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実録! 関西「バーン!!!」「ウ〜……」死闘編

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春だ。すっかり春だ。

そして春だろうが夏だろうが秋だろうが冬だろうが、スウィングの送迎車は京の街をひた走る。

 

春に浮かされたのだろうか、銃をかまえてる風のはるか君が、ドライバー西川君に向かって「バーン!!!」とする。

くっだらね。くっだらねーし口で言うてるだけやんけ。

春なら春らしくほんまもんで来いや。

するとノーリアクションの西川君が不満だったらしく、はるか君は言う。

 

「なんで、ウ〜……言わへんの?」

 

だから無理やって。くだらないし口で言うてるだけやし運転中やし。

でも無視はあかんな。ちゃんと言葉にして伝えよ。

 

「いや、なんか今そういう気分じゃないし」

 

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すると、明らかにはるか君の様子が変わる。具体的に言うと語気が変わる。

なんだかとっても強い調子に変わってゆく。

 

 

「なんで、ウ〜……言わへんの?? なんで?? ウ〜……言うて!!!」

 

 

……おいおい、ほとんど脅迫やないか。

でもまあ、確かに関西人にとって「バーン!!!」「ウ〜……」の流れは、命よりも大切なものかもしれない(いや、そんなことはないだろう)。

しゃあない。はい、言います。

 

「ウ〜……」

 

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すると満足げに、スッと窓の外を見つめちゃったりするはるか君。

……なんかちょっと腹立つ西川君。

よっしゃ、それならおれもやったろと、はるか君に向かって「バーン!!!」とぶっ放す。

 

………………。

 

おい、おいおいコラコラ、ほったらかしかい!!!

なんでや? なんで、ウ〜……言うてくれへんの??

 

 

 

「今、そういう気分じゃありません」

 

 

 

誰か!!!

ほんまもん、すぐ持ってきて!!!


木ノ戸

| はるかくんの諸々の事情。 | 18:31 | comments(0) | trackbacks(0)
車の素材についての切実なる要望

 

仕事帰りの送迎車内。静電気を大の苦手とする、はるか君が言う。

 

 

「車は木です」

 

 

 

ドライバー西川君は困ってしまう。どうもこれは何か哲学的なことを言っているのではなく、「車の素材は静電気を発生させない木であって欲しい」という、はるか君の切実な願いのようだ。がしかし、おれ、ウソはつけへんのよなー。そこは妥協できひんのよなー。

 

 

「車は木じゃないよ」

 

 

「え????」と驚くはるか君。まあ、なんてわざとらしい。それはさすがに知ってたやろ。知ってたからこその「木」やろ。

 

 

「車は木じゃないよ」

 

 

 

西川君、もっかい念押しをする。かりそめのウソをついたところで何がどうなるわけでもない。やっぱり車は、たぶんほとんど「鉄」でできている。ごめんな、はるか君。もし木にして欲しいのならそこはカルロス・ゴ……じゃなくって、とにかく車業界の上のほうの人に相談してみてくれ。どや? はるか君。この話はその方向で進めてくれへんか? すると少しの間の後、はるか君は言う。

 

 

 

 

 

「じゃあ、車は土か水でお願いします」

 

 

 

 

それもムリ!!! 

確実に木より可能性低い!!!

 

木ノ戸

| はるかくんの諸々の事情。 | 15:52 | comments(0) | trackbacks(0)
敏腕外科医の集中

 

ある日のこと。なんか知らんけどマスクをつけ、なんか知らんけど両手の甲を前にかざしているはるかくんは、まるで今から手術に臨まんとする超集中した敏腕外科医のようだ。 …ようだけれどもここは帰りの送迎車内、無論はるかくんは敏腕外科医ではない(神様である)。そんなことは百も承知であるが、ドライバー西川くん、この分かりやすいボケを黙って見過ごすわけにもいかない。

 

 

「今からオペでもはじまるんですか?」

 

 

一応聞いてみた。関西人の「性(さが)」とも言うべきものに衝き動かされるように一応聞いてみた。

間髪を入れず、はるかくんは表情ひとつ変えずにこう答える。

 

 

「そうです」

 

 

これをただの「嘘」と切り捨ててしまうのは浅薄すぎるだろう。

やはりはるかくんも(神様だが)関西人の「性」から逃れることはできないようだ。

「性」と「性」のぶつかり合い。そこには哀しみさえ漂っているように見える。

 

 

「誰をオペするんですか?」

 

 

しつこい。西川の「性」しつこい。でも答え聞いてみたい。

 

 

「お父さんです」

 

 

…おお。…はるかくん、大切なお父さんの手術を。…並々ならぬ集中はそのためやったんですね。

「性」でも「嘘」でもなんでもいい。はるかくんのこの真剣な表情を、今からお父さんの手術に臨まんとするこの緊迫感を、一体誰が否定できるというのか。

西川くん、今度は少し緊張しながらこう尋ねる。

 

 

「なんのオペをするんですか?」

 

 

はるかくん、きっとお父さんは、大変な大病を患ってらっしゃるん…です…ね?

 

 

 

 

 

 

「オッペケぺーです」

 

 

 

 

 

お父さん!!

早く逃げて!!!

 

木ノ戸

| はるかくんの諸々の事情。 | 11:06 | comments(0) | trackbacks(0)
ダレノベロデル???

 

帰りの送迎車内、はるかくんが言う。

相変わらず言う。

 

 

「今日、箱折った」

 

 

イヤイヤイヤイヤ。ウソウソウソウソ。

アナタは今日も風のように1日中フラリフラリしてただけでしょう。

そんなん、み〜んな知ってる。

ドライバー西川くん、容赦なく真実を告げる。

 

 

「はるかくん、箱折ってないよ。なんでウソつくんですか? 」

 

 

するとはるかくん、悪びれる様子もなくサラッとこう返す。

 

 

「ウソはついてません」

 

 

…クッソ。…腹立つ。

閻魔さま! カモン!! カモン!!!

 

 

「ウソをついたらどうなりますか?」

 

 

しばしの沈黙。

はるかくん、熟考の末にこう答える。

 

 

「ベロが出ます」

 

 

…ベロが…出る???

ウソついたら閻魔さまにベロひっこ抜かれるんちゃうかったっけ? 

なんかソフトになっとんな…。

まあ、ええわ。まあ、ええけど、まさか、オレのベロ狙ってるんちゃうやんな?

…こやつならやりかねん。一応確認、確認。

 

 

「…誰のベロが出んの? 」

 

「お父さん」

 

 

 え!!! 

オレでもなくって、はるかくんでもなくって、いきなり登場、お父さん!???

そんな理不尽な…。なんではるかくんウソついたらお父さんのベロ出なあかんねん…。

自分のウソのタイミングならまだしも、いつ、どこでウソつくか分からん息子のタイミングでベロ出たら、お父さん、普通にパニックやで…。これは何とか阻止せな。

信じよう。はるかくんの正直さを真っ直ぐに信じよう。

 

 

「最後にもっかい聞くけど、はるかくんは今日箱折ったんですか?」

 

 

…頼むで。…頼むで、はるかくん。

…アンタの返答次第でお父さん、大パニックやで。

信じている! 私はアナタを深く信じている!

 

 

「箱、折りました」

 

 

お父さん、ベロです!!!

息子さんに(四六時中)ベロが狙われています!!!

 

木ノ戸

| はるかくんの諸々の事情。 | 17:38 | comments(0) | trackbacks(0)
ぼくは神様

 

 

ハイハイハイハイ、今日もお仕事終了、帰りの送迎車内。

はるかくんが言う。

 

 

「あと何回行ったらスウィング休み?」

 

 

ドライバー西川くん、少し考えてこう答える。

 

 

「あと2回やで」

 

 

ふむふむ。今日は水曜やからね。木、金と確かにあと2回やね。

わかった? はるかくん?

 

 

 

「じゃあ、一気に2回行く!!!」

 

 

 

…そんなん出来るん!???

やっぱアンタ神様!!! →

 

木ノ戸 

| はるかくんの諸々の事情。 | 16:17 | comments(0) | trackbacks(0)
【ご報告】最近のはるかくん


5月のある日。
仕事帰りの送迎車内。はるかくんが言う。


「まぶしいわあ」


なるほど、なるほど。
初夏の強い西日がバックミラーに当たっているね。こりゃあ、確かにまぶしいね。
ドライバー西川くん、はるかくんの思いに寄り添い一応「どうしたらいい?」 と尋ねる。
まあ、顔を背けるなり手をかざすなりするしかないやろうけどね〜。




「消しゴムで消すわ」




さすが、神様!!!!!→
がしかし、地球は大ピンチ!!!!! 




やはり5月のある日。
仕事終わりの帰り際、はるかくんがこう言う。



「今日、がんばった」



いやいやいやいや、アンタ今日、1枚も絵〜、描いてへんで!!!!!

でもね、み〜んな、生きてるだけで大仕事。
はるかくん、毎日お疲れ様。

木ノ戸
| はるかくんの諸々の事情。 | 17:35 | comments(0) | trackbacks(0)
虫になった男


あるちょっとだけ風の強い日。
雨風が大の苦手なはるかくんが「帰れるかなあ…」と不安そうに窓の外を見つめています。
そんなはるかくんを見て、スタッフなべちゃん、励ますように語りかけます。


「はるかくんは弱虫じゃないでしょ?」


はるかくんは「弱虫」というワードも嫌いです。そうした彼の性格を読んだ上での励ましですが、さあ、はるかくん、どう答えるでしょう。





「うん。強虫。」





はい。そういう言葉があるのかどうか分かりませんが、励ましの効果はあったようです。
なべちゃん、すかさず「強虫」に着目、更にはるかくんを励まします。


「そうそう、はるかくんは強虫!がんばれる!」






「うん。がんばり虫。」





こうして「弱虫」な気持ちだったはるかくんは、15秒くらいの間に「強虫」になり、「がんばり虫」になりました。ハマチに失礼なくらいの出世っぷりですが、無事、1人でおうちに帰れましたとさ。

木ノ戸
| はるかくんの諸々の事情。 | 19:31 | comments(0) | trackbacks(0)
蘇るせぇるすまん


それぞれの自宅へと向かうスウィングの送迎車内。
小雨降りしきる車外を眺めながら、心細そうな声を出すのは、後部座席に座るはるかくんである。


「雨、やんでほしいなあ。お父さん、迎えに来てくれるかなあ。」


はるかくんは雨風が大の苦手である。
小雨だって、そよ風だって苦手なもんは苦手なんである。


「そうやなあ。やんだらええのになあ。でも雨降ってても、お父さん迎えに来てくれはるし、だいじょうぶ、だいじょうぶ。」




はるかくんの気持ちを少しでも和らげようと、ドライバーのスタッフ西川くんが優しく声をかける。
…そうこうするうち、2人の願いが天に届いたのか、本当に綺麗さっぱり雨があがる。これではるかくんもひと安心…の筈である。


「はるかくん、よかったなあ!雨やんだなあ!」


「えぇ!??(怒)」



なによ、それ…?
ビックリするやん…。
雨やんだんやし、ハッピーハッピーちゃうの…???
なんでそんなキツい感じで「えぇ!??」言われなあかんねん…。


「雨やんだら、お父さん迎えに来る?」


またワケのわからんことを…。
そりゃあ、迎えに来てくれへんやろ…。完全に分かってるくせに聞いてきてるやん…。
でも、まあ、きっとまだ不安なんだろう。落ち着いて、落ち着いて、優しく、優しく。


「いや、雨やんだし来はらへんのちゃうかなあ?」


「えぇ!??(怒)」 



なに…?なに…?またそれ…!??
だからなんでそんな急にキツぅ言うの…?いややわあ…。


「なんでお父さん、来てくれへんの?」

「いや、だから雨もやんだし、風も強くないし、来ーへんのちゃうかなあ?分からへんけど…」



そう西川くんが言い終わるか終わらないうち、かぶせ気味にはるかくんの声が車内に響き渡る!!!




「そう!!!

アナタは何も分からない!!!」







……ええ???……ええ???
ちょっとしたパニックに陥りながら、思わずバックミラーを覗きこむ西川くん…。
そこには薄い笑みを浮かべながら、真っ直ぐに自分の方を指さす、はるかくんの姿があったのだった…。 


木ノ戸
| はるかくんの諸々の事情。 | 19:12 | comments(0) | trackbacks(0)
“やめる”勇気のないあなたへ。


ある春の日。
突然、はるかくんがこう言いました。






「そうだ!やめとこ」






「そうだ!やろう!」じゃなくて、「そうだ!やめとこ」。

前後が無いのでなんのこっちゃ分かりませんが、
こういう決断を勢いよくできるはるかくんは勇気がある!と思いました。

何かをやめたり、断ったり。
実は、案外、難しい。

時々は胸張って言いたいですね。

「そうだ!やめとこ」。

木ノ戸
| はるかくんの諸々の事情。 | 17:21 | comments(0) | trackbacks(0)
ウソの「ホントにごめんなさい」


ある春の日。
はるかくん、間違えてひーちゃんの上着を着て家に帰ってしまいました。そりゃあね、そんな間違いもあるある。明日しっかり、ひーちゃんに謝って返そうねー。 




翌日。朝。
(ええ風に言うと)ロッカールームである6教室にやって来たはるかくん。
お!偶然、偶然。なんとご迷惑をおかけしたひーちゃんもそこにいらっしゃる。他にはスタッフ西川くんもいるねー。
さあさ、上着返そ、返そ。


「はい。」


って、違うよー。だいぶ間違ってるよー。なんで西川くんに渡すのかなー。ほんで「はい。」ってなんなのかなー。ひーちゃん、そこにいてはるやん。直接渡して、ちゃんと謝んなさい。はい、やり直し。


「ホントにごめんなさい。」


おお、完璧!
ええや〜ん。 素直で無駄が無くてパーフェクトな謝罪や〜ん。




さてさて一方、上着が無くなってしまってホンマにショックだったひーちゃん。はるかくんの「ホントにごめんなさい」を受け、俯いて少し返答を考えます。

その結果…


「いいよ。」


と、一言!優しい!ごちゃごちゃ言わない!しかも笑顔!
さすがははるかくんより二回り年上、人生の大先輩です。

…しかしですよ?ここからが驚きの急展開です!
寛大な先輩から許された「ホントにごめんなさい」はるかくん。教室の出口へと向かいながら、先輩が大事そうに手にしている「ホントにごめんなさい」上着を、半身でちょちょいと指さしながらこう言い放ちました。





「それ、着ていいよ。」





なんじゃそれはぁぁぁぁぁ!!! 当たり前じゃぁぁぁぁぁ!!!
誰が何の許可出しとんねん!!! どういう立場からの上からやねん!!!
たぶん絶対、ホントは「ホントにごめんなさい」思ってへんやろ!!!

先輩!バカにしてまっせ!ここは怒りましょう!さあ!さあ!
 





「…せやな。」





なんでやね〜〜〜ん!!!
パイセン100パー丸め込まれてる〜〜〜!!! 


木ノ戸
| はるかくんの諸々の事情。 | 16:22 | comments(0) | trackbacks(0)
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