、反省する点もありました。

 

さて、次回の京都人力交通案内は、9/27(水)午後2時頃より、清水寺付近に出没予定です!

ぜひ皆さまも2人のヘンタイっぷりを体感しに来てくださいね!

 

(ししもと)

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 18:22 | comments(0) | trackbacks(0)
ほんとにヘンタイ! 〜 京都人力交通案内@三条河原町 〜

 

京都で一番の繁華街、河原町・烏丸エリアの京都市バス網がえらいことになってるのをご存知でしょうか。

「四条河原町」というバス停、1つに見えますよね。でも、交差点の東西南北にわかれて、9か所もあるんです。

 

そんなややこしい市バス事情も丸暗記してくりひろげられるヘンタイ記憶パフォーマンス、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。去る7月18日、私河原とQ・XL・「NPO法人くるくる」の杉浦さんとで三条河原町界隈にくりだしました!

 

 

中国よりお越しのかわいらしい女性、金閣寺にいきたいとのこと…

 

 XL :あっちのバス停から、205番! セブンイレブンの前のとこ。あともうちょっと向こうのバス停から59番。59番の方がすいてる!

河原:えっ! 何でですか?

  Q  :遠回りするからな。

 

この59番、河原町三条→三条京阪→四条河原町→四条京阪→三条京阪→河原町三条→京都市役所と、ぐるっと回って戻ってきてから進むんです。ルートまで暗記してるなんて、さすがヘンタイ!

 

 

つづいてフランス人のご夫婦、清水寺に行きたいとのこと…

 

 XL :四条河原町まで歩いて、207番!

河原:バス停ってどこにあるやつですか?

 XL :まっすぐ行って、曲がって…

 

この時、バス停の位置を河原がわかりそこね、間違った場所をお伝えしてしまいました…ごめんなさい。皆様、清水寺へいくバス停はローソン前だそうです!

9か所ある四条河原町のバス停、どこにあって、何行きのバス(しかも番号まで)が停まるかもわかるヘンタイです!

 

 

ところで、「方向幕」というのをご存知でしょうか?

「方向幕」とは、行き先などを表示するため車両に設置される幕を使用した装置で、回転して行き先を変更させるそうです。

QとXL、どのバスがどの位置で「方向幕」を回転させるかも暗記してました。

 

おそるべしバス力!! …回る瞬間が見たい方はぜひお声がけください。

 

 

最後は日本人の方、平安神宮に行きたいそう…

 

 XL :え〜っと、どうやったかな。

 Q :岡崎ループや!

 

美術館や動物園など文化施設があつまる岡崎エリアと、京都市中心部である河原町通り・駅などを結ぶ市バス「京都岡崎ループ」!

限られたエリアのみ走るバス知識まで余念がありません…。

運行ルートについてQ・XLの2人で盛り上がってましたが、話についていけませんでした(PCで調べると土曜日のみルートが変わるようです。ほんとにヘンタイ!)。

 

今回ご案内した6組中、日本人の方は1組だけ! …というグローバルに活躍する、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。

次回は銀閣寺に出没予定!

お見かけの際は ぜひお声がけください〜〜

 

(河原)

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 16:34 | comments(0) | trackbacks(0)
「境界線」上の京都人力交通案内

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Q&XLによるヘンタイ記憶パフォーマンス、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。

去る6月27日(火)、我々は前回(→)と同じく、世界的観光都市・KYOTOの玄関口、JR京都駅へと­足を向けた。

 

実施場所を決めるにあたって「また京都駅でいいんちゃう?」とサラッと言ったのはXLさんだが、確かに京都駅にはどう行ったらいいのか困っている人が圧倒的に多いし、そして前回「許可とってますか?」問題が勃発したけれど、どこで許可をとればいいのか? そもそも本当に許可が必要なのか? 分からなかったので、僕としてはその確認もしたいと思って今回に臨んだのだった。

 

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今回も様々な発見があった。「迷い人」(=行き先や行き方を探る人たち)の多くは系統や主な行き先が表示された掲示板の前でにらめっこをしている。じゃあ、そこでお役に立てれば! と思って一旦陣を構えてみたのだが、なんだか上手くいかない。スムーズにことが運ばない。…なぜだろう? 

 

それは「迷い人」のみならず、他ならぬQさんやXLさんが掲示板に惑わされまくったからだ。

 

掲示板に表示されている情報は既に頭の中にインプットされているにも関わらず、掲示板があるばかりにそこばかり見てしまう。もう知っていることを掲示板の中から探し出そうとしてしまう。しかも、「間もなく到着します!」みたいなことまで表示されるので、「もう来る! もう来る!」とか、余計なことまで考えてしまい、結果として焦ってパニクる。

 

総じて言うと、みんなが掲示板頼りになって、何より大切にしている「生身のやり取りのオモシロさ」が削がれてしまう。

 

「親切過ぎるモノ」が「それが無くてもできるコト」を奪ってしまうという現象。なかなか深いな…とか思いながら、前回同様、目まぐるしく情報渦巻く掲示板から少し距離を置いたところに場を戻すことにした。

 

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人の流れはなかなか読めない。思わぬ方向から、思わぬタイミングで「迷い人」の皆さんから行き方を尋ねられるが、QさんやXLさんは手慣れたもので次々と的確な案内をささっとやってのける。中にはトイレやATMの位置まで聴いてくる人もいるから「帽子」というコスチュームが持つ効果は絶大だ。ちなみにQさんはこの日、全員が揃ってはじめる前に「ソリスト」として既にお2人の案内をしていたという(ワケあってQさんとは京都駅で直接待ち合わせていたのだ)。

 

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「迷い人」の半数以上は外国の人だが、割と曖昧な情報しか持たないままで行き方を探していたりする。写真のこの方はものすごく英語が上手過ぎて(当たり前だ)非常に聴き取りにくかったのだが、「グッドビュー」「テンプル」「メニーメニースモールショップ」「アップ」「ヒル」等の言葉が聴きとれた(気がした)ため、行き先を「清水寺」と断定。元気いっぱい歩いてゆくというので、「アソコをストレイト!」「ゴジョードーリでライト!」等の完璧な英語を駆使し、完璧な案内をさせてもらった。清水の舞台から落っこちてなければいいのだが。

 

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この方は日本語が堪能でご案内はしやすかったのだが、「2、3時間で行って帰れるええとこな〜い?」みたいなノンビリ屋さんだったので、皆で相談の末、「嵐山」をご案内した。「どこそれ? 全然聞いたことないわ!」みたいな感じだったので良かったのではないだろうか。渡月橋から落っこちてなければいいのだが。

 

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さてさてやって来られた警備員さんたち。今回は前回と違って、代わる代わるいろんな人が、遠巻きに我々を見ていたのが印象的だった。勧誘でもない、宣伝でもない、もちろん営利目的でもない、恐らく「ただ親切をしているようにしか見えない」(事実、そうである)我々にどうアプローチしたらいいのか、あるいはそもそもアプローチするべきなのか迷っている様子が見てとれて、この取り組みが「グレーゾーン」、何らかの「境界線」上にあることを僕は理解した。

 

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そのうちにこうして近づいて来たりするんだけれども、バンバン「迷い人」はやって来る。我々は困っている人に対し、ただ問答無用の親切をしている。だんだんと警備員さんたちが「真の迷い人」になってゆく様子がちょっとオモシロかったが、周りをウロウロされるのも気持ち悪いし、警備員さんに対しても気の毒な思いもする。そして何より「制服を着た人」(=たぶんある種の「力」を威圧的に匂わすもの)が近寄ってきただけで、ものすごく萎縮してしまうQさんの様子がちょっと痛ましかったのだ。

 

 

Qさんのこの委縮は「第43回プチコロリ(in 祇園)」でのあちゃみちゃんの様子に通じる(→)。「きっと理不尽に頭ごなしに、“ただ”怒られた経験がたくさんあるんだろうな…」という想像は僕の勝手なものだが、あながち間違っていないような気もする。でも理屈ではなくQさんは縮こまってしまっているわけで、やっぱり気持ち良く正々堂々と活動したい。そうしてこちらの方から警備員さんに話しかけてみた結果、やはり前回と同じく「看板ははずす。帽子はファッションだからOK」というよく分からない妥協点に落ち着いた。でもまだ気持ち悪い−「境界線」上にいるのはオモシロくもあるが、同時に気持ちの悪いことでもあるようだ、少なくともこの場合においては−。

 

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今度は「許可」はどこで取ればいいのか? 尋ねてみたところ(皆さん、それぞれ違ったことを言うものだから困ってしまったが…)、どうやら「それらしきところ」を教えてもらうことに成功し、実際にその場所に向かって詳しいお話を伺うことにした。

 

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「それらしきところ」へ向かう途中、なぜだかドアを開けてくれるQさん。

「許可は取ってますか?」と尋ねる僕。

皆、笑う。

 

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「それらしきところ」はこの「新京都センタービル」内にある…

 

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…「京都駅ビル開発会社」というところであった。担当者の方はすぐに、そしてとても親切にいろいろなことを教えてくれた。京都駅前のあの広場ひとつ取っても、細かく権利を所有している団体(この会社だったり、なんとか組合だったり、JRだったり)が違うこと。ボランティア活動に使用するという想定(ルール)がそもそもなく(やはり「境界線」)、イベント使用の規約しかないこと、そしてその使用料がとんでもなく高額で、使用するのは「行政」が殆どだということ等々。

 

警備員さんも「困るんですよね〜」と言っていたが、困っているのはその警備員さん自身(「こういうことをしてもらえるのは有難い」とも言っていた)だったし、この説明を受けている時の場合は、やはり僕たちの活動には理解を示しながらもどう扱っていいのか分からない担当者の方であったように思う。でも、僕たちもどうしたらいいのか困ってしまったので、「じゃあ、気持ちよく活動するにはどうすればいいですかね?」と尋ねてみたところ、京都市バスの案内に特化されているのであれば「京都市交通局」に相談してみられては? という(恐らく)グッドアドバイスをもらうことができた。

 

「許可」という「力」が持つ強大さの不思議とともに、きっと世の中のあちこちに存在する「境界線」をどう捉えるか? ということは、その社会が有する許容値(幅)みたいなものを示す、ひとつの指標なのではないだろうか…などと思った。

 

さあ、どこへ向かうか? 京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます」。

まだ僕たちの行き先は分からない。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 20:20 | comments(0) | trackbacks(0)
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@JR京都駅

 

2017年4月18日(火曜日)曇りときどき晴れ。

我々4人は京都の玄関口「JR京都駅」にいました。

 

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京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」であります。

 

ドドーーーーーン!!!

 

ひらめき 京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」とは?
スウィング・メンバーQとXLの驚異のバス力(ものすごいバスの知識)とまあまあの電車力による、
おせっかい交通案内。イベント会場等に出没し、とにかくややこしい京都の公共交通網を知識と記憶だけでねじ伏せ、観光客の方やお困りの方に、ベストな乗り継ぎ・行き方を
ご案内するヘンタイ記憶パフォーマンスです! (動画もあるよ!→

 

2012年からはじまったこの「仕事」。

スウィングが出展するイベントにちょこんと実施していましたが、今年度より独立?して毎月1回ゲリラ的に京都のいろんなところに出没することになりました!

 

その第1弾!であります。

さてさて、さっそく大量の写真とともに実践報告です。

 

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KINOTO「すみません、これからどこかいかれますか?バスわかります?」

裕子(仮名)「いえ〜。調べてきてるので大丈夫です〜。」

 

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小百合(仮名)「あの〜ここに行きたいんだけど、教えていただけますか?」

XL「あ!二条城の近くや!」

Q「うーーん、二条城前かな!?」

 

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KINOTO「よし!じゃあ、行き方ご案内して!」

XL「B1のりばから9系統に乗って「二条城前」で降りる」

Q「それか〜、B2のりばから50系統に乗って「二条城前」で降りる」

 

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小百合(仮名)「どうもありがとう〜♡」

 

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喜美恵(仮名)「「京都タワーホテル」ってどこかしら?」

KINOTO・Q「あっこです!見えてます!」

 

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Johnny(仮名)「SUMIMASE〜N KOBE IKITAINYAKEDO〜」

KINOTO「OK!OK!Train? JR? Platform number…」

XL「4 カ 5 ヤ!」

 

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Rahul(仮名)「BANBUーMITAIYO! DOKODESUKA?」

KINOTO「Bamboo? OK!」

Rahul(仮名)「KOKODESUYONE?(清水寺を指さす)」

KINOTO「No〜No〜Bamboo! ARASHIYAMA.SAGANO.Bamboo grove.」 

XL「サガノセン「サガアラシヤマ」デオリル!」

 

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KINOTO「やっぱ、見た目か!グラサン(色つきメガネ)から普通のメガネに変えてみよ。これで聞いてくる人増えるか実験〜!」

 

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Emma「Golden temple IKITAINEN〜」

Olivia「KIRAKIRA SUKIYANEN〜」

 

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Q「B2ノリバカラ キュウコウ 101 「キンカクジミチ」」

XL「B3ノリバカラ 205ケイトウ 」

 

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靖子(仮名)「柳馬場五条まではどうやっていくのかしら?」

KINOTO「柳馬場ですか?バスで行きます?Qさん、近いバス停ある?」

Q「う〜ん、バス停か〜」

KINOTO「どこか、お店に行くんですか?」

靖子(仮名)「大きいサイズの洋服のお店に…」

XL「そこ!きーさんと前行ったとこやー」

KINOTO「そのお店、川端五条ですよ。XLサイズの服とかある店ですよね?」

靖子(仮名)「まあ!柳馬場じゃなくて川端五条だったのね。」

 

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XL・Q「A2のりばから 205、17、4系統で「河原町五条」で降りて下さい」

KINOTO「そこから川を渡ると、お店が見えます!」

 

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警備員「すみません…なにかされていますか?」

KINOTO「どうやって行くのか困っている人に「交通案内」をしています」

警備員「そういうことを団体でしてもらっては困るんです。許可とってますか?」

KINOTO「何が困るのかよく分からないですが、許可が必要なんですね? とってないです。どこならやっていいですか?」

 

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警備員「ここは、JRの敷地内なんで…」

 

すると、そこへ、1人のおじさんが…

 

DSC_0066.JPG

 

谷口さん「なんでアカンのや!ええことしてはるのに!上司呼んで来い!」

KINOTO「(おじさんが怒っているのをそっと見守る)」

 

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結局のところ、色々言われましたが、首から下げている「プラカード」は外す、「帽子」はファッションだからOK!ということになりました。

 

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谷口さん、我々、これからもがんばっていきます!どうもありがとう!

 

この日、約2時間で25人の方をご案内しました。

二条城近くのお店、神戸、伏見稲荷、嵐山、高台寺、川端五条、四条河原町、京都タワーホテル、金閣寺、ホテル etc…みなさん無事目的地にたどりついたでしょうか?

 

とっても手ごたえのあった1日でした。

さて、5月はどこに出没しようかな〜?

 

♡おまけ♡

大量の写真の中にある有名人(カンサイ人ではありません)がいます!

探してみてね!

 

(かめい)

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 19:41 | comments(2) | trackbacks(0)
京都・住蓮山安楽寺「鹿ケ谷カボチャ供養」2015


今年も住蓮山安楽寺「鹿ケ谷カボチャ供養」に参加させていただきました。
Qさんが掲げているのはスウィングのてぬぐいふろしきで包んだ鹿ケ谷カボチャ!
ふろしきって便利ですね〜

今年の7月25日は土曜日ということもあり、例年にない大盛況!






長い行列が途切れないような状態でして、
厨房やお運びの皆さんは、カボチャが間に合わない!と大忙しでした。
スウィングのスペースも、例年より多くの方に声をかけていただきました!




そんななか、女子高生にひとりで声をかけにいくQさんのことは本当に尊敬します。
(この後すぐへとへとに疲れ切ってました...)






人力交通案内も、観光客の方にたくさん声をかけていただきました!




今回、初登場の投げ銭箱!

これまでは“無料ボランティア”として活動してきた京都人力交通案内を、“ヘンタイ記憶パフォーマンス”として捉えなおし、「投げ銭」というかたちで皆さまに評価していただこう!と方向転換したものです。
「バスだけにね!」(by 施設長)




片づけ後、みんなでカボチャをいただきました。
甘くて本当においしいのです。

参拝者の皆さま、安楽寺の皆さま、関係各所の皆さま、ありがとうございました〜!


わたなべ

 
| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 16:23 | comments(0) | trackbacks(0)
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