スウィングが2008年からアホみたいに毎月続けている清掃活動「ゴミコロリ」には、「まち美化戦隊ゴミコロレンジャー」(全員ゴミブルー)以外に「ゴミコロレスラー」というヒーローたちが登場している。
でも「基本、マスクが悪役っぽい」「おじさんの目とか鼻とか口がハッキリと見えている」「その割には思い切り服を着ている」などの理由によりイマイチ人気が出ず、また認知度も上がらないという状況が長年続いており、改善の見込みもない。
そんなゴミコロレスラーの中でも歴代最恐との呼び声が高いのが故「向井コロ夫」。
あまりにも普通のおじさんがただマスクを被り、淡々とゴミコロリをこなしてゆく様子がヤバすぎたと言われている。
さすがは向井さんだ。
そして次点に挙げられるのが「コロ・ナカムラ」。
昨年末だったか、コロ・ナカムラの正体であるアッキーより「マスクがメチャクチャ。ワタがボロボロ」との分かりやすい苦情が入ったので見てみると、約1秒で「マスクがメチャクチャ。ワタがボロボロ」であることが確認された。
なるほど。
それでミョウチクリンな被り方になっていたのか。
コロ氏は向井コロ夫と違ってフレンドリーなキャラクターなのだが、そのフレンドリーさが逆に怖いと身内である僕たちさえも感じていたのは、「マスクがメチャクチャ。ワタがボロボロ」だったからのようだ。
何でも物はそうだがマスクは突然ダメになるのではなく、だんだん傷んでゆくので誰も気づけなかった。
悪かったね、コロ・ナカムラっていうかアッキー。
年明け早々、マスクを新調っていうかネットで購入。
コロ氏はバキバキに喜んでスウィング中を駆け回り、僕たちはまるでオーダーメイドのような目、鼻、口の出具合(出具合?)に驚く。
ピッタリすぎてウソみたいで、ますます長期間に及んだ「マスクがメチャクチャ。ワタがボロボロ」状態を申し訳なく思う。
そんなわけで新生コロ・ナカムラは、今週17日水曜日開催の「第182回ゴミコロリ」、そして2月3日(土)の「出張ゴミコロリin 渋谷」(展覧会『共棲の間合い -「確かさ」と共に生きるには-』ウォーミングアップ企画)にも登場します。
(僕もそうだけど)まだ怖い……って思う人はきっと冬の寒さのせいで心が荒んでるんだよ。
コロ・ナカムラが温めてあげるから、ぜひ会いに来てね!
木ノ戸
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★展覧会『共棲の間合い -「確かさ」と共に生きるには-』&関連イベント詳細
https://inclusion-art.jp/archive/exhibition/2024/20240210-178.html
★ウォーミングアップ企画詳細