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京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@のりば多すぎ四条烏丸

 

発達しているばかりに、なんだかとってもややこしいことになっちゃってる京都市バス。その路線・系統をなぜか丸暗記しているQ&XLの驚異のバス力を駆使し、世界各地から京都を訪れる観光客やお困りの方にベストな行き方、乗り継ぎをご案内するヘンタイ記憶パフォーマンス、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。このアヤシイ活動は7月31日(火)に京都「同時代ギャラリー」にて開幕した「親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO」でも大々的に取り上げており、Q&XLのほぼ等身大パネルと記念撮影ができたり、これまでの行き先案内から勝手にベスト5を決定してその案内用紙を展示したり、とっても愉快なコーナーとなっております。ぜひぜひご来場ください!

 

 

さて、そんな風に展示しちゃったりできちゃったりするのも、(毎月1度ではあるが)地道な積み重ねの成果なわけで、ここではもうひと月以上前、去る6月25日(月)に実施した「四条烏丸」編をお送りする。…が、四条烏丸はじぇんじぇん観光地ではないのでご存知ない方も多いのではないかと思う。京都の繁華街と言えば「四条河原町」が有名だが、その四条河原町から賑やかな四条通りを西へ6、700m行ったところ、南北を貫く烏丸通りと交わった地点が四条烏丸だ。京都を代表する都会的な地域ではあるが、四条河原町と比較するとオフィス街の趣が強く、少し落ち着いた雰囲気が漂っている。で、今回、なぜそんな四条烏丸に行くことになったかと言うと、もう昔すぎて記憶が曖昧になってしまったが、ここから出る「バスの多さ」、そして「のりばの多さ」がずっと気になっていた…というのが大きな理由であったと思う。

 

 

ほら、ね。こんな感じ。ABCDEFGて…。ヤバいっしょ?

 

 

しかしながらじぇんじぇん観光地ではない四条烏丸。「迷い人」がいてもほとんどが日本人だろうし、そもそもそんなに「迷い人」なんていないかもしれないという推測を胸に、とりあえず7つある「のりば」の中でも最も多くのバスが経由する「D&Eのりば」に陣取ることとした。そうそう、今回から夏の装い、ポロシャツの登場である。春秋冬用のスウィングトップと同じく、美馬智くんがデザインしてくれたもの。(今回の同行も、そして写真も)ありがとう!

 

 

…「D&Eのりば」。…さらになんだかややこしい。パッと見、デカくて長〜い「のりば」に見えなくもないが、手前が「Dのりば」、間ちょっと挟んで奥が「Eのりば」と分かれているのである。う〜ん、どちらとも決めかねる。というわけで「平安神宮とかそのあたり編」で取った布陣を応用してみようじゃないか! 

 

 

これね。2つある「平安神宮」の出口にQ氏とXL氏が分かれて陣取り、「迷い人」が現れたほうにダッシュで駆け寄るというバカ丸出しの布陣ね。ま、けれど、この規模を思えばそんな大したことはない。

 

 

XL氏が「Dのりば」に立ち…

 

 

「Eのりば」にQ氏が立つ。はい! これで完了! さあ来い! 複雑な京都市バス網に翻弄される、迷える子羊たちよ!

 

 

 

はい! 来た! まさかの知り合い! 佐藤くん! 松尾橋? なに? 別に迷ってない? 

「Eのりば」から「3」で一発! はい! いってらっしゃい!

 

 

ちなみに「Eのりば」からの行き先はこんな感じ。ふむふむ。出るバスは多いが、メジャーな観光地はそれほど多くない。

 

 

一方の「Dのりば」は? お、「二条城」とか「金閣寺」があるね〜。見た感じ、こっちのほうがニーズ高そうね。

 

 

と思ったら、「Eのりば」に「迷い人」来たよ、来たよ〜。なに? 「北野天満宮」? なかなかシブいとこつきますな〜。えっとね、「北野天満宮」にはね、「203」に乗ってね…とか言うてる間に「Dのりば」担当・XL氏の「来た! あっち!」の声!

 

 

ほいほい、こっちこっち。我らを信じてこっちこっち。

 

 

はい、「急行101」ね! スマホには出てないかもしれないけど確実に行くからね! ちなみに京都市バスは通常、「後ろから乗って前から降りる」のだが、この場合のように車内がチョー混雑しているときは「前乗り/後ろ降り」もOKになったりする。

 

 

お、今度は日本人の「迷い人」。なに? あなたたちも「北野天満宮」?? どしたんや、今日は??? …と思って調べてみたら、なんとこの日、6月25日はご祭神として祀られる菅原道真公のお誕生日!!! そしてよく知られる「天神さんの日」だったのだ。やっぱり「人の流れ」というのはこんなところにも現れるものなのね。…あ! 本数めっちゃ少ない「55」が来ましたよ! 1時間に2本しかないんよ! ラッキーよ! さあ、乗って乗って!

 

 

お次は「銀閣寺に行きたい」というこの方(日本人ではなく海外の方)。うむ。これは明らかな「のりば」間違い。across the streetして、「Fのりば」から「203」または「32」に乗るようご案内する。…しかしQ氏、なんかず〜っと、だら〜んとしてますな。

 

 

右の人とえらい違いやで…。まあ、今ほどじゃなくても、こんときの気温も35度…。相当暑かったからね〜。

 

 

お、遂にご活躍の時間、到来やん。こないだ熱烈に応援する天理高校が負けて、スウィングで大荒れに荒れて八つ当たりしまくってたんは黙っとくからしっかりお願いしまっせ!

 

 

なんや、なんや???

 

 

どしたん、どしたん??? …てか「巻き込み力」がえげつないな!!!

 

 

お次はXL氏のもとへ現れたこの方から「大徳寺まで行って往復したいが1日乗車券とどっちが安いか?」という質問をいただく。京都市バスの運賃は基本230円。往復で460円。一方、1日乗車券は600円(2018年3月より値上がりしました)。「1日乗車券買うと損です! 普通に乗っちゃってください!」「ほんまか! おおきに!」。

 

 

続いては「二条城」に行きたいという「迷い人」。今! まさに停車した(XL氏が見つめる)この「急行101」に乗ってもらえばいいのだがコミュニケーションが間に合わず…。しかしこの後すぐに「12」がやって来たので結果オーライであった。

 

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あいよ! どんどんいきましょ! お次は「京都駅」へ行きたいという「迷い人」!

 

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オー! ノンノン! ココハチガイマスヨー! 「Fノリバ」チャウクテアッチノ「Bノリバ」デスヨー! …ではなかなか伝わらないので地図を書いて渡すことにする。

 

 

こんな感じに。グッジョブ。

 

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さてさて、灼熱の太陽のもとで頑張ってきたがもう限界。最後と決めたこの方たちは「八坂神社」へ行きたいらしい。ここから決して遠くはないのだが、ちょっとだけややこしい。

 

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まずはやっぱり「のりば」が違います。ここ「Dのりば」からacross the streetして、「Fのりば」にgoしちゃってください。ほんでもって「12」か「46」か「201」か「203」か「207」にget onしてください。…ってmanyすぎるわ! というわけでQ&XL氏のmemoryにもとづき「207」をrecommendさせていただいた(reasonは忘れた)。

 

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以上、今回もなかなか盛り上がったように見えなくもないが、実際のところはここ四条烏丸でバスを待つほとんどの人が、ちょっと街中に遊びに出てきて「暑おすな〜、ほんまに。早よ帰ろ」といった感じの京都マダムたちだったようだ(そしてその多くは近くにある「大丸・京都店」の買い物客と思われる)。当然、皆さん、乗るバスは熟知しておられ、ゆえに我々が必要とされる場面もそれほど多くはなかった(ま、予想通り)。それどころか久しぶりに「なんで、こんなことしてはんの?」とド直球の不信感を露わにされたりもした。このような場合、どんなに言葉を尽くして説明しても「ああ! なるほどね!」となることはまずない。つまり「あなたたちはアヤシイ」という決めつけは動かし難く、また一方で「私たちはアヤシイ」という予感(?)は僕たち自身の中にも確実にあるのだ。しかし、この「アヤシイ」は一体どこから来るのだろうか? やっていることはただの親切なのだから、たぶん絶対「見た目」しかない。だとしたら「見た目で人を判断してはいけない」という、誰もが受けたに違いないあの教育は、こうした方たちにはあまり有効ではなかったということになる。…いや、果たしてこうした方たちだけが特別なのだろうか? 違う気がする。違う気がする。この日本社会は過剰に「見た目」を気にする、ものすんごく気持ち悪い社会のような気がする。そんな気が、ずっとしている。…などというマイナス思考に屈することなく! 次回、我らがヘンタイ記憶パフォーマンス、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」は(暑すぎた7月はすっ飛ばして…)来る8月27日(月)、京のどこかに出没する。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 21:21 | comments(0) | trackbacks(0)
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@スマホ頼りの出町柳

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発達しているばかりに、なんだかとってもややこしいことになっちゃってる京都市バス。その路線・系統をなぜか丸暗記しているQ&XLの驚異のバス力を駆使し、世界各地から京都を訪れる観光客やお困りの方にベストな行き方、乗り継ぎをご案内するヘンタイ記憶パフォーマンス、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。

 

去る5月21日(月)、我々一行は京都の変わった地名の代表格、「出町柳(でまちやなぎ)」に出動した。

 

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いつもチームの一員として写真や動画を撮ってくれている京都工芸繊維大学の美馬くんに加え、今回は同志社大学の石田さんも一味に加わってくれた。よろしくメカドック。

 

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さて、まずはどこのバス停に陣取るかを決定する。言うまでもなく、ここ出町柳にも複数のバス停(バス停の名前は「出町柳駅前」)が存在する。

 

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その数4つ。まあ、それほど多いほうではない。決して多いほうではないけれど、同じ名前のバス停が4つもあったらそりゃ、普通に迷っちゃうよね。この中で最も「迷い人」が多いのはどこか? 各のりばからの行き先を吟味し、まずは「銀閣寺」や「祇園」方面のバスが出ている「Bのりば」へ向かうことにする。それにしてもなぜかAが2つ書かれているのもややこしい…。 

 

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京阪・出町柳駅から徒歩2〜3分、「Bのりば」に到着する。出町柳は近くに世界遺産「下鴨神社」があるが、それほど観光地といった雰囲気でもないので、前回に続いて日本人への案内が中心になるだろうと推測。はてさて結果はいかに?

 

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あいよ。まずはこの日本人お2人に「お分かりですか?」とご案内しようとすると「分かってます」とそこそこ冷たいリアクション。それでも、もうひと押し「どこに行かれます?」と尋ねると「銀閣寺です。『急行102』ですよね」。

 

ぶー! ぶー! 「急行102」でも合ってるけど「203」の方が早いんでした〜! 

だって、もうすぐ来るも〜ん! ぶー! ぶー!

 

…いや、大人げない。しかしスマホで得た情報「だけ」を信じ込んでいる人はとても多く、今回はまさにそんな「スマホ頼り」な人たちに数多く出会う日となったのである。

 

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お次は我々がここに到着した時からず〜っとベンチに腰かけていた外国人2人連れ。「分かってるっぽい雰囲気(&あなたたちにはさほど興味ない雰囲気)」がビシバシと漂っていたが、こういう方たちのほうが、実は分かっていないことも少なくない。このお2人もあまりにもバス待ちの時間が長かったため、「ずっと待ってはるけど、分かってはるんやろか?」と誰か(確か石田さんかQさん)が言い、声をかけることにする。Can I help you?

 

すると鉄板の観光名所「金閣寺」に行きたい、と。いやあ、話しかけてよかった。だってここ「Bのりば」から出るバスは銀閣寺や祇園、つまり金閣寺とはまるで真逆の方向に向かうんだもの。ノリバ、オモイキリ、マチガッテマスヨー! と説明するが、やはりスマホを頼りにし切っている様子で(そして僕の英語が流暢すぎるので)なかなか理解してもらえない。「だってスマホに出てるやん! 『出町柳駅前』から乗りやって! ここちゃうの?」「いや、確かにそうなんやけど、スマホは『のりば』までは教えてくれへんやん? ここはBやけど、正しいのは『Aのりば』やねんて」。

 

…ようやく理解してくれた時には「…マジでか」とかなりショックを受けていたこのお2人。当たり前だ。…ず〜っとバス待ってて、しかもそれ、間違ってたんやもんね。

 

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お2人、無事に「Aのりば」へと移動したが、そもそも金閣寺へと向かう「急行102」は1時間に2本と本数が少ない。やっぱりまだ心配である。そこで我々も急ぎ足で「Aのりば」へと移動、「どんな具合でっか?」と再び話しかける。

 

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「ああ、『急行102』待ってんねんけど、なかなか来〜へんねんなあ…。オーマイゴッドやわ」。なるほど、じゃあ、「201」か「203」で「河原町今出川」まで行って、そこから「59」に乗り換えて行くって手もあるけどどうする? 「まあ、ややこしいし、のんびり『急行102』待って行きますわ〜。ほんで金閣寺の後、京都駅に向かいたいねんけど、どうやって行ったらええのん? なあなあ、教えて」と、我々を深く信頼してくれたのか、次の次のことまで案内を求めてくれた。はいはい、金閣寺から京都駅までね。あそこも「金閣寺前」と「金閣寺道」、2つのバス停があってややこしいったらありゃしないけど、「金閣寺道」バス停から「急行101」、もしくは「205」に乗ってもらったら終点までGOでっせ!

 

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「何ソレ? 『金閣寺前』と『金閣寺道』って何よソレ! ややこしおすな〜! もう笑けてくるわ〜!」

 

スマホに頼りすぎない良い旅を。

 

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お次はアジア系のこの方に声をかけられる。この方が行きたいのは京都を代表するラーメン店「天天有」! なかなか珍しいリクエストである。「あっちやんね? だからここからバス乗るんやんね?」と力説してくれるが、ノンノン、「天天有」へは逆方向、通り向こうの「Bのりば」から乗らねばならんのよ! と、ご案内する。…が、嫌な予感がする。

 

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「え? でもでも、ここにホレ、こう出てるやん?」と、やっぱりスマホ情報から離れてくれない。ちゃうねんて、ちゃうねんて。「出町柳駅前」は確かにここやけど、「のりば」がちゃうねんて。スマホは「のりば」まで教えてくれないの! さっきの人たちにも言うてたやろ? こっちから乗ってもうたら反対方向行っちゃうの! …でも、なっかなか信じてもらえないので、「Trust me!」と力強く言うと、ようやく(スマホ依存が解除されたのか)笑顔を見せてくれたのだった。

 

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「じゃ、あっちに向かうってこと?」。そうそう、「Bのりば」に移動して、そこから「203」か「201」か「3」か「17」か「急行102」に乗ってね、「百万遍」ちゅ〜バス停で一旦降りて、「206」か「31」か「65」に乗り換えて、最後は「高野」ってところで降りてください。そっからは歩きね! いってらっしゃい!

 

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…いや、すんません、バスじゃなくってバイクに乗ってください。

 

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…Qはん、疲れましたか? まあ、だいぶ暑いもんね〜。

 

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ここまで「Bのりば」「Aのりば」と巡ってきたが、残りのC、Dも気になるので、まずは「Dのりば」へと移動する。

 

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「Dのりば」にはたっくさんの人がいたが、そのほとんどが日本人。そしてここからの行き先は京都一の繁華街「四条河原町」、もしくは「京都駅」に絞られていたため、さすがに誰も迷いようがないと判断。色々と話しかけてくれるおばさまたちとの会話はオモシロかったが、時間もないので早々に「Cのりば」へと移動する。

 

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さあさあ、ちょっと「Cのりば」はややこしいでっせー。行き先も様々だし「京都市バス」だけじゃなくって、「京都バス」も出てるからね〜。ホンマにややこしおすな〜。でも、だいじょうぶ。ヘンタイQ&XL、「京都バス」もほぼ丸暗記しておりますのでご心配なく! しかしあんまり観光地へと向かうバスは出ていないため、やはり「Dのりば」と同じくバスを待つのは日本人ばかり。…と、その時!

 

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見覚えのある日本人2人組は、さっき「Aのりば」で「のりば間違い」をしていて、ここ「Cのりば」の場所をご案内した方たちではないか。でも、XLさんが指差しだけで、「あっち!」て案内してたんが、ちょっと気になってたんよね。どうでした? すんなり来れました?

 

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「迷って違うほう行って、それからなんとか着けました」。ああ、やっぱりね〜、口頭だけでは伝わってるようで伝わってないこと多いねんな〜。たぶんこれ、誰しもの日常生活にも言えることやと思うねんな〜。そうですか、そうですか、で、ここからどこ行かはんの? 今度はちゃんと書いてご案内させていただきますよ!  …何? …「八瀬」にあるカフェに行きたい? 「八瀬」にあるカフェといえばもしやあそこ??? スウィングの仲良しのあそこ???

 

 

 

イエス!! 「猫猫寺(にゃんにゃんじ)」!!!

 

 

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マジでか〜。でも「猫猫寺」がカフェって言われてるの意外! 寺や言うてるのに! でも、ともかくそこにはこのXLさんの絵も飾られてるし、何よりQさんなんか、ついこないだ行ったとこでっせ! 予期せぬ出会いに盛り上がりつつ、まずはQさんによる丁寧なご案内。そしてサササ! と「猫猫寺」さんへのメッセージ(この素敵な方々に何かサービスを! 的な)をしたため、お2人に渡す。

 

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いってらっしゃ〜い!!!

 

…というわけで、案内の数こそ少なかったものの、スマホに振り回される難しいご案内が続いたり、いきなり「猫猫寺」が登場したりと、なかなか楽しい時間であった。しかしまあ、やっぱりバスの乗り間違いや、のりば間違い、めっちゃくっちゃ多いんやろなあ…。

 

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ところで美馬君がデザインしてくれた(たぶん)春秋冬用ユニフォームの出番も、今年は今回が恐らく最後。次回出動の6月25日(月)までには夏用ユニフォームの完成が間に合えばいいんやけど。ていうかまだ出没地点、決めてないわ…。まあ、ええか。

 

京の街に「迷い人」ある限り、我らヘンタイ記憶の戦いは続く!!!

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 09:05 | comments(0) | trackbacks(0)
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@学問の神様・北野天満宮

 

う〜ん、重い…。

Q氏の鼻を2本の指でつまんで持ち上げようと思ったのだがやっぱり無理だったか…。今度は鼻の穴に指突っ込んで持ち上げてみよう。うん、それならきっと上手くゆくだろう。

 

はい、というわけでQ&XLによるヘンタイ記憶パフォーマンス、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。

去る4月23日(月)、「学問の神様」として名高い「北野天満宮」へと向かった(それにしても月日が経つのが早すぎる…)。

 

ところで皆さん、京都市バスの年間利用者数(「年間旅客数」というそうです)がどのくらいかご存知だろうか?

答えは2016年度実績でなんと1億3233万人。現在の日本の人口が1億2649万人だそうだから、とにかくものすんごい数字である。そしてその京都市バスの中で最も乗客数が多いのが「205系統」で、その数、1日あたり約3万5000人(これ、ちょっと京都市バスに詳しい人なら「206系統」って答えがち。「206」は2番目で1日あたり約2万8000人だそう)。そしてその「205」の運行本数は臨時便やらなんやら合わせて1日300本にのぼるという。なんかもう凄すぎてついていけないが、我々のやっていることのちっぽけさを思うと共に、やっぱそれなりに意味あんじゃね? の思いも深まる。よし! なんか知らんけど今回も自信持っていってみよう!

 

 

いきなりお口半開きのQさん。お口半開きの顔半分で「BUS MANIA」てアヤシ過ぎるで、おい。でも、今回も写真カッコいいっしょ? 前回に引き続き、成田舞さんによる撮影。そして今回も同行の美馬くんは動画撮影をしてくれました。おふたり、ありがとう。

 

 

さて、「北野天満宮前」バス停はかなりシンプルな「Aのりば」「Bのりば」の2ヶ所。これなら「のりば間違いは少ないだろうな」と予想しつつ、まずは「Bのりば」へと向かう。

 

 

けど、たくさんのバス走っちゃってるねえ。でも行き先は「二条城」メインで割とシンプル。やっぱ「二条城」行きたい人、多いんやろか?

 

 

…というわけでもなく、まずはこのお2人に「晴明神社」への行き方をご案内。「203」か「急行101」か「急行102」に乗って「堀川今出川」下車、そこから歩いてすぐですよー。世界的にはマニアックな部類に入るのか、ここ「北野天満宮」に外国人観光客の姿はほぼ見られず、したがって今回ご案内したのはオール日本人であった。これは率直な経験則であるが、この活動において日本人が我々に行き先を尋ねてくることは非常に少ない。その理由は1つじゃないにしても、たぶん「同じ日本人目線で見た時、我々がとてもアヤシイから」が大きいのでは…と推測する。なので自ずと我々の方から「お分かりですか?」とか「どこ行かはりますか?」とか話しかけることになるのだが、このお2人に対してもそうであった。

 

 

しかしこのお2人、しばらく後に「晴明神社」に行った後に「下鴨神社」へ行くにはどうしたらいいですか? と尋ねてきてくださった。こういうのは嬉しい。こんな感じで信頼され、頼りにされるのってやっぱり嬉しい。「堀川今出川」まで戻って「203」か「201」に乗って「河原町今出川」で下車、そこから歩いてもまあ近いですし、「1」に乗り替えたら「下鴨神社前」っていうナイスなバス停がありますよ〜。でも「1」に乗るんなら降りたところ(同じバス停)からそのまま乗れるから「203」に乗った方がいいですよー。

 

 

やっぱりQ&XL、すごい。

 

 

そして「日本人が我々に行き先を尋ねてくることは非常に少ない」の例外が、修学旅行で京都にやって来ている中学生たちだ。もちろんその例外もたくさんあるわけだが、「やっぱり若いっていいねー。素直だもんねー」とか思ってしまう。

 

 

この子たちも。

 

 

この子たちも。

 

 

この子たちも(Qさん! お口お口!)。

 

そして彼らの行き先は揃って「スポーツの神様」として知られる「白峯神宮」。はいはい、そこにはね、「203」か「急行101」か「急行102」に乗って「堀川今出川」で降りたらすぐやで(「晴明神社」といっしょ)。しかし「学問の神様」お詣りして「スポーツの神様」お詣りしてってなんかね…。「君たちなんかスポーツやってんの?」 「いえ、やってないです」。んもう!!! なんやねん!!!

 

 

お。メガネの男性が僕の「Q氏2本指持ち上げ」に対抗したのか指1本でご自分を持ち上げようとしているけど、そりゃムリやろ。

 

 

今回、(バス案内ではないけど)地元のおじさんたちに興味を持ってもらってたくさん話しかけられたのも印象的だった。

 

 

ところでQさん、足、足。靴ヒモほどけてまっせ。

 

 

んもう、面倒くさいな〜。

 

 

って、なんでやねん。

 

 

いや、なんつーか靴ヒモの長さが根本的にね…。

 

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とかなんとか言うてる間に遂に「二条城」行きたい人やって来たよー。

 

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たくさん行く方法あるけど、やっぱこれ! これ!! 前回「二条城編」でもお伝えしたものすんごいヤツ!!!

 

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鉄板の観光地、「金閣寺」と「二条城」を結ぶスマホにも出ない謎の「二条城・金閣寺エクスプレス」!!! これがね、「北野天満宮前」を経由して「二条城」までぶっちぎりで行くわけですよー。これ絶対おすすめなんで乗ってくださいね! ね? Qさん?

 

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ぶっは!!! こっわ!!!

 

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気分を変えようと通り向こうの「Aのりば」へと向かう。

 

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「Aのりば」からは〜…ふむふむ、「金閣寺」行きたい人が多いかな? と推測。

 

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お! ここでもやはり中学生! なに? 「金閣寺」じゃなくって「嵐山」に行きたい? それならね、まずは「10」に乗って「山越中町」ってところで降りて「11」に乗り換えて「嵐山」で降りたらいいんだよ。

 

 

こっちでも地元のおじさんとの会話が。どうも、どうも。

 

 

「Aのりば」はもひとつ盛り上がらなかったので再び「Bのりば」へ。はい、この指差しが出ている時はご存知、のりば間違い。2つしかなくってもやっぱりあるんやねー。はい、「金閣寺」へは向こうの「Aのりば」から「急行101」か「急行102」に乗ってください。

 

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はいはい、お次は「四条烏丸」ですね? え〜と「四条烏丸」は〜…ん? Qさん?

 

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また靴ヒモ!!! だから根本的に長さが!!!


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じゃあねー!!! というわけで超観光名所を離れ、ちょこっとマイナーな場に挑んだ今回。平日にも関わらず「北野天満宮」は大勢の人手で賑わっていたが、既述の通り外国人観光客はほとんどいなかった。当たり前っちゃ当たり前かもしれないが、ものすんごく行き先が偏ってるんだろうな、ということを改めて実感した。また、日本人観光客の多くも「北野天満宮」から「晴明神社」や「錦市場」へと向かう人が多く、この2つの行き先も、これまでの活動の中で実感してきた、突出した人気スポットである。「どうやら京都の観光事情はこんな感じらしいよ」という情報にテレビやネットを通じて触れることも多いが、やっぱりこうして自分たちの身体を通して感じるのは単純に楽しいな! と思う。

 

さて、次回の京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」は、次回っていうか本日5月21日(月)! 京都の変わった地名の代表格(?)、「出町柳(でまちやなぎ)」に出動してきたところである。案内の数自体は少なかったけれど、なんだかすっごくオモシロかったです! レポートはまた後日!

 

木ノ戸 

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 20:25 | comments(0) | trackbacks(0)
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@二条城

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ゴールデンウィーク後半は「書く」ことに専念すると決めたけれど、ようやく今(2018年5月6日11時18分)から書きはじめるというこのだらしなさ。でも昨日は(軽い二日酔いを引きずりながら)1日中とにかく歩き回ったり、今日は今日で早く起きて読書をしたり掃除をしたり花に水をやったり、これまで蔑ろにしてきた「大切なこと」を少しずつ積み上げている(と思う)。この12年間、スウィングを夢中になってやってきて、それなりに、いや胸を張って誇れるいい場を創ってこれたのではないかと思う。実際、スウィングの日々に多くの笑顔と安心があるのは事実だし(もちろんそんな美しいモノばかりではないけれど)、日本中から、時には海外からもたくさんの人がわざわざスウィングに足を向けてくださっている。本当にありがたいことである。でも今、僕という素っ裸の個人に立ち返り向き合ってみた時、そのあまりの空っぽさ、擦り減ってガチガチに凝り固まってしまった心に驚き、恐れおののいている。「こんな年になって…今さらかよ…」という自責、情けなさはなかなか強烈だが、僕自身の「生きる力」を取り戻すための歩みは、恐る恐るではあるけれどもうはじまっている。そして実際歩みをはじめてみると、基本的には苦しい日々ながらも「必要なこと」「必要な人」にちゃんと出会えているのは幸運だなあと感じるし、それはこの12年、ヘタクソなりに、真面目にスウィングを続けてきたことのお陰かなと思ったりもしている。

 

昨晩、(いつものように)Qさんから電話があった。「今日、ケンカした!」と怒気をはらんだ声で。僕はひとしきり事情を聴き、誰もが知らず知らずのうちに犯してしまう「小さな不正」すら見逃せないQさんはしんどいだろうな…でも一方的に「自分の正義」だけを語られるのもしんどいな…と思った。しんどいな…と思いながら「怪我はしなかった?」と聞くと、「うん。近くにいた人に助け求めたから」と返ってくる。(客観的に見ると)自分からケンカを売っておいて、相手が怒ってヤバいと感じるや否や、即座に助けを求めたらしい。僕はいつの間にか身につけたのであろうQさんのある種の柔軟さ(?)が少し可笑しくなり、「すごいね、よく逃げたね」とワケの分からない賛辞を送った。するとQさんは「まあな」となぜか自慢げに言い、「今日はそんな1日でした!」と爽やかに電話を切った。

 

XLさんは最近よく、同じマンションの住人である(そして僕の友人でもある)佐藤くんとキャッチボールをしているのだという。いよいよ6日後に迫った「XLの夢主催 第1回寄せ集めソフトボール大会」。まだまだ参加者募集中(目標は18人!)だが、XLさんがソフトボール大会を楽しみに佐藤くんとキャッチボールを重ねているという事実に少し驚く。XLさんとの付き合いはもう15年になるが、XLさんが「自分から」「自分の気持ち」をポツポツと言いはじめたのは、本当にここ数年のことだと思う。推定15年に及ぶ引きこもり生活について、それまで「楽しかった」とヘラヘラ言い続けてきたXLさんが、「しんどかった、淋しかった」と語ったのは1年半前のこと、そして「おれも野球がしたい」と宣言したのは半年前のことだ。引きこもり生活、当たり前に、想像を絶してしんどく、淋しかったのだろう。そして恐らく野球がしたいという思いは、ずっとずっと胸の内にあったのだろう。XLさんのこうした「思い」たちが、言葉として現れ出るまでには本当に長い長い時間がかかった。でも、そういうものなのかもしれない。僕たちは何か問題を解決しようとしたり、白黒答えを出すことに対してあまりにも性急過ぎるのではないだろうか。

 

…とまあ、前置きとも言えないような前置きをここまで書いてきて、じゃあ、どうやってこの重たい前置きを人力交通案内に繋げんねん! という問題に直面にしているのが今この瞬間である。いつものように細かく書くには時間が足りない。だってもう12時半。まだまだ書かねばならぬことが他にもたくさんあるし、予定ではもう昼飯を終え、園芸屋さんやホームセンターに向かっている時間だ。そこで思いついた。「成田舞さん撮影の素晴らしい写真と共に、写真解説的にとっても簡潔に書こう!!!」と思いついた。以下、やってみる。

 

 

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冒頭の写真からも何となく分かるように今回の行き先は「二条城」。実施日は春爛漫の3月26日(月)である。初お披露目のユニフォーム、なかなかカッコいいではないか。

 

「BUS MANIA」の文字と共に、Q氏、XL氏の絵をいい感じにMIXしてドドン! と。明らかにオフィシャル感高まってるし、でも完全にオフィシャルではない感じもちゃんと漂ってる。美馬くん、グッドデザイン、ありがとう!

 

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さて、まずはお決まり通り出入り口に陣取るが、やはりお決まり通りここにニーズは無いことにすぐに気づく。皆さん、「ウグイスバリ、バリヨカッタネ!!!」と我々を素通りしてゆく。

 

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最寄りのバス停「二条城前」へ向かうルート途中に陣を構え直す。写真右端の人も合わせると4人組っぽく見えますが3人組です。

 

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徐々に「迷い人」が現れはじめる。やはり場所は肝心。ところでなんちゅーかこう、背の高さが4人いい感じにデン! デン!! デン!!! デン!!!! ってなってるよね。

 

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流暢な英語に頼り過ぎてはいけない。言葉に頼り過ぎてはいけない。時には身振り手振り、全身を使って。

 

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続いて「二条城前」バス停・Bのりばに移動。やはり我々、バス停との相性が当たり前に一番いい。

 

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なるほど。この感じやとやっぱり「金閣寺」に行きたい人が一番多いんやろうな…と推測。

 

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ちなみに時刻表は何のアテにもならない。混雑でダイヤ乱れまくって、同じ系統のバスが2台続けてくる…なんてことは京都に住む人ならば常識だと思うが、観光客の方々は時間通りに来るものとバスを待つ。日本の公共交通機関はとにかく時間に正確なことで有名らしいが、そのイメージを見事に覆しているのが京都市バスなのかもしれない。

 

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この指差しが出ている時は「バス停間違い」である。「錦市場」? こっちちゃうくて通り向こうのあっちのバス停(Aのりば)からですよ!

 

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この方たちも。

 

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この方たちも。

 

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この方たちも。この方たちの正体が「狐」であることはすぐに、何となく分かったのだが、気づいていないフリをした。…それが優しさってもんだろ?

 

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小指を口にやるQ氏。いい。なんかいい。めっちゃ集中してるっぽい。必殺仕事人っぽい。

 

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リュック(…でいいの? 「デイパック」とかなんか恥ずかしくて言えない)を前にしている人には好感が持てる。後ろに背負ってると知らん間にガーン! て人に当たるし、ジジー…ってチャック開けられて物をパクられやすいしね。

 

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スーパーマンについつい目が行きがちだが、右後方に写っているのは今回も同行してくれた美馬くん。写真撮影は成田舞さんにお任せし、美馬くんには動画を撮ってもらいました。

 

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これ! ヤバいバス!! ヤバいバス発見!!! なんとQ氏もXL氏も知らなかった「二条城・金閣寺エクスプレス」! 鉄板の観光地、「金閣寺」と「二条城」を結ぶエクスプレスは停まるとこほとんど無くってホンマにエクスプレスなんやけど、スマホにも出てこないらしいし、皆さん乗り過ごしがち! だから我々「これ乗って! めっちゃ早いから!」ってめっちゃ勧めた。

 

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こんな感じで。ホラ! ホラ! すごくない??? ね? 乗って! って。でも力説しないとなかなか信じてもらえない感じもあって、だからそんなに混んでないんだと思う。それはそれでいい感じだと思う。

 

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ほとんど停まらないものすごいエクスプレス。それにこのダイヤ、混雑時や拝観終了時間を緻密に計算してあって絶妙なの!

 

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今回、この方との出会いに感動。ず〜と待ってはんなあと少し気にはなっていたのだが、「分かってる」っぽかったので我々の方から話しかけることはなかった。するとそのうち「あの〜…」と声をかけてくださったのだが、この方がず〜と待っていたのは皆さんご存知、幻の「67系統」だったのだ!

 

ほれ! 幻ぃ〜!

 

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で、「来ないです!」と簡潔に説明し、「行き先はどこですか?」と尋ねると「上賀茂神社」って。それ、我々スウィングのすぐ近くですよ! 我々ほぼそこから来たんですよ! と一同ちょいと興奮。すると9系統に乗って〜「加茂川中学校前」で降りて〜、4か46に乗って終点「上賀茂神社前」まで行ってください! とQ氏が口頭でご案内し、通じたようになっている雰囲気がちょっと気になる、気になる。

 

 

ここはやはりいつも通りに…と「書いてお渡ししますね」とQ氏の案内を書きはじめると、「書いてもらえるとありがたいです」って言ってくれたの! 「書く」という僕の仕事が認めてもらえたみたいですごく嬉しかったの! 

 

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おう。なんかサマになっとるやんけ。雑誌に載ってる人みたいやんけ。

 

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おう。張り切っとるやんけ。完全に市バスの関係の人にしか見えへんやんけ。

 

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というわけで約2時間のお仕事を終了し、「お疲れ〜」と帰路に着こうとする。

 

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が、バス停から離れたのになんか知らんけど次から次に「迷い人」がやって来て終われない。「看板」の力を再認識しつつ、「はずさんといつまでも来るぞ…」と看板をはずし、あらためて終了。

 

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お疲れ様でした。そして美馬くん、成田舞さん、ありがとうございました。

 

 

…う〜む、結局けっこうな時間をかけて書いてしまったが、今回、季節(暖かで、早めに咲き誇った桜)、場所(超観光名所)ともに申し分なく、文句無しに過去最高人数の「迷い人」をご案内した。行き先は「祇園」「銀閣寺」「錦市場」「晴明神社」など様々であったが、「二条城・金閣寺エキスプレス」が示すようにやはり「金閣寺」の人気が圧倒的であった。

 

さて、次回の京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」は「北野天満宮」に出没……を4月23日(月)に終わらせてきたので、また後日レポートします! お楽しみに!

 

木ノ戸

 

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 14:51 | comments(0) | trackbacks(0)
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@平安神宮とかそのあたり

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Q&XLによるヘンタイ記憶パフォーマンス、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。なぜだかお天気に恵まれない我々であるが今回は晴れた、晴れた、まあまあ晴れた。前回、雨と雪のために断念したリベンジを果たすべく、去る2月19日(月)、京都・岡崎「平安神宮」に足を向けた(今回も美馬くんが同行してくれた)。

 

駐車場がなかなか見つからず少し離れたところに車を停め、平安神宮へと向かう。平安神宮の位置する岡崎エリアには京都市立動物園、京都市美術館、京都国立近代美術館等、様々な文化施設が広大な敷地内に数多く集まっている。なので平日であってもたくさんの人たちで大賑わい! と思いきや、現実はまるで真逆のチョー閑散…。それもそのはず、1週間で唯一あらゆる文化施設が休み! の月曜日をよりにもよって選んでしまったことをちょっとだけ後悔したが、今日は久しぶりにのんびりやれるなあと一瞬で気持ちを切り替えた。

 

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そんなこんなで第1号の「迷い人」は突然に。「三条京阪」まで行くにはどうすればいいか? にXL氏が答えているが、Q氏のエンジンは全く起動していないことが見てとれる。まだ平安神宮に着く前やからね…。変なとこマジメやんね…。

 

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このようにご案内。

やはり(皆さんご存知の)「岡崎ループ」にご乗車いただくのがいちばん良いかと思います。

 

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どーーーーーん!!!!!

 

平安神宮、着いた。そしてこんな風に陣取った。

左にXL、およそ10メートル開けて中央に僕、更におよそ10メートル開けて右にQという人力交通案内史上、最も大胆かつ巨大な布陣である。バカ丸出しに見えなくもないが、そうでもないんでちゅ。ばぶぅーーー。この平安神宮の入り口的な「応天門」には2つの出入り口的なヤツがあり、つまり「迷い人」がどっちから出てくるか分からない。だからQかXL、どちらかがキャッチした「迷い人」の元に他の2人がダッシュで集結! という戦術を取ったのである。やっぱりバカなんじゃないか…と思われるかもしれないが、それくらい人がまばらで、尚かつ我々はまだまだ走れるっちゅーこと! …いや、Q氏はムリやと思ってたけど。

 

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でも結局、じぇんじぇん人がいなかったので早々に場所を変えよう! と決断。

ここ、「岡崎公園 美術館・平安神宮前バス停/Aのりば」に移動する。

 

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「引き」で見るとこんな感じ。じぇじぇじぇ!!!!! 鳥居でっか!!!!! 

この「大鳥居」、高さ24.2メートルだそうです。デカいXL氏が小人に見えるぜ…。

 

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ああ! あかん! あかん! 「大鳥居」撮りたい気持ちは分かるけど、そういう道路の真ん中に出るようなルール違反のヤツ、Q氏の逆鱗に触れるねんて! 自分もいろんなルール違反おかしまくりのQ氏の逆鱗に触れるねんて! 

 

…全然、車走ってないからいいんやけどね。そもそも世の中、ルールが多過ぎんねん。で、「ルール守らなきゃ! でも守れない!」のQ氏が、自分よりもっとルール守れてないっぽい人見つけて怒る! みたいなことになってんちゃうかなあ、と。でもまあ、こんなん言っててもはじまらない。今は「車も来てないのにマジメに横断歩道渡る」とかして、Q氏のご機嫌を取るしかない。

 

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本題に戻る。

我々が陣取ったのは「岡崎公園 美術館・平安神宮前バス停/Aのりば」であるが、ほれ! このあたりもほれ! こんな風なことになっちゃってますよ! A、B、C、D、E、F、Gて! ホントにややこしいったらありゃしない! じぇじぇじぇ!!!

 

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で、「Aのりば」からの行き先はこんな感じ。これはまあまあ、シンプルな方かな。

 

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はい、あらためてご案内開始。月曜日の岡崎エリアには人力交通案内的には珍しい日本人ばかり。流暢な英語を使う機会がなかったのは残念だったが、人が少ない分、ゆったりと丁寧なご案内ができたと思う。

 

…こら、XL。輪ぁ〜に加わらんかい。

 

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今回オモシロかったのは、あまりメジャーではない、外国人観光客ならまず行かないような「行き先」を目指す女性たちに数多く出会ったことである。例えばこの方たちに尋ねられた「建勲神社」。織田信長を祀る神社として知られてはいるが、なかなかご案内する機会はない。記憶にない。また、行き方もちょっと難しい(まずは「46」系統に乗って「ライトハウス前」下車、「206」系統に乗り換え、「建勲神社前」下車)。「建勲神社」へはこの方たち以外にもここでもう1組をご案内。「日本人女性観光客、空いてる月曜日に建勲神社行きがち率」は相当高いと推察される。

 

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さらに別の方たちには「高台寺」への行き方をご案内。「高台寺」と言えば豊臣秀吉ではないか! 信長と秀吉が揃った! じぇじぇじぇ!!! とひとりテンションが上がったが、Q氏とXL氏は「46」か「急行100」か「急行110」か「岡崎ループ」か「5」に乗って「東山三条」下車、「202」か「206」に乗り換えて「東山安井」下車…と超クールに伝えていた。ちなみに「202」は本数は少ないが空いており、「206」は本数は多いが混んでいるのだそうだ(知るか!)。

 

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「歴女」ご案内連発の他には京都一の繁華街、「四条河原町」に行きたい方が多数いたのが印象的だった(やはり全員日本人だった)。やっぱなあ、河原町行くねんな〜。

 

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さて、先に見ていただいた通り、この辺りには「のりば」がたっくさんあるから、「Aのりば」向かいの「岡崎公園 美術館・平安神宮前バス停/Bのりば」に移動する。こちらはさらに人通りが少ない。

 

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はい。「Bのりば」は非常にシンプル。これでは迷いようがないように見えるが、「のりば」自体を間違える人がいるに違いない、というのが我々の読みである。

 

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お! 来たよ! 来たよ! しかもなんとこの方の行き先はまたまた「建勲神社」!!! 

…マジで、どしたんや、建勲神社。…まさか2月19日と信長に何か関係が??? …と思い立ちググってみるとなんと!!!

 

 

信長の子孫、織田信成氏の出演番組「織田信成 涙のオリンピック 〜知られざるサイドストーリー〜」(テレビ朝日)の放映日ではないか!!! 


たぶん何の関係も無い!!!

 

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はい、この方へのご案内に戻る。

まず、「のりば」が間違っている(「Bのりば」ではなく向かいの「Aのりば」から乗る)ことを伝えた上で、その後の行き方をご案内する。

 

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がしかし、かなりの行動力を持ったこの方、「ありがとう」と言いつつ、なんとかもっといい行き方はないかとご自分で探り続けている。すげー! こんな展開はじめて!

 

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おせっかい2人が駆けつけて様子を伺うと、(皆さんご存知の)「東山仁王門」バス停まで徒歩で移動し、そこから「206」に乗るという戦術を考えているという。確かに…。(皆さんご存知の通り)ここから「東山仁王門」までは地理さえ分かれば徒歩でも近い。僕はおお! と感動し、バスに乗ってもらうことばかり考えていたせこい己を1ミリだけ反省し、「東山仁王門」までの徒歩での行き方を改めてご案内させていただいた。

 

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はい、Qさん、ちと遅い。

XL氏と行動力の方は既に気持ちよくお辞儀を交わし合っているよ。

ほんで遅れてきたあなたのせいで僕がいないことになっているよ。

僕はここに立っているよ。汚れた顔をしてるけど。

 

というわけで、今回のレポートは終了。普段、外国人観光客のご案内ばかりしているせいか、日本人に日本語でご案内することを新鮮に感じたり、月曜日の静かで広々とした岡崎エリアを堪能できたりでとっても楽しかった。また今度、月曜日以外にも来てみたいと思う。

 

次回、京都人力交通案内は明後日3月26日(月)、「二条城」に出没する(遂に完成した「ユニフォーム」もお披露目!)。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0)
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@雪舞う、祇園

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Q&XLによるヘンタイ記憶パフォーマンス、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。今回は1月22日(月)に出動した「雪舞う、祇園」編をお送りする。

 

当初この日は「平安神宮」を予定していたのだが、あいにくの雨。「やむかもしれん」とか「あっちは降ってないかもしれん」とか言いながらとりあえず向かった「平安神宮」はやっぱりダダ降りで人影もまばら。何より我々が雨をしのげる場所が見つからなかったので、「どうしようか…」と考えた末に「祇園」を思いついたのである。

 

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京都・祇園。

 

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その祇園にある「よしもと祇園花月(祇園会館)」。

ここなら屋根があるし、バス停もあるし、人も多いんじゃないか? という読みを働かせた次第である。

 

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うむ。読みは当たった。

 

雨が降っている上にとにかく寒い寒い日であったが、次々に「迷い人」を発見。なぜかQ氏とXL氏の頭の中にほぼ全部インプットされている京都市バスの路線・系統情報を駆使し、目的地へのベストな行き方、乗り継ぎをご案内する。

 

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ところで祇園には我々が陣取った「よしもと祇園花月(祇園会館)」前の「Cのりば」に加え、通りを挟んで「Aのりば」と「Bのりば」が存在する。A、B、Cと違うのにバス停の名前は「祇園」ですべていっしょ! という状況がややこしいのは言うまでもなく、事実今回、本当はA(もしくはB)から乗るはずなのにCに来ちゃっている人に数多く出会うこととなった。

 

この状況は金閣寺「前」と金閣寺「道」の混乱(→)に少し似ているなと思った。

 

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また、加えてA、B、C、各のりばから出ているバスの系統がこんだけあるので、ややこしいったらありゃしない! を通り越して、なんかもう見る気もしない。でも実際、我々をアテにしてくれる人たちは本当に見る必要が無いのですよ! だってQ氏とXL氏の頭の中にこれら(だいたい)全部入ってるんだから! さあ! ど〜ん! といらっしゃい!

 

あらためてなんてモノを頭の中に入れてるんだろう…と思う。

 

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「祇園/Cのりば」からご案内した行き先ナンバー1は「銀閣寺」だった。ここから銀閣寺に向かうには「203」か「急行100」で乗り換え無し1本。しかしQ氏とXL氏は揃って「急行100」を強く推しまくる。急行だから停車するバス停の数が少なくて早い! までは僕でも分かったが、よりグッド! なのは「203」は銀閣寺「道」までしか行かないが、「急行100」は銀閣寺「前」まで行くので近くて分かりやすいのだと言う。雨の日だけにこの情報はかなりステキ! と思ったが、各地に張り巡らされた「道」と「前」の罠って一体なんやねん…。

 

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この方たちにも「銀閣寺」の行き方をご案内。皆さん日本人で意思の疎通もしやすかったため、間もなくやって来る「203」をスルーして「急行100」を待ってもらうという、トリッキーな案内をさせていただいた(理由は上記の通り)。

 

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ダイヤも乱れまくって「次のバスがいつ来るか分からない」状況でこうした案内をするのは勇気の要ることなのだが、バスの待ち時間にいつしか雑談を交わし、「信じるわ〜、あんたらお金取れるわ〜」とまで言ってもらえるくらいに段々と仲良くなったことが大きかったのだと思う。人力交通案内の最中にはこうした予期せぬ友情(?)のようなものが生まれることが時々あり、Q氏やXL氏は知らないが(たぶん興味ないが)、個人的には密かな楽しみだったりする。

 

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「銀閣寺」以外のご案内で非常に興味深かったのは「祇園はどこですか?」と、「祇園」のど真ん中で「祇園」を探している人たちがかなりいたことである。最初は僕たちの方が面くらってしまってひたすら「Here!」と言いまくっていたが、なんか上手く通じない(当たり前だ)。そうしてふと、世界各地の皆さんは「祇園」らしい「祇園」、つまり「花見小路」を探しているんじゃないか! ということに気がついた。

 

 

アバウトな「祇園」に来ることはたま〜にあるし、なんとなくただの地名として理解してしまっているけれど、庶民として京都に住む者としてはあまり来ることがない(と思われる)場所、「花見小路」。そうか! ここが世界標準の「祇園」なのか! と気づけたことは1つの、「灯台もと暗し」的な大きな発見だった気がする。今回のような雨の時にはまた「祇園」に来ることもあるかと思うので、この発見を今後も忘れず活かしてゆきたい。

 

そう…今回は…雨…。

 

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よしもと芸人の中に入ってごまかしてみても、雨は…雨…。

 

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…ていうか、雪!!!

 

もう寒くって耐えらんない! というわけで、「Cのりば」よりももっと分かりやすく屋根に覆われた「Bのりば」へ(軽い運動も兼ねて)そそくさと移動する。 

 

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はい〜、スタンバイ、オッケイ〜!

でも全然、寒さは変わらず…。XL氏、手がかじかんで動かないようである。

 

 

シャケが取れなくなったら困っちゃうね…。

 

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ぐお〜! 「Bのりば」なんか激しい!! 激戦区!!! 

しかし、よ〜く目を凝らして見ると、著名な観光地は「金閣寺」くらいしかないようである。

 

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はいはい、どこですか? 「金閣寺」でしょ? 

え? 違うの? 四条河原町? 歩いてもいけまっせ?

 

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…て、言うてる間にバスが来たので、(軽い運動も兼ねて)バスをSTOPさせてご乗車していただきました。

 

よい旅を。寒いけど。

 

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このお2人には「烏丸御池」までの行き方をご案内。バスだけでなく地下鉄もOK! ということだったので、市バスから地下鉄乗車の最短ルートをご案内したのだが、Q氏が「地下鉄/国際会館方面行き」のことを「コクサイカイカンホーメーン!」と英語っぽく言っていたのがオモシロかった。これ、「人力交通案内あるある」である。ちぇき。

 

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あまりの寒さに冬眠の準備をはじめたXL氏をよそに、予想通り「金閣寺」ご案内ラッシュがはじまる。「金閣寺」への行き方はシンプルに「12」系統で1本! のみを淡々と続ける2人。なんか知らんけどそれがベストなのだろう。ところで1つオモシロかったのは「ろくおんじの行き方、分かりませんか?」と尋ねる「迷い人」がいたことである。ご存知の方はご存知かと思うが、「鹿苑寺(ろくおんじ)」とは「金閣寺」の正式名称である。にも関わらず滅多に耳にすることも口にすることもないし、「金閣寺」が圧倒的に一般的といって間違いない。恐らくどこのバス停にもこの名は表示されてはいないだろう。尋ねられた時、(日本人ではなかったし)言葉としては上手く聞き取れなかったのでスマホの画面を見せてもらうとそこには「鹿苑寺/Rokuon-ji」。なぜに!?? と共に、高校生の頃に習ったなあ…となんだかちょっと懐かしい気持ちがした。


さて。突然だが、人力交通案内史上、最大の失敗をここに告白する。

 

これまでの最大の失敗と言えば、かつてこの活動のメンバーだったアッキーによる『中途半端な市バスの知識しかないのに「迷い人」を「聞いて! 聞いて!」と深追いし過ぎて怒らせる事件』がトラウマ級に断トツだが、ショック…という意味では今回の一件の方がやはり根深い。

 

…写真のこの方、かなりの大所帯で京都へと来ていた外国人観光客ご一行のお1人である。

行き先は「金閣寺」。回答はシンプルに「12」。

 

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…が、その「12」系統が実際なっかなか来ず「もう20分も待ってるのよ! あと何分待てばいいの? 他の行き方は無いの?」とこんな感じになり、「じゃあ、それなら…」と案内してしまったのがまずかったのである。

 

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やって来た「201」系統に乗ることを3人全力ですすめ、でも、もうバスは来てしまっていたので乗り継ぎ案内を完了することができず、この方たちをXL氏と共に追っかけ、車内にまで一瞬乗り込み、(この方の機転で)乗り換え地点をスマホに録音させることに成功したのである。

 

「シジョウホリカワ(四条堀川)!」と。

 

…が、ダメなんである。…「金閣寺」に行きたい人が「四条堀川」で乗り換えてもダメなんである。混乱の中、XL氏はなぜか「二条城」への行き方を案内してしまったのだという。このことを直後に知り、僕たちはかなり凹んでしまった。今回も同行してくれた美馬くんもかなり凹んでいた。誰も悪くないと思う。でも我々は焦ってしまい、「金閣寺」に行きたがっていた人たちを「二条城」にご案内してしまった。全然違う。やっぱり、後味は悪い。

 

…では、本当はどこで乗り換えてもらえばよかったのか?

今、ついさっき、XL氏に電話をして確認する(2月15日午後8時半)。

 

「なあ、はっちゃん(XL氏の本名:服部光男=はっちゃん)、先月の交通案内で間違えたん覚えてる?」

 

「うん、覚えてる」

 

「あれ、本当はどこで乗り換えてもらったらよかったん?」

 

「四条堀川」

 

「…四条堀川!??」

 

「そう。四条堀川から急行101」。

 

「…で?」

 

「金閣寺道で降りる」

 

わお!!! なんや!!! 合ってたんかい!!!

なんだかよく分からないが、「二条城」と勘違いしたことはしたらしいが、「四条堀川」乗り換えで結果オーライ! だったらしい。美馬く〜ん、安心やで〜。あの人たち、ちゃんと(たぶん)「金閣寺」に着いてんで〜。

 

あー、なんかホッとした…。

でも、どんな時も焦らないことが肝心!!! これは確かな教訓!!!

 

というわけでアッキーによる『中途半端な市バスの知識しかないのに「迷い人」を「聞いて! 聞いて!」と深追いし過ぎて怒らせる事件』を最悪の失敗としてキープしつつ、次回、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」は来る2月19日(月)、「平安神宮」に出没予定である。ちぇき。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 21:03 | comments(0) | trackbacks(0)
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@師走の嵐山

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まいど! 碁盤の目のような京の街に、網の目のように張り巡らされたとってもややこしい公共交通網(主に京都市バス)のベストな乗り継ぎをご案内する、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」という活動をやっておりますメガネ3人組、左からXL、Q、木ノ戸と申します! どうぞよろしくお願いいたします!

 

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しかし表情冴えんなあ、おい。XLさん、でっかいあくびしてるし、Qさん、口半開きの疲れてる時や何かが気になって腹を立ててる時の顔してるし。…しかしこれ、単独行動やったら間違いなく全員、不審者やな。…不審者が3人集まったら不審者感が3分の1に薄れるんやろか。…それとも3倍になるんやろか。どっちにしたって見た目じゃなくって中身で勝負! の我々やからな、さあ張り切っていこうぜ!

 

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というわけで昨年末、慌ただしい年の瀬に向かったのは前回の「金閣寺」に続いて、ザッツ! 京都! な超観光名所「嵐山」である。嵐山にも金閣寺と同じく複数のバス停が存在するが、金閣寺ほどややこしくはない(→)。いや、ややこしいのはややこしいのだが、金閣寺と違って目に見える範囲に「本当はこっち!」のバス停があるので、上の写真のように指差し一発「あそこです!」でご案内することができる。とはいえ今回我々が陣取った、その名も「嵐山」バス停は京都市バス3系統、加えて京都バス9系統(!)の通過点になっている。うむ。やっぱりややこしい。さあさあ、「迷い人」の皆さん、ええのん放り込んでくださいよー。

 

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さすがは嵐山。12月下旬のド平日になかなかの人手である。しかし冬は皆、着る服の色が暗いね。もうちょっと明るい色溢れたらいいのにね。

 

お、XLさん、「迷い人」はいないか、目を皿にようにして行き交う人々を見つめている。…いる? …ほんまに?

 

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またあくびしとるやないか!!! 

余裕も結構やけれど、やる気が感じられんぞ! な、Qさん、なんか言うたって!

 

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ぶわっは!!! なんや? 何を打ったらそんな顔なるんや?

 

とにかく頼むで、2人とも…。

 

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はいはい、来たで来たで〜。この「迷い人」には「京都大学」へのベストな行き方をご案内。もちろん皆さんご存知の通り、市バス93系統に乗って「熊野神社」下車、201か206か31か65に乗り換えて「百万遍」か「京大正門前」下車で到着! とご案内した。もちろん皆さんご存知の通り、「31と65は本数少ないけどたぶん座りやすいですよ」というプチ情報も放り込ませていただいた。

 

ところで写真右端に売店(?)の女性の姿が写っているが、今回、このおばちゃんたち(もうおひとりいました)との間に生まれたやり取りもとても楽しかった。売店はバス停のすぐ後ろにあったから、おばちゃんたちは嫌でも我々の活動の意味を理解することになる。するとそのうち、ノリのいいおばちゃんたちが「そこやったら〇番! 〇番!」(〇系統のことを多くの人は〇番と呼ぶ)とか、我々のサポートメンバーみたいになってきたのだ。そんなこんなでおばちゃんたちとはいつの間にかちょっと仲良くなり、帰り際には「今度は(平日よりももっともっと人が多い)休みの日に来てな!」とか言っていただいた。僕はおばちゃんたちへの「ありがとう」の思いも込めて、QさんとXLさん(と今回も同行、撮影してくれた美馬くん)に「なんか温かいモノおごるわ!」と言ったのだけれど、Qさんがここぞとばかりに550円(!)の「神戸牛肉まん」を頼みやがったのにはオモロムカついた。京都も嵐山もなんも関係ないやんけ…。

 

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にゃん。。。

 

か〜〜〜わい! って、なるか!!!

なあ、XLさん、なんか言うたって!

 

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って、あんたは年の瀬にソフトクリームかい!!! 「食べよ」思た直前に「迷い人」現れて食えへんのかい!!!

 

この方には宿泊先のホテルまでの行き方をご案内。

 

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この日は時々、小雨ちらつく不安定な空模様。…僕は一体誰と話しているのだろうか?

 

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お、これはなかなか緊迫感溢れる1枚である(美馬くんの撮影にも焦りが感じられる)。緊迫感の理由は「もう来てしまっている」このバスに乗ってもらう必要があったからだ(「京都国際マンガミュージアム」までの行き方をご案内)。こうした局面は「なぜかバス1本で行ける行き方や、乗り継ぐとしてもトリッキーな行き方を熟考しがちな」Qさんはあまり得意ではなく、XLさんと僕との迅速な対応力が試される。しかし男4人、国境を越えて全員、上着が黒いね。もうちょっと明るい色味、考えてみてもいいかもね。

 

ちなみに京都人力交通案内史上、最も緊迫した場面はコチラ。

 

 

全員ウンコがもれそうで、たぶんトイレを探しているのだと思う。

 

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ところで今回の案内で圧倒的に多かったのは「金閣寺」だった(他は「銀閣寺」「広隆寺」「二条城」等)。前回の金閣寺でも【金閣寺 → 嵐山】を案内することは少なくなかったが、【嵐山 → 金閣寺】ほどではなかった。嵐山からの移動はそれほど交通の便が良くなく、逆に金閣寺からはいろんなところへアクセスしやすいといった交通事情も関係しているのだろう。なんにせよ、やっぱり著名な観光地はすごいな! というか、強いな! と思った。

 

話題変わって、我々3人のチームワークについて。前回の記事にも書いたが、良い時の案内は上の写真のように3人が寄ってたかっており、XLさん、Qさん双方が互いの知識やアイデアを補い合い、「迷い人」に対していい感じのご案内をすることができる。2人ともものすごい知識を持っているのだが、「あれ? どうやったかな?」とか「なるほど! その手があったか!」となることは当たり前に多い。

 

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これ最高。男4人がこんなに至近距離で集まること、滅多にないと思う。

 

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一方、あまり良くない時の案内はこんな感じ、3人がバラバラになってしまっている。この場合、大した知識を持っていない僕が孤立してしまっているが、2人から「その日に学んだ知識」でなんとか対応をしている。Qさんは明らかに若い女性への案内を喜んでしており、XLさんは「このスケベ野郎…」といった眼差しをQさんに向けている。まあ、それはどうでもよく、複雑な行き方を口頭のみで伝え、「書いて渡せない」というのが一番の問題となる。でも、見ての通りの人だかりの中で、3人いっしょをキープするのも実際問題なかなか難しい。

 

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また、我々がバス停とほぼ同化してしまうことによりオフィシャル感が高まり、「迷い人」にキャッチしてもらいやすくなる(この時に学習しました! →)。同時に有意義なサービス感も高まるらしく、「おいくらですか?」と聞かれたこともあったので、今後は「タダであること」を分かりやすく明記した方がいいのかもしれない。

 

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今回、今までになくこの活動を楽しい! と感じた。多くの方に行き方をご案内したことはもちろん、売店のおばちゃんたちと知り合えたこと、普段訪れることのない嵐山がとっても綺麗だったこと、そして何より「12月にしては暖かい日だったこと」が大きかったんだと思う。暖かいって大事! 

 

さて、京都人力交通案内は本日1月22日、雨やみぞれが降り、やがては雪も舞い散っていた「祇園」でまたひと仕事を終えたところである。とにかく(嵐山と違って)めちゃくちゃに寒かった! というのが一番の感想であるが、いつも通り様々なご案内があり、ファインプレーがあり、またかなりの失敗もあり、といったホロ苦オモロい時間であった。報告はまた後日です!

 

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にやり。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 18:36 | comments(0) | trackbacks(0)
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@(実は結構ややこしい)金閣寺

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京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。紅葉シーズンど真ん中の11月は、世界的観光都市・京都の数多ある観光スポットの中でも不動の人気を誇り続けるゴールデンテンポー! 「金閣寺(鹿苑寺)」へ向かうこととなった。

 

 

しかしなぜに「金閣寺」はこれほどまでに人気があるのか? これまで考えたことすらなかったが、やっぱり「ぜんぶ金だから!」という理由しか思いつかない。ではなぜに人は「金」に惹かれるのか? やはりこれまで一度も考えたことがなかったが、恐らく「とってもきらびやかでとっても綺麗だから!」で間違いないと思う。素晴らしい。実にシンプルである。が、その一方で金閣寺での交通案内はそれほどシンプルではない。なぜか? それは金閣寺近辺に、「金閣寺(きんかくじまえ)」と「金閣寺(きんかくじみち)」という2つのバス停が存在することに他ならない。しかもこれは“バス停の名前”なのであって、北行きだったり、南行きだったり、系統番号によって違ったり、つまりバス停の数自体はもっとたくさんあるのだ。

 

しかも「金閣寺」バス停(以下、「道」停)があるところはなぜだか地名的には「金閣寺」であり、その「金閣寺」バス停(以下、「前」停)があるのは当然別のところだったりする。更には「金閣寺道」はバス停の名前としてあるだけで、実際には“そんな道は無い”のである(金閣寺の方に聞きました)。

 

これ迷うぅ〜! これ絶対絶対、迷うぅ〜! 

 

…に違いないという推測のもと、我々一同(Q、XL、木ノ戸、美馬くん)は“京都に住んでるとよく知られる観光名所にはなかなか行かない”という鉄則通り、ほとんど行ったことのない金閣寺へと車を走らせた。

 

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はい! こちらが「前」停。文字通り金閣寺のほぼ真ん前にあるが、金閣寺をちょうど出たところには無いので、ちょっと分かりづらい。お、XL氏、帽子をかぶる前から案内をはじめております。Q氏(写真右)はまだやる気ゼロ…。

 

 

「前」停は「北麓亭」のちょうど左あたり。出口ではなく広大な金閣寺敷地前に立地している。

 

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で、こちらが金閣寺出口からおよそ150メートルほどのところにある「道」停付近の様子。ここは「前」停より少し距離はあるが、金閣寺を出たところにある通りをズドン! と真っ直ぐに行けば辿り着くので、分かりやすいっちゃ分かりやすい。でも、ね? 「金閣寺」バス停なのに地名は「金閣寺」になってるでしょう? ややこしや〜、ややこしや〜。 

 

 

ね? ズドン! の通りは「金閣寺道」ではなくって「鞍馬口通」になってるでしょう? ややこしや〜、ややこしや〜。 

 

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というわけで、今回は「前」停からどこかへ行く人はもとより、「道」停から乗るはずなんだけど、間違って「前」停に来ちゃう人も大勢いるんじゃないか? という推測のもと、「前」停に陣取って案内を行うこととなった。ややこしや〜、ややこしや〜。

 

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はい! 予想的中! この指差すポーズが出ている場合は「ここじゃなくってもう1個の方ですよ!」と「道」停の場所をまずご案内し(「ストレイト!&信号んとこでライト!」)、更に行き先に応じたバスの系統案内をしている風景である。ややこしや〜、ややこしや〜。

 

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この方も〜、ややこしや〜。

 

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この方も〜、ややこしや〜。

 

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この方も〜、ややこしや〜。

 

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お! ようやくノーマルな案内である。金閣寺からの「行き先」で多かったのは「龍安寺」「嵐山」「京都駅」「伏見稲荷」…といったところ。「龍安寺」へはバス1本ですぐ、「嵐山」へはマイナーなバス停での乗り換えが1回必要、「京都駅」や「伏見稲荷」は一旦「道」停に移動してから乗ってもらう必要があった。また「四条河原町」等の繁華街へ行きたい人も当たり前に多かったが、少なからぬ人たちが「真逆方向のバスに乗ろうとしている」という事実にはあらためて驚かされた。先ほども書いた通り、バス停の名前(系統番号)は1つでも、行き先に応じてバス停の数は複数あったりする。今回の場合、間違って真逆方向に乗ってしまうと、文字通り“繁華街とは真逆のまあまあの山奥”に連れて行かれることになる。こうしたハプニングも旅の醍醐味なのかもしれないが、「相当数の人たちがバスを乗り間違えている」のは紛れもない事実であろう。

 

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さて、我々3人のチームワークにも触れておきたい。上の写真では1人の「迷い人」に対して、3人が寄ってたかっているが、これが実は1番いい感じの状況である。今回もそうだったが「迷い人」は一度に複数人やって来ることも多く、その多くは外国人である。この活動はQ&XLのヘンタイ記憶を結集してベストな行き方、乗り継ぎをご案内するのがモットーだし、3人がバラバラになってしまうと案内が中途半端になってしまったり、紙に書いて渡すことが難しくなったり、とにかくわちゃわちゃ〜とまとまりが無くなってしまうため、1人の「迷い人」に3人が集結! が原則なのである。

 

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はい、これが悪いパターン。Q氏と僕からXL氏が離れているため手前の「迷い人」がXL氏を狙っているのが分かる。

 

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そうなるとXL氏はひとりで、口頭のみで案内をすることになり、これでは的確な案内ができなくなるリスクが日本人の場合で300倍くらい、外国人の場合で3億倍くらい高まるのだ。ところで「迷い人」(つまり京都観光している人)は本当に外国人が多く、恐らくその半分くらいが韓国や中国の人たちであると思う。だから一見、日本人に見えてもそうじゃなかったり、逆に「Can I help you?」と話しかけても「あ、だいじょうぶです」とか不審げに返されることも少なくない。ま、どっちにしろ見た目で分からないものは分からないので、適当にやってゆくしかない。

 

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ところで基本的に外国人への案内は、Q氏やXL氏の仲介役となる僕の、非常に限られた英語力がキーになってくるのだが、分からないことはお互いに聞き返すし、案外いけてる! と自分では思っている(真実は知らない)。

 

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しかし今回想定外だったのは飛び交う英語がQ氏に伝染し、Q氏がいつの間にか、例えば「205」系統のことを「トゥー・ゼロ・ファイブ」とか言い出したことだ。これには僕の方が「あんさん、誰やねん! あんさんは日本語でええから!」と混乱してしまった。でも、めっちゃオモシロかった。XL氏に英語が伝染することはなかったけれども、(書いても分からないかもしれないが)「にぃ〜、まぁ〜る、ごぉ〜」とかイントネーションだけ英語っぽくなったりして、これもめっちゃオモシロかった。

 

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今回の交通案内は読み(「前」停と「道」停の混乱)もピタリ! と当たり、またニーズもめっちゃ高かったのでかなり手応えがあった。実は本日、クリスマスの「嵐山」に行ってきたところである(レポートはまた来年!)が、観光名所に行くのは普通にオモシロい。本当に普段行くことがないので新鮮でオモシロい。というわけで我々自身が京都観光をちょっぴり楽しみながら、来年も(月イチで)続く京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。次回新年一発目は1月22日(月)、「平安神宮」に出没する。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 19:04 | comments(0) | trackbacks(0)
京都カラダ直角化計画「碁盤の目より愛をこめて♡」@清水寺

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…なんだ、QとXLのこのザマは。

 

Qはポカンと口を開けて突っ立ち、XLなどは疲れ果ててプイッ! っと後ろを向いてしまっている(心なしかサイズもちっちゃくなってないか?)。

確かに直角をキープし続けるのはキツイ。キツイよ? しかしその程度の体力で我々が推進する京都カラダ直角化計画「碁盤の目より愛をこめて♡」(=まるで碁盤の目のように直角な感じで縦と横の通りが整然と並んでいる京の街に敬意を表し、京都市民のカラダを直角化しようというもの)が上手くゆくとでも思っているのか。しかしかく言う僕もまだまだ甘いな…。両腕はなんとか直角をキープしているが、腰の角度は言うまでもなく甘々だし、右へ向けた首も、開いた­足先が作る角度も直角とは言い難い。まあ、簡単にできてしまうことなら逆にはじめからやっていないだろう。「ローマの道は一日にして成らず」である。

 

まだまだ全然なっちゃいない我々ではあるが京都カラダ直角化計画のサブ的に推進している京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」はまあまあ上手く事が運んでいる。本意ではないが、今回はこのサブ活動に焦点を当て、その模様をレポートすることにする。

 

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プイッ! と後ろを向いていたXLが今度は大あくびをしているではないか。頼むからマジメにやれ、マジメに。気合いを入れるために自慢のロン毛をバッサリいった心意気は一体どこへ行った? で、我々が去る9月27日(水)にどこへ行ったか? というと、世界的観光都市・京都でも最も人気が高いと言われる「清水寺」である。最近、この活動は点々と観光地へ­足を向けるようになっており、前回の「銀閣寺」でまあまあの手応えを得た後、まずはもっともっと王道を行ってみよう! という方針を(一応、今のところ)持つことにしたのである。

 

…お気づきの通り、我々はバリバリ半袖を着ている。ジャストこのテキストを書いている今(11月16日どす)はかなり寒い(今日の京都の最低気温は6度)が、9月の末頃はまだまだ暑かったんやなあ。早い早い。ほんまに早い。

 

ところで月日が経つことのあっちゅー間さを素晴らしい歌詞で表した「襟裳岬」(詞:岡本おさみ/曲:吉田拓郎)という森進一の歌がある。

 

北の街ではもう 悲しみを暖炉で

燃やしはじめてるらしい

わけのわからないことで

悩んでいるうち 老いぼれてしまうから

 

ん〜沁みる…。関係ないがふいに思い出したのでここに紹介した。「T字路s」のカバーがめっちゃカッコええです。皆さまもぜひ。

 

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さて、京都人力交通案内は観光地にただ行けばいいってもんではなく、ポジション取りがとても難しい。サッカーにしろ、野球にしろ、飲み会にしろ、チンポジにしろ、ポジション取りというのはいつだって難しい。この日も清水寺にあんまり近いと人がヤバすぎるだろうし、バス停からも遠ざかってしまうから、まずは東大路通りと清水寺を結ぶ、「松原通り(清水道)」の中間点あたりに陣を構えることにした。ちなみに清水寺へと向かう道はこの「松原通り(清水道)」と「五条坂」と2つあり、「松原通り(清水道)」は人通りも車通りも少なく安全である(が、お店は少ない)。

 

人力車も行き交い、また着物姿の人も多く、本当に「京都っぽい」ところである。そして我々はまるでヒッチハイカーのように見える。ポップとかもっと工夫せなあかんな…。

 

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お! 最初の迷い人、到来。

この方には京都市バスではなく、京阪「清水五条駅」までの行き方を教えて欲しいと言われた。ちなみに「清水五条駅」とは言うものの、清水寺からは結構な距離があるのでご注意を。

 

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人力車から眺められる人力交通案内・XL氏。なかなかシュールな光景である。

 

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人通りが少なく、ニーズもあまり無かったので、ポジションを移すことにする。しばらく様子を見て「ここは違う!」と判断したら、あんまり長居しないで柔軟に動くことも、この活動における重要なポイントである。

 

移動し、やって来たのは松原通り(清水道)と五条坂が合流する三叉路。ここは五条坂を上ってくるタクシーがガンガン走りまくっており、まあまあ危ない。

 

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そしてここから清水寺の方を眺めてみたらばこの通り! 平日、しかも雨が今にも降り出さんとする天候にも関わらず、この人だかりである。やっぱりそんな人気あるのね、清水寺。京都に「住んでいる」と忘れがちになるが、改めて観光都市・京都の力を実感する。しかしこの人波に入り込んでしまっては仕事にならぬし、我々は一体どこに位置すべきか? 

 

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…で、またヒッチハイカー感満載になってしまった。

これではいかぬ、これではいかぬぞ。

 

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再び即、移動。観光客は京都市バスで移動することが多いし、市バスが出るのはバス停だ。そして我々がやっているのは市バスの乗り継ぎ案内だ。バカバカしいくらい当たり前の原点に立ち返り、五条坂を下って東大路通りまで戻り、「五条坂」もしくは「清水道」バス停に行こうということになった。

 

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いやん! やっぱりこっちが正解だったのねん!

結局「清水道」バス停に向かうことにしたのだが、その道中でも結構声をかけられる。

 

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「清水道」バス停に到着。もう(しんどいし)しばらくは動かへんで〜。

…と、ここでしばらく迷い人を待つうち、ブツブツと何かを言いはじめるQ氏に気づく。

 

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「清水道〜清水道〜 次は〜五条坂に停車します」

 

とかなんとか。つまり今いるバス停の名前や次のバス停、次に来るバスなどを勝手にアナウンスしはじめたのだ。運転手風のビジュアルに運転手風のアナウンスが加わるというこの演出効果は抜群で、バス停に訪れる人の多くに「この人はなんか知らんけど京都市バスの関係の、なんか知らんけど親切な人だ」という錯覚を生むことになった(ように思う)。

 

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このオフィシャル感溢れる演出に引き寄せられ、気軽にQ氏に案内を求める人が増え、Q氏も(特に若い女性の場合)張り切って案内するという好循環が生まれはじめる。我々の活動はバス停と相性が良い! だって京都市バスの案内をしてるんだから! というシンプルな気づきを得るとともに、もっと早い段階で気づいても良かったのに! という軽い自責の念も脳内をグルグルした。

 

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好循環は更なる好循環を呼び、XL氏にも迷い人が近づきはじめる。ただ、この方の場合、「鼻を押すと案内してくれる」システムと勘違いをしたようだ。押すのはバスに乗ってから、降車するバス停の前のタイミングで降車ボタンを…でよろしくお願いします。

 

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また、人力交通案内は遊びではない。迷い人は行きたい場所に辿り着くために真剣だし、我々も間違った情報を提供するわけにはいかない。まるで戦場のような緊迫感溢れる上の写真は人力交通案内の「マジさ」を捉えた秀逸な1枚と言えよう。ちなみに今回の全ての写真は、同行した美馬くんによる撮影である。美馬くん、こんなところで突然なんだけど、たくさんのいい写真と多大なる協力をいつもありがとう。

 

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今回改めて実感したことは、やはり京都観光に来る多くの方々が、便利だけれどややこしいったらありゃしない京都市バスにちょっと困っている(戸惑っている?)という事実であり、実は間違ったバスに乗っている人も想像以上に多いのではないか? ということも思った。例えば「金閣寺」に行くつもりが「銀閣寺」に着いちゃった! みたいなハプニングは、結果として旅の思い出みたいなものになるのかもしれないが、ああ、京都には市バスのことを何でも知ってるヘンタイがいたなあ…という新たなタイプの思い出を、これからも多くの方々に届けられたらと思う。

 

次回、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」は、11月28日(火)、「金閣寺」に出没する予定である。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0)
やっぱりヘンタイ! 〜 京都人力交通案内@銀閣寺 〜

 

去る8/14(月)、京都人力交通案内に木ノ戸さん・Qさん・XLさん・四至本で行ってまいりました!!

少し暑さもマシになり交通案内もやりやすくなってきました!!

今回は初の銀閣寺周辺。お盆ということもあってか、たくさんの観光客の人たちの姿がありました。

 

 

お! 到着早々、白川通りの交差点でいきなり「銀閣寺はどこですか?」と聞かれてます。

幸先いいスタートと思いきや、このあと最初に陣取ったところではなかなか人が止まらず、その後も人の流れを見ながら場所を何回か変え、最終的に「バス停案内図」の近くに落ち着くことになりました。

 

 

しかし、この案内図…人力交通案内とは相性が悪かった!

ちょっとわかりにくいですが写真右端に写っているのが案内図です。QさんとXLさんはヘンタイ知識を持っているのにも関わらず、つい案内図を見てそれに当てはめて説明するもんだから、ヘンタイ知識と案内図の情報がこんがらがって逆にややこしくなってしまう! というヘンタイ現象が起こってしまうのです。これはかつてJR京都駅でも起こった現象ですが、う〜ん、案内図があると逆に下手くそになってしまう…やっぱりヘンタイですね〜。

 

 

さて、今回はか・な・り、たくさんの人が、どうやってゆけばいいのか? 迷っていて大忙しでした。

 

 

金閣寺、清水寺、祇園、平安神宮・下鴨神社などなど…。

 

 

いちばん多かったのは(予想通りの)金閣寺でしたが、「金」と「銀」を揃えたい! というシンプルな心理が世界共通、ヘンタイ的に働くものと思われます。

 

 

様々な案内の中で、QさんとXLさんのヘンタイっぷりが思う存分発揮される場面がありました。

それはある方に平安神宮への行き方を案内している時のこと…。

 

Qさん:203で行ける。でも車庫に入るかもしれん。

木ノ戸さん:でも車庫から出るやろ?

Qさん:でも運転手が交代するかもしれん。

木ノ戸さん:車庫に入るとか運転手が代わるとかそんな情報いらんねん!

 

そこにXLさんも割り込む。

 

XLさん:206も車庫に入るで!

 

いらん! その情報、全然いらん!

どのバスが途中で車庫入りするとか、運転手が代わるとかいう超マニアックな、そして案内を必要としている人を不安にさせるだけのヘンタイ情報を放り込んでくる…やはりこの人たち、間違いなくヘンタイです!

 

 

はい、気を取り直して。

Qさんと木ノ戸さんがタッグを組んで案内しているその向こうで…ん? XLさん、別の方のご案内ですか?

 

 

…なんと写真撮影を依頼されていました。XLさん、モテモテですねぇ。

しかしなんだかワケが分からない絵ヅラですね…。

 

そんなこんなで忙しく終了しましたが、知識がヘンタイすぎて、お困りの方を余計に困らせてしまったこと、QさんとXLさんがバラバラで案内をしたために交通案内名物のヘンタイ掛け合いができなかったことなど、反省する点もありました。

 

さて、次回の京都人力交通案内は、9/27(水)午後2時頃より、清水寺付近に出没予定です!

ぜひ皆さまも2人のヘンタイっぷりを体感しに来てくださいね!

 

(ししもと)

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 18:22 | comments(0) | trackbacks(0)
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