Swingy days Enjoy! Open!! Swing!!!

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個性をはき違え過ぎた男

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去る10月3日から12月3日まで「art space co-jin」にて開催されたスウィング「オレたちひょうげん族」初! オール詩の展覧会「Swing Langue! -スラング!- 」は、お陰様で大盛況のうちに幕を閉じた。

 

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中でも11月11日に開催した関連イベント「芸術の秋、アヤシイ詩の朗読会♡」は、もう全くはじめてのココロミではあったが、大勢のお客さまに来ていただき、笑い声の絶えないとってもステキな時間となった。また、やりたいな〜。

…しかし、この朗読会で披露された(…ほとんどが「問題作」だったという説もあるにはあるが)あるひとつの「問題作」に、あの時、あの場所にいた全ての人が驚愕し、そして震え上がったことは、紛れもない事実であろう。

 

 

その「問題作」とはこの人、ミスターQによる一篇である。

いざ、世界に向けて!

 

 

自分も持ちたい Q

 

 

うむ、タイトルはなんか普通やな…。

 

 

オラ 個性を、持ちたいねん。

 

 

コラコラコラコラコラコラコラコラ!!! 

アンタ個性しか無いやないか!!! 個性以外なんも無いやないか!!!

 

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こんな絵(?)とか!!!

 

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こんな詩とか!!!

 

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ていうかアンタ自身が!!! ね!!! ここが一番大事!!!

 

 

好きな人を、

ふりむかせる個性とか、

 

 

あ〜、あ〜、これはなんとなく。なるほど、なるほど。

 

 

なんでも、

ゆうこときかせる個性とか

 

 

ハイ!!! STOP!!!

違う違うぞ〜。これ決して「個性」とは言わへんぞ〜。

たぶん「魔術」とか「呪術」とか「洗脳」」とか「マインドコントロール」とか、とにかくヤバい類のヤツぞ〜。

 

 

色々あったらいいな。

そしたら、

おこらずにすむずら。

 

 

もう! おこりんぼさんなんだから!

 

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「個性をはき違えな」とかよく聞く言葉だが、「はき違え過ぎている」男を目の前にした場合、私たちには笑うことしかできないのずら。

 

木ノ戸

 

悲しい ミスターQの没個性エピソードのアレコレはコチラから! →

| その名は“Q”。 | 17:13 | comments(0) | trackbacks(0)
I Need Water.

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スウィングでは毎年10月、一泊旅行に出かけている。…出かけているのだが、近年、貸切バスの料金が高騰しまくっており(これはむしろイイことだと思っている。運転手さんたちの超過重労働の実態は「…そりゃあ、事故起こすわ。もっとお金取って!」と言わざるを得ないくらい深刻である)、ひとり3万円という予算ではバスをチャーターして出かけることが難しくなってしまい、今年度より「あまりお金のかからない旅行」「まあまあお金をかけられる旅行」を交互に実施してゆく…という方針を持つことになった。

 

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で、今年が「あまりお金のかからない旅行」の1回目、行き先は「京都・花背(はなせ)」に決定した。花背はスウィングから車で約1時間、緑豊かな大自然の中に「山村都市交流の森」という広大な森林公園があり、この公園内でバーベキューをしたりキャンプファイヤーをしたり温泉に入ったり、都会の喧騒を離れた2日間を過ごすこととなった。

 

もちろん旅行への参加は自由。毎年「行かない!」という人が少なからずいることは、「旅行は楽しいもの」といった固定観念を心地良く覆してくれる。一泊二日と言えど、大勢の人と長い時間を(しかも布団を並べたりして)過ごすのだ。そりゃストレスもかかるし、実際行ったあとは僕もぐったりとしてしまう。スウィングでは旅行以外の場面でも「行かない!」とか「したくない!」が尊重されていて、世間的な良し悪しは知ったこっちゃないが、僕としてはとてもイイ感じだと思っている。FUCK THE DOCHOATSURYOKU! である。

 

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一方でもちろん、旅行が楽しみでたまらない! という人たちもいる。

その筆頭は文句なしに(普段は文句ばかりの)Qさんであるが、数年前には旅行が楽しみ過ぎて行く前からウキウキソワソワして、実際行ってみるとこれまたメチャクチャ楽しくって、でも旅行後の“反動”がものすごくって「燃え尽き症候群」みたいになってしまって、数ヶ月スウィングに来れなくなった…という経験を持っていたりする。

 

最近はさすがにここまでのことはないが、それでも旅行前のQさんはご機嫌な時が多いし、ウキウキソワソワしがちだし、そりゃあ、前日の夜にピークがやって来ちゃうのはやめられない、止まらない。で、僕の携帯電話がジリリリ鳴ることになる。はい、鳴った。「はい、木ノ戸ですけど」と出ると、Qさんがウキウキソワソワした声音でこう言う。

 

 

「花背に“水”ある? 薬飲まなあかんので」

 

 

あるわ!!! 

むしろとびきり綺麗な水しかないわ!!!

 

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それにしても心配するポイントがスゴい…。どんなサバイバルしに行くいうねん…。大自然の中でのんびり食って、寝て、遊ぶだけやんけ…。「水はあります! 水しかありません!」と力強く答えると、Qさんは安心した様子で「分かった。じゃ、明日」と電話を切った。…なあ、ホンマは分かってたやろ? …ウキソワ止められへんかっただけやろ? 

 

さて、その数分後、今度は西川くんの携帯電話が鳴る。はい、Qさんである。もうなんとなく音で分かってしまう。

しかし、西川くんに一体なんの用なの? 水の心配が無いことはさっき僕から伝えたはずでしょ? するとQさん、ウキウキソワソワした声音でこう言う。

 

 

「さっき、きー先生に聞いて花背に“水”があるって分かったわ」

 

 

その報告は一体なんやねん!!!

どんだけ密な報連相しとんねん!!!

アンタは分かっても西川くんはワケ分からんわ!!!

ほんでいつまでも「きー先生」言うな!!! でもホントはちょっと気に入ってます!!!

 

花背には“水”がある。全くもって意味不明な報告を受けた西川くん。あまり深く考え過ぎるとヤバい気がしたので、差し出された事実だけを確認することにする。花背には“水”がある。もちろん花背には大量の“水”がある。花背には“水”があることをQさんはさっき知り、そのことをおれに教えてくれた。少し怖いけれど悪くはない。別に悪くはないし、なんだかQさんはとてもイイ感じだ。「それは良かったです。じゃ、また明日」。短くそう告げ、西川くんはそっと電話を切ったのだった。

 

木ノ戸

 

ひらめきこんなイカレん坊将軍・Qも出演するイベント「芸術の秋、アヤシイ詩の朗読会♡」はコチラ!→

| その名は“Q”。 | 19:19 | comments(0) | trackbacks(0)
Qの型破り似顔絵「アナタのその顔、メカにします。」のこと。

 

2008年の芸術創作活動「オレたちひょうげん族」本格始動以来、絵を描きまくり、詩を書きまくり、昨年は遂に「恵文社一乗寺店」での個展を開催したQさん。けれど、Qさんのこの9年間の歩みは決して平坦なものではなく、なぜだか半年くらいスウィングに来られなくなったり、なぜだか何ヶ月も全く何にも描けなくなってしまった時期もあった。いわゆるスランプというヤツだと思う。

 

畑ガメセル/Q/2014

 

そんなQさんが突然描き、スランプを脱するきっかけになったのが上の絵、「畑ガメセル」(「畑」というのはGさんの本名)である。Qさんのオーソドックスな画風は、「何か」と「何か」を合体させて「メカ化」するというヤツだが、対人関係に大きな不安を持つQさんのキャラクターもあってか、何年も(6年くらい)「人」は一切描かなった…というより恐らく描けなかった。

 

 

そんなQさんが「人」を描いた! ということで僕たちはビックリしたものだが、その一発目に「人」といってもかなり「人」から遠い位置にいるGさんを選んだのはなんとなく納得である。

 

バンバン行くネコギター/Q/2014

 

ともあれ、そこからQさんは「人」を描くようになり、その数か月後、2014年5月からは、最も苦手とする「人」に対面し、似顔絵を描くということをはじめたのである(描いた分だけ自分の収入が増える! ということが大きなモチベーションになったことは間違いないが)。

 

 

Qさんの似顔絵は、Qさんの繰り出す(時としてかなり偏った、時としてかなり答えにくい)様々な質問にお客さんが答えるという形で進行してゆく。ひとつの質問↔回答が終われば、その回答(にもとづく何か)をアドリブでササッと描く。そして次の質問↔回答が終われば、前に描いた絵に合体させる形でその回答(にもとづく何か)を描き加える。これを適度に、適当に繰り返すこと2、30分。絶対! 世界にひとつしかない型破り似顔絵が完成! というのがおおよその流れである。…とここまで書いて改めて思いを馳せたことは「Qはん…あんさん…めっちゃコミュニケーションしまくってるやん…」という事実である。

 

 

(もちろん今でも)対人関係に悩み苦しみ続け、(もちろん今でも)対人トラブル−「トラブル」という言い方は好きではないが−を起こし続けてきたQさんが、多くは初対面の人とめっちゃコミュニケーションしまくって似顔絵を描いている。

…スウィング設立当初、Qさんが「スウィングに来たい」と言ってきた時、僕たちに(Qさんが何かやらかして)「ハイ! 即! 引越し!」を本気で覚悟させていた、そんな人が。そんな人が今、こんな風景の中にいる。正に、思え〜ば♪ 遠〜くへ♪ きた〜もんだ〜♪ である。

 

グッド 実際のトラブルの様子→

グッド 実際のトラブルの様子→

 

ハイ! というわけで、実際の型破り似顔絵の様子をじっくりと見てましょう!

 

 

Q:好きな色は?

 

野田さん:紺とピンク。

 

(おおっと予想外に2つ入った! 野田さんやるぅ〜!)

 

Q:どっちのピンク?

 

(なるほどね、2種類ピンクあるもんね。やっぱあんさんもやるね!)

 

野田さん:濃い方で。

 

Q:好きな服は?

 

野田さん:ジーンズ。好きというか、楽だから。

 

 

 

 

Q:好きな文房具は?

 

野田さん:芯の太いシャーペン。細いのじゃダメなんです。 

 

(野田さん、こだわりの人ですね! Qさんもこだわりスゴイっすよ!)

 

 

Q:好きな動物は?

 

野田さん:ゾウなんだけど、前描いてもらったので〜…子ゾウ。

 

(そうそう、野田さん、毎回スウィングのイベントに来て下さっている。感謝!)

 

 

Q:好きな武器。

 

(質問形じゃなくなって雑になっとるやんけ。…早くも疲れか?)

 

野田さん:こないだは棍棒で描いてもらったんです。 …あ、ヌンチャクとか!

 

(ナイス! ヌンチャクはQはんの十八番でっせ!)

 

 

Q:好きな言葉。漢字2文字以内。

 

(出た〜! 偏った限定!)

 

野田さん:え〜それは困った…「無」。何にも無しの「無」。

 

(織田無道)

 

 

(その「し」はなんやねん! 野田さん言うてへん!)

 

 

Q:好きな数字。二ケタ。10から99。

 

(また〜…二ケタて…)

 

 

野田さん:そんな難しいこと……「25」。誕生日が25日なんで。

 

Q:好きな身につけるものは? 

 

野田さん:ピアス。

 

Q:形。

 

(お! ここへきて緻密にいくね!)

 

野田さん:四角。

 

 

Q:好きなアルファベットふたつ。

 

野田さん:せっかくだしQさんの「Q」で。

 

Q:もう1個は?

 

野田さん:ともこの「T」で。

 

 

(…四角はどこに反映されてんのや?)

 

Q:好きなスイーツ。

 

野田さん:スイーツ……わらび餅。

 

 

ハイ! 完成!!!

 

あとはタイトルを書き書きして〜…

 

 

 

(なんちゅータイトルや…)

 

 

お渡し〜!!!

なんかちゃんと似てる〜!!!

野田さん、毎度ありがとうございまっす!!!

 

 

…以上がQの型破り似顔絵「アナタのその顔、メカにします。」の大体の感じである。

野田さんは常連さんということもあり、また、僕が「今日は108つ質問しますんで」という前フリを入れておいたこともあり、かなりの質問↔回答の応酬があったが、通常は「もっと少な目」の場合が多いことを予めご了承いただきたい。

 

 

ちなみに僕もQさんには何度も似顔絵を描いてもらっているが、“ただの一度も”質問を受けたことは無い。なぜならQさんが、知らないうちに、勝手に描いてくれているからだ。

 

なんだか、とても、嬉しい。

 

Qの型破り似顔絵「アナタのその顔、メカにします。」は、明後日10日(土)14時より、現在「J 'GALLERY&CAFE」(東京都北区滝野川6-56-14)で開催中の展覧会「WE ARE HYOGENZOKU!!」の関連企画として実施(XLの民族系似顔絵「なんか、どっかの、民族っぽくしてあげる♡」も!)します。また明日9日(金)17時からはトークイベント『「オレたちひょうげん族」のこと!&「障害者アート」あるある!』(要・事前お申込です!)も開催しますのでぜひぜひご来場ください!

 

グッド 詳細はコチラ!→

 

明朝7時、QXL、そして永遠のリストラ候補・沼田とともにTOKYOへ出発します!

 

木ノ戸

| その名は“Q”。 | 16:14 | comments(0) | trackbacks(0)
5年後エスパー、即消滅!

 

 

じぶんはね

エスパーになる

ぜったいね

 

 

先日、こう詠んだのはQさんであるが、あながちハッタリではない。

なぜならQさんは、昨年8月にひとり暮らしをはじめて以来、食環境が整った成果が如実に表れ、順調に体重が減少しているのだ。

そして今のペースで痩せ続ければ、計算上、約5年後には体重ゼロ、つまりこの世から消滅するのである!!!

 

 

自分を地球上から跡形もなく消してしまう。

これをエスパーと言わずして何と言おう。

 

Qさん! あと5年で夢叶うで! ぜったいね!

 

木ノ戸

| その名は“Q”。 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0)
ミスターQ、スウィング号閉じこもり事件!!!

 

11月29日(火)午前、持病の診察のためT病院に通院したミスターQ(以下、ミスター)。

しかしまだT病院の通院には慣れておらず、地域生活支援センターR(以下、R)の相談員・Y氏に同行してもらう。

(長い待ち時間を経てなんとか…)診察終了後、昼食をとるためJR京都駅の地下街「ポルタ」内の飲食店へと向かった2人。 

 

…この時、ミスターは思った。

五分五分の可能性でおごってもらえるんじゃないか…と。

五分五分では自腹を切る可能性も50%なわけだが、自分に都合のいいようにしか物事を考えないミスター。「おごってもらえる」方に賭け、(自腹ならまず頼まないような)割と高め(千数百円)の食事をオーダーする。「おごってもらえるんですか?」とか一切、ひと言も言わずに…。

 

…そして迎えた緊張の会計。Y氏は自分が食べた分を(当然)支払う。そして「何か」を待っている様子のミスターに対し、(当然)「自分で払ってくださいね」とひと言。

…ミスター、あえなくバクチ失敗。

 

そもそも診察代が足りずY氏にお金を借りていたり、前の週の家族旅行でお金を使いすぎたり、「はあと・フレンズ・ストア」でのイベントで疲れ切っていたミスターは、勝手な自分の思い込みにも関わらず、Y氏に(割と激し目の)怒りの感情を(勝手に)抱くこととなる(もう!)

そうして(勝手な)怒りに満ちたミスターはその晩のヘルパーを自らキャンセル。その晩(なんとか)繋がった電話で話を聞くと、くすぶる思いを胸にフテ寝をかましていたという。「まあまあ…」と(なんとか)気持ちを落ち着かせ、12月1日(木)、「マルシゲ紙器」納品の流れでRに寄り、借りたお金を返すついでにY氏への思いを伝えることとなる。

その後、Y氏にもミスターの状況を連絡。(めちゃくちゃだけども)仲直り?してもらうよう伝える。Y氏もなぜだかしきりに反省している…。

 

 

迎えた12月1日(木)。Rに着いたミスターは、黙り込んでスウィング号から降りようとせず閉じこもり、Y氏との話し合いを拒否(なんて男だ!)。Y氏はスウィング号の中に入れてもらえず、途方に暮れて突っ立っている…(なんでやねん!)

 

ここでパニクり男・沼田くん登場! 

にっちもさっちもいかない状況にお手上げ、スウィングにテレフォン、助けを求める。

僕は(恐らく腕を組んでだんまりを決め込んでいる)ミスターの耳元に携帯をあてるよう、沼田くんに指示、ミスターに語りかける。「誰にでも失敗はある。QさんにもY氏にも僕にもある。完璧な人間などどこにもいない。Y氏はこれまでずっとQさんのひとり暮らしを休日返上で応援してきてくれた人。仲直りしよう」。

するとミスター、重い口を開いてこう言う。「月曜(通院日の前日)にRに電話した時、Y氏がいなくって戻ったらかけ直してもらうはずだったのにかけてくれなかった。自分から2度目の電話をした」。

なるほど、基本疲れがたまり過ぎて人の粗探ししか出来ない状況のミスターは、自腹問題は一旦消化したものの、新たな怒りの種をしっかりと見つけていたのだ。…しかしかけ直すことをサボった(のかどうかは知らないが)Y氏にも確かに反省点はあるんじゃないか? 

僕は(スウィング号の外にいる)Y氏に電話をかわるようミスターに伝え、Y氏にミスターの言い分を説明(ああ、しんど!)、「いろんな事情があったのは承知しているが、ここはひとつ謝ってくれませんか?」と伝える。Y氏も「確かに悪いことをしました…」と納得&意気消沈、「謝罪の気持ちをコピー用紙かなんかに書いて、Qさんに(スウィング号の外から)見せてください」と依頼すると、言われるがまま事務所へと戻る…。この間、ミスターには(沼田くんが持つ携帯で)「Y氏が今から自分の反省点はちゃんと謝らはるから、それはちゃんと受け止めようね」と伝える(ああ、めんど!)

そしてなぜか一旦、電話を切ろうとする沼田くんに「切らんでよい! なんの意味がある! 状況を知りたい! おれ見えへんねんで!」と一喝! 電話を繋げたままにしておく…。

 

…しばらく待つと、ミスターに対し謝罪文を読みあげるY氏の声が聞こえてくる。

別に読み上げんでもいいのに! 表彰状! みたいな感じ!?? 

しかしY氏の余りにも真摯な姿勢の甲斐あってか、少し心をゆるめたらしいミスター。Y氏がスウィング号に入ることを許可する(どんだけえらそうやねん!)。すると再びY氏の謝罪の声が聞こえ、最後に「今後ともどうぞよろしくお願いします」。どして!? どして!? と戸惑いつつミスターに電話をかわるよう沼田くんに指示、「Qさんからも思いを伝えよう」と言うと、蚊の鳴くような小さな声(しかしおっさんのダミ声)で「よろしくお願いします」。

 

ほぼ一件落着したが、仲直りの印に握手をする習性を持つミスターに「握手をしておこう」と念押し。しかしだんまり…。じゃあ、それなら! とY氏に「握手を求めてみてください」と依頼。が、「してくれません…」と哀しい声…。再びミスターの声を聴くと「今はまだ握手する気にはなれん」。どんだけ偉いねん! と発狂しつつ、「それなら仕方ないね。でもこれからも仲良くせなあかんで」で終わる。

 

あー疲れた…。

 

そして翌2日(金)、スウィングに現れたミスターは、ご機嫌な笑顔を浮かべていたのだった…。 

 

木ノ戸

| その名は“Q”。 | 16:35 | comments(0) | trackbacks(0)
腐ってるかもしれない足

 

あれあれ?

まあ、しょっちゅうあることやけど、(でもQはん自身はあんまり自覚してないけど…)Qはんが来ていない。

つまり無断欠勤っぽ〜い。

 

(この世で2番目くらいに)面倒くさいが、一応、四至本くんが「今日はどうしたんですか?」と連絡する。

するとすると! Qはんの体に大変な事態が起こっていたのである!

 

 

「朝起きたら、足の裏が茶色かった。

お母さんに電話したら“腐ってるんちゃうか”って言われて…。今から病院行く」

 

 

…そんな急に足って腐るか? 

…でも、もし腐ってたらそりゃあ、大変なことだ。

とまあ、うっすら思いつつも四至本くん、「汚れてるだけじゃないんですか? ウンコ踏んだとか…」と、ごくごく常識的な問いを投げかけてみる。するとQはん、大真面目にこう返す。

 

 

 「わからん。今、靴下履いたとこやからな。

病院行くから今日は休む」

 

 

…「靴下履いたから」て!!!

もっかい脱いで確かめんかい!!! と強く思いつつも、Qはんの頑固さはイヤっちゅーくらい知っている。それにお母さんの言う通り、(ウンコではなく)腐ってるってことも可能性がゼロとは言い切れない。四至本くん、「わかりました」と潔く電話を切る。

 

 

…と、その数時間後。

お休みのはずのQはんが、突然のご出勤。

なんでなんで? 何がどうなったっつ〜わけ?? 

 

「…足、どうだったんですか?」

 

(当然)尋ねる四至本くんに、(ムカつくことに自分からは何も語らぬ)Qはんはこう答える。

 

 

「汚れてただけやった。

洗ったら取れるって」 

 

 

やっぱりやんけ!!!!! さっさと洗っとけや!!!!! 

ウンコっぽい茶色いん、見た瞬間に!!!!! 病院代、全くのムダ!!!!!

 

グッと堪えて「…良かったですね」と振り絞るように言った四至本くんの前には、足が腐っていなかった安心感だろうか、なんだか“きゅるんきゅるん”しているQはんの姿があったのだった…。

 

木ノ戸

| その名は“Q”。 | 18:31 | comments(0) | trackbacks(0)
緊急レクチャー!「YES」を伝える、ある方法


相談スペースから、噛み合わないラリーを繰り返すQさんと西川君の声が聞こえてくる。

2月。スウィング的には「面談」のシーズンである。

現在、「ひとり暮らし」を目指しているQさん。何かと不安や心配が尽きないらしく、西川君の助言もなかなか響かないようだ(聞いちゃいねえとも言う)。ちょっとワンクッション入れた方がいいかなとデスクを離れ ― 相談スペースは僕のデスクの右斜め前方約3メートルにある ―、Qさんの横に立つ。


「あんな、Qさん、はじめてのことやし、あれこれ悩むんは仕方ないよな。でも、頭ん中でぐるぐるしててもしんどいだけやし、得意の詩に書くとかノートに書き出すとかしてみたら?ちょっとは整理できると思うよ。」


やるかやらないかは全く別として、融通の効かないQさんがこの提案を果たして受け入れるか否か?
どや?どや、このQの字。なかなか、ええアドバイスやろ?

…そうして次の瞬間に起こったことを、ゆっくり丁寧に書いてみようと思う。



Qさん 僕の ティンティンを 触った

Qさん 突然 僕の ティンティンを 

笑いながら てろん と 触らはったんや




…タッチの度合いから察するに、恐らく「なるほど。お前まあまあ、ええこと言うやんけ」という返答なのだろう。でも、なんでよりによってティンティンを触るの?頷くとか「なるほど」と声に出して言うとか、もっとまともな方法がいっぱいあるでしょうが!


「…あの…ティンティンを触るのは…やめてくれるかな?」


少々動揺しながらそう言うと、Qさんはこれまで見たこともないくらい力強く、そして笑顔で頷いた。
それ!1コ前の段階でしなはれ!
ティンティンを笑いながらてろんと触る代わりに!


木ノ戸
| その名は“Q”。 | 18:22 | comments(0) | trackbacks(0)
最後にひとつだけ言っておきたいこと


その日の会議中(時刻は17時頃だったろうか)、トゥルルル鳴り響く電話に出たのは西川君だった。
相手はとっくに家に帰ってくっちゃくっちゃ何か(きっとお菓子だろう…)食べてるQさんである。
Qさんは、全く自由気ままに電話をかけてきやがる(スウィングに。あるいは僕の携帯に)。
そしてこちらから電話をかけて話したい時にはめっちゃくっちゃ面倒臭そうにするくせに、自分からかけてきた時にはクソ忙しいのにどうでもいいような話(人の悪口とか、分かりきっている次の日の予定とか)を延々と話すのだ(明日どうせまた会うんだからそん時話せばええやないかい!)。
とにもかくにも運悪く受話器を取ってしまった西川君。「はいはい、うんうん」と適当に相槌を打ちながら、慎重に電話を切るタイミングを伺う。

「わかった、わかった。わかったし、また明日スウィングで聞かせてよ。それじゃ…」

絶妙の間を見つけ、シメにかかろうとしたその時だった。
まだ話し足りないのか、Qさんがこう粘る。



「最後にひとつだけ言わせて!」



なんと。
まるでドラマのようなセリフではないか。
いち早く会議に戻りたかった気持ちが見事にひっくり返されたではないか。
興味津々「いいよ」と返した西川君に、Qさんが誇らしげな口調で言い放った言葉がハイ!こちら!






「さっきシャワーでお尻だけ洗ったんや。

パンツがちょっと汚れてたもんでな。」




ほんっとにすごいな、キミ…。
前半も後半もキレ味がえげつないやないか…。
むしろこれ、「ひとつだけ誰にも言いたくないこと」ちゃうの…?

今日はお風呂に入る日じゃなかったんやね…。
お風呂に入る日でもないのにシャワー浴びた自分が誇らしかったんやね…。
でも、なんでお尻だけなん…?そっちの方がいろいろ面倒臭くない…?
「臭くない」と言えば「パンツがちょっと汚れてた」て…。これ、「臭くなくない」ほうやろ…?
なんでそこ胸張って言えんの…?なんでそんな堂々としてんの…?

「…それは…すごいな。」

絞り出すように言った西川君に、Qさんは「まあな」と静かに返し、そっと受話器を置いたのだった。

木ノ戸
| その名は“Q”。 | 17:47 | comments(0) | trackbacks(0)
怒りの矛先


(よくあることだが)Qさんが朝から怒っている。


「バスで障害者がぶつかってきおったんや!」

「どんな障害のある人だったんですか?足とか体が不自由な人?」



なだめるように尋ねるスタッフなべちゃん。
するとQさんから予想外の答えが返ってくる。


「違う!普通の障害者や!うちと同んなじくらいの!」


普通の…障害者…うちと…同んなじくらいの…

う〜む…と考えてしまう。

Qさんは時々、こんな風に「障害者」について差別的な言い方をすることがある。
でも、同時に自分自身が「障害者」といわれる立場にあることも十二分に自覚している。
彼がこんな風に怒りを露わにする時、実はその本当の矛先は、「障害者」であるQさん自身であったり、そんな風に自分をレッテル付けた社会であったりするように感じる。
つまり他の障害者への怒りを通じて、社会に対して憤り、同時に自分自身を激しく攻めているのではないか...と。

もしそうだとしたら、これは本当に哀しい、やり切れない怒りである。

Qさんがかつて書いた詩を思い出す。



これはQさんの心の底からの願いなのだと思う。
そしてこんな風に願いつつ、現実的には“同じでない目線”を周囲から感じ、“同じでない目線”を投げかけてしまう自分自身に苦しんでいる。ように見える。

まあ、ただの推測であるから間違っているかもしれない。むしろ間違っていて欲しい。

ただのQさんの性格の問題。 ただQさんのモノの見方が歪んでいるだけ。ぷ〜〜〜ぅ。

こんな風だったらだいぶ気が楽だし、その可能性も大いにありまくるところがまた、Qさんの1つの(ある意味)魅力でもあるのだから。


「違う!普通の障害者や!うちと同んなじくらいの!」


皆さんはどう思われるだろうか?

木ノ戸
| その名は“Q”。 | 17:55 | comments(0) | trackbacks(0)
ミスターQより。働き過ぎのアナタへ。


2015年4月10日(金)午前8時半。
Qが来ていない。いつもならもう来てる時間なのに。
寝坊か、今日は休みなのかもしれない。

午前10時。
電話のベルが鳴る。スタッフなべちゃんが受話器をあげる。


「今起きた。どうしよ?」


どうしよ?
どうしよもこうしよも早よ〜仕事来たらええがな!



「わかった。今から行く。」


午後12時。
Qがまだ来ない。何かあったのだろうか?

午後2時。
電話のベルが鳴る。再びスタッフなべちゃんが受話器をあげる。


「選挙カーがうるさすぎて、

階段からメガネを落としたので行けんくなった。」



ああ、選挙カーのせいでメガネがね!
なるほどね!そりゃあね!




2015年4月14日(火)午前9時。
電話のベルが鳴る。スタッフ四至本君が受話器をあげる。


「…今日ちょっと行けへん。」


はい。Qである。
行けへん?そりゃあ、またな〜ぜ?


「なんでですか?今日午前中、外に出る仕事入ってますよ。」


外面も良く、お出かけ大好きミスターQ。
営業的な仕事に出ることは多い。


「今ごはん食べ終わったとこやし、歯磨きまだやし、

靴下も履いてへんし。

まあ、無理やな。」



四至本君はゆっくりと頭を整理する。
ご飯はしっかり食べた?歯磨きはこれから?
…靴下?…靴下?…え?…靴下!???


「…く、靴下はすぐ履けるんじゃないですか?」 


…っていうかこの電話してる間にさっさと家を出たらどうだろうか? 


「そうやな!今から行きます!」


おお!ご出勤! 



…同じく4月14日(火)午後3時。
無事出勤したQ、スタッフ西川君に語る。


「明日“ゴミコロリ”行けへんかもしれんな。」


明日15日(水)は「第78回ゴミコロリ」だ。
あんたが毎月楽しみにしてるやつだ。なんでや?なんでや? 


「なんで?“ゴミコロリ”好きやん。大事な仕事やで。」


そうだ。
一銭にもならねーが、“ゴミコロリ”はスウィングが大事に大事にしている仕事の1つだ。


「仕事より大事なもんがあるんや!」


なんやカッコええやんけ!
男にはやらなあかん時があるんや!的な響きやんけ!



「何があるんすか?」


家族?それとも友情?


「映画のチケット、買いに行かなあかん♡」


ああ!映画の前売りチケットね!
なるほどね!そりゃあね!




ミスターQより働き過ぎの現代日本人に厳しい喝!!!
人はどんなにメチャクチャな理由でも、仕事を休んだり遅刻することができるのである!!!
(いや、普通ムリやろ。)

木ノ戸
| その名は“Q”。 | 13:39 | comments(0) | trackbacks(0)
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