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【寄稿】救う人、救われる人/稲垣えみ子

 

僕の十代は、激しい自意識と葛藤と心身の異常にまみれた地獄のような日々であった。

だから僕に、青春なんてなかったと思っていた。ゼロ青春、来世に乞うご期待。

何の後悔もないし(しようがないし)、それはそれで仕方がなかったのだが。

でも、稲垣さんに、思いがけず「青春」という言葉を与えてもらって、僕は声を上げて泣いてしまった。

これは何という贈り物だ。僕は何て素敵なものを食らわされてしまったのだ。

 

このたび朝日出版社から刊行された『まともがゆれる ―常識をやめる「スウィング」の実験』に寄せていただいた稲垣えみ子さんの文章をここに転載させていただきます。僕の青春はさておき、素晴らしい文章です。予定では3月8日(金)に稲垣さんに会うことになっているのですが、シラフでは絶対に会えないことをここに固く誓います。

 

木ノ戸

 

※ 3/8トークイベントは定員に達したため、受付を終了しております。

 

 

【寄稿】救う人、救われる人/稲垣えみ子

 

この本を読んで、いろんな感想を持つ人がいると思う。  

面白かったとか、笑えたとか、救われたとか、癒されたとか。もちろんそれは全部その通りなのだ。何しろこの本に登場する愉快な人たちの愉快なエピソードには、その全てが間違いなくみっしりと詰まっている。でもきっと、もっとこう、なんというか、そういうわかりやすい言葉だけでは言い表せない、何かずっしりとしたものを感じた人もいるんじゃないだろうか?  

私は、そうだった。  

なぜならこの本には、私が今切実に求めている、これからの長い(短いかも知れないが)「老後」を生き抜くための知恵が詰まっていたのだ。  

私は心の底からナルホドと思い、そして明るい希望を持った。  

……え、だからなんなんだって? ハイ、もちろん誰もが老後に悩んでるわけじゃないでしょう。ですが人の切実な行き詰まりとは、対象はどうあれ案外とその原因の根っこは同じだったりするんじゃないだろうか。  

なので、全くの私事になり恐縮だが、そのことについて書いてみたい。  

 

ここで少し自己紹介をすると、私は今53歳である。バブル時代に大学を出て大手新聞社に就職。伝統ある大組織で働く苦労はそれなりにあったにせよ、時代にも人にも運にも恵まれすぎた人生であったと思う。ところが次第に世の様相が変わってきた。景気は悪くなり、会社も先行きが見えなくなった。人は減り、仕事は増え、将来の打開策もない。なんだか、それまで当然のように思い描いていた幸せってものがどうも少しずつ遠のいていく感じであった。とはいえ今すぐ会社が潰れるわけじゃなし、まあギリギリこのまま一生逃げ切れるか……などとぼんやり考えていた。そんなナメた中年であった。  

 

ところがどっこい。そうは問屋が卸さなかったのである。  

50を前にしたある日、我が世をひっくり返す事件が起きた。母の突然の病が発覚。しかも母はなんとあの、現代人の誰もが恐れる「認知症」になってしまったのである。  

慌ててニワカ勉強をした我が家族は、本人がどんなにおかしな行動をとっても責めたり問い詰めたりせず受け止めることが対応のコツと知り、そのように努力した。それが奏功したのか、母はいわゆる問題行動を起こすことはほぼなかった。でもそれは表面上のことで、誰もが心に絶望を抱えていた。  

おしゃれで頭が良くて、何事もキッチリしていた母。その母が確実に一つずつ「ダメ」になっていく。手は震え、服装は乱れ、背中は曲がり、歩くことも食べることもうまくできなくなっていく。私はそのことが許せなかった。大好きな母が母でなくなっていくことが怖かった。でも誰より母自身が絶望していたのだと思う。だって、おしゃれも、お料理も、人より努力して、人よりも上手くできることが母のプライドだったのだ。それがいきなり、努力が通用しない世界に放り込まれたのである。何をやっても人より「劣っている」のである。そして「劣っている」ことは増えていく一方なのである。母は人前に出ることを嫌がるようになった。説得して外に連れ出しても、知っている人が近づいてくると気の毒なほど全身を硬くして緊張していた。母は自分を恥じていたのだ。スポーツクラブもやめ、髪を切りに行くのも歯医者に行くのも抵抗するようになった母は、家で居眠りばかりするようになった。そしてますます縮んでいき、周囲を悲しませた。  

 

我々は何と戦っていたのだろう。  

もちろん全ては病のせいである。でも本当にそうだったのだろうか。  

そうじゃなかったのだと思う。我々の巨大な敵は我々自身であった。我が家族は「できなくなること」「失っていくこと」への備えが全くできていなかった。それはダメなことだという価値観を信じ切って生きてきた。一生懸命勉強し、働いて、就職し、家を買い、子を産み、子を一流大学に入れ、老後も趣味や付き合いを絶やさず、前へ上へと日々頑張っていた。それが両親の良き人生であった。そしてその子供も価値観を疑うことなく生きてきた。しかしそれは、母の病により一瞬にして暗転したのである。  

動きたがらない母に、我々家族は、頑張って歩こう、できることはやろう、脳トレ頑張ろうと繰り返し言う。だが母は悲しそうにうなずくだけで動こうとしない。そしてある日、そんな耳タコの励ましを受けた母は顔をしかめ、悲しそうに言った。「年を取っちゃいけないの?」  

一瞬の沈黙。いや、そんなことはないんだよ。でもさ、ちょっとでも元気でいて欲しいからさ……と言いつつ、ああそうなのだと思う。母の言う通りなのだ。我々は母が「年をとること」が許せなかったのだ。  

認知症とは急速な加齢である。加齢を止めることはできない。そのシンプルな事実を我々は受け入れることができなかった。いちいちギョッとして、その進行を少しでも遅らせたくて、母を叱咤激励する。でも考えてみれば、それは母の存在の否定以外の何物でもないではないか。それでも「頑張れ」と言ってしまうのはなぜなのか。「できない」という現実にただただ肩を落としてしまうのはなぜなのか。そんなふうに、周囲の人に「肩を落とされ続けて」、つまりは期待を裏切って生きなければならなかった母の悲しみを思うと泣けてくる。  

で、私は遅まきながら考えたのである。  

できないこと、できなくなること。それは本当にダメなことなんだろうか? 阻止しなければならないことなんだろうか? もしそうなら我々はどうやって歳をとっていけばいいのだろう。歳をとるということは「できなくなること」の連続である。その度に敗北感に打ちひしがれ、絶望のうちに死んでいかなくてはならないのだろうか。  

逃げ切れるだって? そんなナメたことを言っている場合ではなかった。ふと気づけば、私にも老いは他人事ではない。というか、すでに私も老いの入り口に立っているのである。  

ことここに至り、私は心から決意した。  

何としても自分を変えねばならない。価値観を変えねばならない。「失っていくこと」は敗北ではない、「できないこと」は惨めではない、っていうか、むしろ楽しいかも……などと考えることはできないだろうか? いやわかっている。どう考えても無理がある。だがいくら無理であってもこの転換はどうやったってやり遂げねばならぬ。そうでなければこれからの我が人生は地獄である。

こうして私の独自の戦いが始まった。  

50歳で会社を辞め、溜め込んでいたモノもほとんど手放した。まずは奪われる前に自ら失う作戦である。こうして「楽しく閉じて行く人生」への迷走が今も続いている。  

 

で、この本は、まさに「失った人」「できない人」「回復することのない人」たちの物語なのであった。  

その名を「障害者」という。  

しかし読み進めるうちに、そもそも障害って何だろう?ということがわからなくなってくる。つまりは、できないとは何だろう、できるとは何だろう?と混乱してくるのである。  

そのくらい、彼らのエピソードは愉快なことに溢れているのだ。  

なぜだ? なぜなんだ?  

実はあまりのことに、まだちゃんと頭が整理できているとは言えない。なので、なんとか理解できたことを理解できた範囲で、箇条書きにしてみた。  

 

_罅垢篭垢せ廚すみで自分たちを縛っている

「健常者」の物語が全部愉快ってわけじゃないのと同様に、「障害者」の物語が全部愉快ってわけじゃない。じゃあなぜこの本は愉快なのか? それは、彼らのいる「スウィング」という場所が、「できない」ということにこだわっていないからである。こだわらなければ敗北も失敗もない。そしてこだわらないだけで、なぜか「できる」がどんどん増えてくるのである。仕事が生まれ会話が生まれ笑いが生まれ詩が生まれ絵が生まれ……っていうか、これって考えてみたら、人生に必要なことの全てじゃないですか? だとしたら、できるとかできないとかって一体何だったんだ?  

というか、おそらく我々はいつだって「できない」ことをなくすこと(そんなこと本当はできるわけないのに!)にこだわりすぎて、そこに尽きることのないエネルギーを注ぎすぎて、「できる」ことをほったらかしにしているのだ。いやいやいや思えばどれだけ無駄なことをしているのだろうか。そして、今度はそんな余裕のある心で「できない」を改めて見てみると、「できない」はダメなことでも無くさなきゃいけないことでもなくて、いやもちろん「できない」という事実には全く変わりないのだけれど、なぜかほとんどチャーミングと同義語になっていたりするのである。  

 

△金に支配されるな  

ああならばなぜ我々は、できるとかできないとかにこだわってしまうのだろう。そのことも、この本にはちゃんと書いてある。全ては「お金を上手く儲けられるかどうか」ということなのだ。それが「できる」と「できない」(ひいては「いい」と「悪い」)を分けているのである。  

改めて考えると、お金はもちろん大事だけれど、所詮は道具だ。  

人が幸せになるための道具の一つ。それだけのこと。ところがその道具が、いつの間にやら我が物顔に人の「価値」まで決めてしまっているんである。で、我々自身もそれを当たり前のことのように認めているんである。で、その価値が低いと決めつけられた人の人生を暗くしたり窮屈にしたりしているんである。で、我々自身もいつその「人生を否定される側」に回りやしないかとビクビクしているのである。それってどう考えても変だよね?  

ナルホド。いや言われてみれば本当にそうである。  

 

思い込みを捨てたら世界は爆発的に広がる  

そして愉快なのは、この、お金が支配する「できる」とか「できない」とかを取っ払った途端、ガチガチにみんなを縛っていたロープみたいなものが緩み、いろんなことが爆発的に生まれてくるらしいのである。イライラは笑いに、無用な緊張は明るい熱意に、敵は友達に変わり……いやそんな理屈を並べるまでもなく、この本に地雷のごとく散りばめられた詩を読めばもう誰も何も言えないよ! だってこの、どんなにカタクナな人の心のガッチガチの栓をも有無を言わせずプシュウと抜くような、破壊的なパワーに溢れた「障害者」のポエムと言ったら!  

正直なところ、私は猛烈な嫉妬を覚えた。一体全体、私にもこんなものが書ける日が来るんだろうか? そんな気がしないのは、私がどこまでいっても力みかえっているからである。小賢しく「できる」世界にしがみついているからである。力を抜くことこそがクリエイティブの肝とわかっちゃいるのだ。わかっちゃいるんだが「健常者」である私は考えすぎて力を抜けないのである。そう「健常」が「障害」になっているのだ!  

いやもう、訳がわからない。全くわからない。でも、少なくとも老いていろんなことができなくなっていくことを恐れることなんてないんじゃないか? ただ胸を張って「できない」を受け止めればいいのだ。だってその時こそ私にも本当のクリエイティブがやってくるかもしれないんである!  

 

ぅ瀬瓩覆海箸魯瀬瓩犬磴覆  

……と、私はなんだかよくわからないながらもすごい希望を持った。  

でも同時に深く落ち込みもしたのである。母の「できない」を認められなかった自分の小ささ、狭さがもたらした罪を改めて考えざるをえなかった。思えば母にもできることはたくさんあったのだ。ユーモアもあったし、嬉しいことがあった時の心が漏れ出したような笑顔は元気な時をしのぐパワーがあった。くちゃくちゃになった服の山の中から一生懸命カッコイイ服を取り出そうとする根性もすごいものがあった。ああそれを一緒に面白がって楽しむことがなぜできなかったのか? もしそうしていたら母の晩年はどうなっていただろう。しかし母はもういないのである。  

ああ本当にダメな私であった。全ては私の弱さである。  

でも、ならばその弱さからスタートするしかないのだ。  

 

この本の著者である木ノ戸さんがすごいのは、そもそもできるとかできないって何だろうね?というところからスタートしたことだと思う。でもそれには理由があって、木ノ戸さん自身が「できることがいいこと」という常識にサンザン苦しんできた人だからなのだ。ついには体に変調まできたす事態となり、もがきにもがいて現在の「スウィング」をつくったのである。  

つまりはこの本は、スウィングに集う人々の非生産性、非効率の極致、そして予測不能なぶっ飛んだ行動に、時にイラつき、いやもう勘弁してよと心の中でツッコミを入れつつも、いや……もしかしてそれってそもそもアリなんじゃ? しかもよくよく考えるとなんか笑える!なんて総括しながら、縮こまりそうになる心を風にさらし、もつれすぎて絡まった糸を少しずつ解きほぐしながら、なんだ大丈夫じゃん! これでいいじゃん! いやむしろこっちの方が良かったりするんじゃ?と、どんどん自由に、身軽になっていく木ノ戸さんの青春の記録でもある。つまりは木ノ戸さんの「弱さ」なくしてスウィングはなかったのだ。というか、自分をサンザンな目に合わせやがった常識とやらをフンサイしてやるために障害者を利用しているんじゃ……つまりは、木ノ戸さん自身が「障害者」に切実に救われているんである。  

 

なるほどそういうことか。  

弱くていいのだ。ダメでいいのだ。ダメだから人に救われるし、救われたら人を救おうと思うのである。こうしてダメがダメを救っていく。世の中を回しているのはお金じゃなくて「ダメさ」「弱さ」であっていいんじゃないか。  

というわけで、私も詩を書いてみました。  

 

愛が地球を救う  

んじゃなくて  

ダメが世界を救う  

 

ああ小賢しい。恥ずかしい。しかしこれが今の私の限界である。まずは自分の弱さを世界に開くところから。ですよね?

 

 

稲垣えみ子(いながき・えみこ)

1965年愛知県生まれ。87年朝日新聞社入社。論説委員、編集委員を務め、原発事故後にはじめた「超節電生活」を綴ったアフロヘアの写真入りコラムが話題となる。2016年に早期退職し、現在は築50年の小さなワンルームマンションで、夫なし、子なし、定職なし、冷蔵庫なし、ガス契約なしの「楽しく閉じていく人生」を模索中。近著に『人生はどこでもドアリヨンの14日間』(東洋経済新報社)『レシピがいらない!アフロえみ子の四季の食卓』(マガジンハウス)など。

| 感激!!! | 18:12 | comments(0) | trackbacks(0)
【謹賀新年】ART AGERU!余波

 

あけましておめでとうございます。スウィングは本日より新たな1年の一歩を踏み出しました。あっと言う間に正月気分も忘れ去り、またいろいろある毎日が怒涛のように押し寄せるのでしょうが、まあそれはそれとして、抜けるような晴天のもと、のんびり初詣に行ったり穏やかな年始めとなりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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……と、ここからは少し時間を巻き戻して昨年末、世界へ向けて発送したフリーペーパー「Swinging」最新号について書きたい。だってどうしても書きたいの! 時は2018年12月30日。ところは愛媛県松山市「三津浜(みつはま)」。三津浜は僕の実家から車で20分くらいで着いてしまう、いわば「近所」なのであるが、にもかかわらず、そのとき僕は、生まれてはじめてそこにいた。なぜなら僕が十代の多感な時期を過ごしていたその当時、三津浜は「目が合ったら最後、ボコボコにされるから決して行ってはいけない」地域とされ、その恐ろしい「北斗の拳」のような都市伝説をすっかり信じ込み、そしてビビってしまった僕は、絶対に足を踏み入れまいと心に誓っていたからだ。

 

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あれから20余年。打って変わって噂に聞く三津浜はレトロでモダンで「何かがはじまっている予感」に満ちていて、ありがたいことにSwingingもたくさん届けられている。一体どっちなのだ? 目ボコボコ都市伝説か、レトロモダンはじまり予感かどっちなのだ? 「行けばわかるさ、迷わず行けよ」というわけで、とんでもなくありがたいことに全国に数名存在する「Swingingを個人的に、そして大量に手配りしてくださっている超強力サポーター」のおひとり、田村恵理さんにお願いして、三津浜手配り大作戦に同行したのである。

 

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……何と言ったらいいのだろう。はじめて訪れた三津浜は、メチャクチャ素敵な町であった(ちちち陳腐!!!)。まさに「灯台もと暗し」、何で今まで知らなかったの! バカバカバカ! てな感じである。聞くところによれば若いクリエイター達が中心になって地域活性化(でいいと思う)が進められているらしいのだが、そういうのによくある「文化の上塗り」みたいな町づくり、あるいは一過性のお祭り騒ぎ的アートプロジェクトではなくって、そこで確かに、時間をかけて紡がれてきた文化を大切に大切に守りつつ、新たな感性で町を更新してゆこう! という地道で丁寧な気概が感じられ、感激しまくったのである。

 

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そう。隣の芝はいつだって青い。そんなええことばっかりでもないのだろうし、たかだか数時間の滞在で知ったふうなことを言ってはいけないのかもしれない。けれどそのたった数時間の滞在で僕に見えたモノが最高に素敵だったことは、紛れもない事実なのである。……あれ? ……なんか違う。……Swingingのことを書くつもりが三津浜賛歌みたいになってもうてる!

 

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で! だ。自分が配ればいいものの、「恥ずかしいから」という理由で田村さんの手からSwingingが三津浜の人々の手へと直に渡るその光景を見て、僕はまたもメチャクチャ感激してしまった。……ああ、皆さんが本当に喜んでくれている。……こんなにも、こんなにも大切に扱ってもらっている。11,000部という発行部数をついつい自慢げに言ってしまったり、それがどんな数字なのか時々分からなくなってしまうけれど、「顔が見える」って、やっぱりとっても大切なことだった(そしてやっぱり恥ずかしい)。

 

 

「感謝」という言葉は使い慣れないが、それが自然と湧き出てきたときには素直に表さねばならぬ。仕事であろうが何であろうが、全国各地に届けて下さっている業者(?)の皆さん、毎号コロコロ変わるテーマに最高のデザインや写真で応えてくれるNeki.incの皆さん、そして何より誰より、いつも楽しみに待って下さる皆さん、賛助会員の皆さん、配架先の皆さんに心から感謝です。改めまして、ART AGERU! Present for you from Swing どす!

 

 

……と、ここからは時間を今日に戻す。もちょっとお付き合いください。今号には「挟み込み別紙」というダサい名前の別紙があるのだが、そこには「今号ができるまで」的なことを、zakka灯台(青森)の藤巻店長をインタビュアーに迎え、語らせていただいている。(実際に読んでもらうのが一番なのだが)そのなかで我々の妄想が暴走し、このフリーペーパーをレジに通したら「100万円」て表示されるだの、その代わりに100万円引きのクーポン券を発行するだのという、割とどうでもいいくだりがある。

 

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で! だ。本日の昼間、藤巻氏から「例の100万円のやつです!」という謎のメッセージを受け取る。それは何のやつだ?と思いながら添付された画像を見てみると……妄想の暴走をリアルにしているではないか! 

 

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ヒマか!!!

 

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アホか!!!

 

……しかしまあ、愛とアート的なアレに満ち満ちたこの件、ソッコー終礼で皆に報告し、ハチャメチャに喜んだことは言うまでもない。そんなわけでフリーペーパー「Swinging Vol.25/ART AGERU!」は、そのシンプルなテーマゆえか、すでにいろいろな方から好意的なリアクションの数々をいただいている。本当にありがとうございます。引き続き、配架先&賛助会員も募集しておりますのでどうぞよろしくお願いいたします!

 

木ノ戸

 

★配架先募集!!!

・ 1ヵ所につき5部〜20部を送らせていただくのが基本です。

・「ここぞ!」というところをご紹介ください。

・「Swingingを個人的に手配りしてくださる超強力サポーター」も募集しております!

 

★賛助会員(サポーター)募集!!!

・賛助会員の皆さまには、フリーペーパー「Swinging」(年2回発行)をお届けします。

・会費を納入していただいた方には、スウィング製オリジナルアートグッズを贈らせていただきます。

・詳しくはコチラ! →

 

→ Tel:075-712-7930

→ Mail:swing.npo@gaia.eonet.ne.jp

→ Facebookをご利用の方はこちらからメッセージを送っていただいても! →

→ 担当:木ノ戸・紀野

| 感激!!! | 21:07 | comments(0) | trackbacks(0)
感激! 「折々のことば」掲載!

 

鷲田清一さんが連載するコラム「折々のことば」(2018年1月12日/朝日新聞朝刊)に「ことば」を掲載していただいた(フリーペーパー「Swinging Vol.23」掲載/「ケツの穴の小ささについて または個人のスマホを職場で充電してはいけないのか」より)。朝日新聞さんから数日前に連絡をもらった時には「ケツの穴のエッセイのことで…」云々おっしゃっていたのがとてもオモシロかったし、朝日新聞の方も「ケツの穴」という言葉を口に出すのがなんだか楽しそうだった(勝手な主観です!)。素直にうれしい。鷲田さんに選んでもらえるなんて夢みたい! と思う。

 

問題になる前から問題視するのは良くないのではないか 

 

最近、似たようなことをよく考える。明瞭な境界線があるようだけれど、…実はね…ホントはね…無いんです!!! ということは案外多く、例えば「大事(おおごと)」は「大事」と捉えるから「大事」になるのだろうし、例えば「障害」は「障害」と捉えるから「障害」になるのだと思う(その逆も然り)。もちろん物事の捉え方には個人差やその時々の状況、あるいは文化の違いや社会的な温度のようなものも関係することは承知しつつ、なんだかかんだか息苦しいこの世の中、「こんな風にしか見えない! 考えられない!」事々の見方を大らかに柔らかに転換し、「不快」よりは「快」の方に、「しんどい」よりは「楽」な方に、「生きづらい」よりは「生きやすい」方に ー 目の前にある小さなことから ー シンプルに舵を取れればいいなと思う。

 

木ノ戸

 

※ フリーペーパー「Swinging」は、スウィング賛助会員の皆さまからの会費を原資に制作・発行を行っております。→

※ 全国津々浦々「お!それウチに合うよ!置くよ!」という店舗さま等いらっしゃいましたら、スウィングまでご連絡ください!(5部〜20部程度)

※ 全国津々浦々「お!あの店に置いたらええんちゃうん?」的な情報がございましたら、スウィングまでご連絡ください!

→ Tel:075-712-7930

→ Mail:swing.npo@gaia.eonet.ne.jp(木ノ戸)

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ありがとうございました!障害者アートマネジメントセミナー@埼玉



去る1月10日(金)「障害者アートマネジメントセミナー@埼玉」において、
基調講演をさせていただきました。

「アート」というものを「作品」に限定するのではなく、
「モノ」や「コト」も含めて、幅広く捉えてみたらもっと可能性が広がるのではないか…
「アート」と「社会福祉」はとても似ている…より良い「社会福祉」を実践することが
「アート」の可能性を広げ、「アート」の可能性を追求してゆくことが、
より良い「社会福祉」に繋がるのではないか…云々かんぬんお話させていただきました。

丁寧に伝えたいことを伝えるということが自分なりにできたのではないかと思っています。

昨今、障害のある人による「アート」が注目され、世界的規模で盛り上がってきています。
埼玉県でもそうしたうねりが充満し、今まさに吹き出そうとしている瞬間に
立ち会えたのかも知れません。

他の登壇者の方々のお話も本当によかった。
毎度のことながら、たくさん勉強させていただきました。

「NPO法人ほおずきの会」さんの本当に大事にすべきものを
ただただ大事にし続けていらっしゃる活動事例からは、
「軸」をぶらさずシンプルにひたむきに活動することの大切さを学び、
「ときめきプロジェクト」など多様な取り組みで知られる「福岡」を引っ張る
「ariya.」の藤野幸子さんのお話からは、へタクソでもいい!
ごちゃごちゃ考えないで動かなあかん!と、大きな勇気とエネルギーをいただきました。


何でもかんでも「アート」「アート」で突っ走りすぎてやしないか?
展覧会をし、デザインし商品化し、売り上げを上げる…
でも、そもそも本来の目的はなんだったのか?

少し立ち止まって考えるべき時なのではないかと感じています。

しっかりと地に足をつけて考え、深め、各地で「芯」を持った様々な動きを展開してゆくためにも、
こうした多様な人が集い、話し合える場が無くてはならないと思います。

京都も!なんか!変わらんとな!

関係諸氏の皆さま、貴重な機会をいただき本当にありがとうございました!

木ノ戸


京都でやってる愉快な展覧会「Enjoy!Open!!Swing!!!」は明後日25日まで!

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ありがとうございました!福祉をかえる「アート化」セミナー2013@新潟



11月1日(金)、『福祉をかえる「アート化」セミナー2013@新潟』1日目にて、
「はたらくこと・いきること・あそぶこと」と題した講演をさせていただきました。

平日の真昼間から新潟市内を中心にたくさんのご参加!
僕たちのあーだこーだが、ちょっとでも何かのお役に立てたのなら嬉しいです。



それにしても内容の濃い2日間!

皆さんのお話が多彩で面白く、全く違う取り組みをしながらも
根底に流れるものが似通っていたり、同じような取り組みをしながらも
ああ、そういう視点もあるのかと気づかされたり、
勉強した!魚食った!酒飲んだ!お腹いっっっぱい!な贅沢な時間でした。



同じ社会、同じ法・制度内でこれだけ多様な取り組みができるなんて、
まだまだ可能性はたっくさんある!みんなが同んなじコトする必要なんかないし、
それぞれの立場から、それぞれのやり方で、いろいろなコトをして、
もっともっと多様な場が生まれてゆけば、これはオモシロいことになってゆくぞ!
アートや、アートではないコトにだって、希望や可能性が溢れているぞ!

こんな風に感じることができました。



「たんぽぽの家」の播磨靖夫理事長に「ゴミコロリはアートだ。」と言っていただけたこと、
うれしかったなあ。

そしてこういうセミナーを行政が主催するってホントすごいなあと思いました。
(京都は?京都は?)
来年の1月、やはり埼玉県が主催する「障害者アートマネージメントセミナー」
お話をさせていただく機会をいただいております。ありがたいことです。




新潟の街は、素敵だったなあ。

新潟の魚は美味しかったなあ。


濃密な2日間、たくさんの方と出会い、たくさんの方にお世話になりました。

楽しかったです!
ありがとうございました!

木ノ戸


グッズコーナーも盛り上がってました!たくさん売れたかな?

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| 感激!!! | 15:54 | comments(0) | trackbacks(0)
ありがとうございました!福祉をかえる「アート化」セミナー2013@奈良 



去る2/16(土)-17(日)、奈良県「たんぽぽの家」で開催された、
『福祉をかえる「アート化」セミナー2013』に参加、初日の約1時間、
スウィングの理念、活動等を(大袈裟ですが!)講演という形で発表させていただいた。


…まだスウィング設立前、別の施設で働いていた2004年。

友人ユリちゃんの誘いで、奈良県奈良町を舞台に開催されていた
「まほろば・楽市・楽座」(「CHIRORI」にも足を踏み入れた。)を訪れた僕は、
はじめて全国各地の福祉施設で展開されている可能性に満ちた活動や
そこから生み出される作品、商品の存在、そして「たんぽぽの家」という存在を知る。


なんやコレは…??
ワイの現実とのこのギャップはなんや…??
こんなんワイとは殆ど関係ない世界や…。
たんぽぽが綿毛なら、ワイはおっさんの飛び出た鼻毛や…。
酒や酒や!何しとるんや、お前は気〜の効かん!はよ〜酒持ってこ〜い!!
 

 

別に気持ちがささくれ立って鼻毛が飛び出たわけでもない。
ユリちゃん、ホントにありがとう。あの時本当に楽しかった。行って良かった。
けれど興奮や感激とともに、悔しさ、羨望、焦燥…さまざまな思いに包まれたのも確かな事で、
あの日、目にした光景、感じた思いは、今でもありありと僕の心の中に在る。

そしてこの時以後、「たんぽぽの家」という存在、加えて後に知る“「アート化」セミナー”とかいう
何やカッチョいいセミナーの存在は、僕にとって遠い遠い、
憧れにさえできないようなものとして、ず〜っとず〜っとあったのだ。これ、ほんまに。


そんな舞台に自分が呼ばれる?…講演?
…ユリちゃん?…元気?…あの時、鹿に餌やったっけ?




とにかく精一杯の力でスウィングをプレゼンさせていただいた。
たくさんのスウィング・メンバーが登場し、会場の笑いを誘い、僕を助けてくれた。


あの東日本大震災、被災地からご参加いただいた方が、
僕の両手を強く握りしめてくれた。
手を離し少しの間をおいて、「もう1回!」とまた握りしめてくれた。
とにかく楽しかったし、嬉しい事は他にもたくさんあったが、
これは…本当に…嬉しかった。有難かった。


このたび、このような貴重な機会をいただき、
スウィングがスウィングとして在る事に、一同、深い自信を得ることができました。
また、新たな、多くの刺激をいただくことができました。
「たんぽぽの家」の皆様、その他関係者の皆々様、
あの2日間で出会った全ての方々に心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!

いい事もあれば、悪い事もある。いい日もあれば、悪い日もある。
スウィングはこれまでも揺れ続けてきたし、これからもいつまでも揺れ続けます。
あの公園の、あのブランコのように。

さて!大仕事が終わっていよいよいよいよ年度末!

……がんばろ。

木ノ戸


スウィングの商品も販売していただきました。売れたかな?


そしてもう1枚。「たんぽぽの家」でくつろぐスタッフ沼田君。お前の「家」か!

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| 感激!!! | 20:16 | comments(0) | trackbacks(0)
スマイレージのコンサート


誰よりも高くと飛び跳ね、
声の限りにかにょんちゃんの名を叫び、
腕が上がらなくなってもいいさ!とペンライトを振りまくり、
プーマのスニーカーにプーマのウィンドブレーカーを合わせ、

そうして夢のようなひとときが、あっという間に過ぎてゆきました。



ああ…ホントに楽しかった……。



ありがとう、Qさん。

ありがとう、スマイレージ。



木ノ戸


ジーンズの裾はちょっと上げすぎちゃったみたい。エヘ。

↓↓↓ クリックしておくれやすグッド
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| 感激!!! | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0)
2010天下一品祭り





お世話になっている「天下一品」さんが今年も絶賛開催中の「天下一品祭り」!!

…で、当たってしまいました!
スピードくじが!!オリジナルエコロジーバッグ!!!

頭が痛くなるくらい喜んで、四至本君に速攻でメールすると、

『僕はボールペンが当たりましたチョキ

と返信メール。

あ、そう。よかったねノーノー


スピードくじは景品が当たらなくてもラーメン100円割引券が必ず当たります。

「天下一品祭り」は明日11日(月)までの開催です!!!

木ノ戸


タグがカッコいいのです。

↓↓↓ クリックしておくれやすグッド
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| 感激!!! | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0)
SWING×京都グラフィッシュの全貌。
京都グラフィッシュさんのサイトに
こんなええもんができとりました!!





く〜!
知らぬ間にこんなの作っちゃうなんて、
泣かせるぜ…グラフィッシュさん。

カッチョいいです!!

木ノ戸


先日「かぜのね」さんで開催した販売促進会議(という名の飲み会)。


京都グラフィッシュ・井早さんとおべべが酷似していました。


食べ物もめちゃうまでした!!

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| 感激!!! | 13:35 | comments(0) | trackbacks(0)
MAYA MAXXさんの言葉


…に行ってきました。

最終日ということもあり!何と!MAYA MAXXさんご本人がいらっしゃり!
ラッキーなことに!少しお話をさせていただいたりしました!

「もし、暇で暇でどうしようもない時があったら来て下さい!」

と思い切って『Swingy days』のDMをお渡しさせていただいたところ、

「もし、たまったま近くを通るようなことがあったら行きます。」

とユーモアたっぷりのお返事をいただいた上、

「行くとか行かないとかじゃないんですよ。
ここでこれを渡してくれたっていうことでOKなんですよ。
必ず成功しますよ。」

と、大きく温かな言葉をかけてくださいました。

…嬉し・楽し過ぎる休日でした。

木ノ戸
(MAYA MAXXさんとは同郷ですの!
…ただそれだけですけど何か!??)


『Swingy days』もゆっっっくり見てきましたー。

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| 感激!!! | 21:16 | comments(0) | trackbacks(0)
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