2016.06.13 Monday
不二家ネクター vs. 桃〇娘
今日も1日の仕事が終わり、そうちゃんは帰りのバスに乗るため、「上賀茂神社前」バス停へと向かう。
そうちゃんはハッキリ言って注意力がそれほど高くないので、そして上賀茂神社への道中は結構、車の往来が激しいので、西川くんがそうちゃんの後をトコトコ付いて歩く。
はい。無事、「上賀茂神社前」バス停に到着。
…おやおや? バス停のベンチに浴衣姿のかわいらしい女性が2人座っているぞ。
…おやおや? そのうちの1人は「不二家ネクター」の桃味を飲んでいるぞ。
…おやおや? そうちゃん、「不二家ネクター」をガン見しているぞ。
そりゃあね〜、「不二家ネクター」の桃味っつったら、そうちゃんの一番の大好物やもんね〜。
そりゃあ、ガン見するっつ〜の。
…おやおやおやおや? 何やらイイ感じに酔っぱらったおっさんがニヤニヤそうちゃんに近寄ってくるぞ。
…おやおやおやおや? そして「分かる、分かる」みたいな感じでニヤニヤ大声でこう言っているぞ。
「ねえちゃん見てんのか? ええなあ」
いやいや、おっさん、おっさん。そうじゃないねん。それはちゃうねん。
そうちゃん、ガン見してんの浴衣のねえちゃん、ちゃうねん、ちゃうねん。
男・西川くん、そうちゃんの名誉のため、ニヤニヤ笑いのおっさんに説明する。
「いや、そうじゃなくって、この人はネクターの桃味が大好きで、そっちを見てるんですよ」
そうそう、アンタとはちゃうねん、ちゃうねん。
アンタとはまるで別モンのスケベ心やっちゅーねん。
すると、おっさん、「なるほどな!」とニヤニヤ納得した様子で、デカ過ぎる声でこうのたまう!
「おお!! 桃尻か!!!」
なんか知らんけど、おっさんの勝ち!!!!!
木ノ戸