Swingy days Enjoy! Open!! Swing!!!

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夢を見たことがない男の白昼夢

 

ワケあって、XLのいい顔を撮ることになった。

 

まあ放っておいてもいつもニコニコしてる人だから、別段何もしなくてもいいのだが、でも普通のニコニコではなくって、とってもニコニコを撮りたかった僕は、「いいねえ!」とか「写真撮られるの好き?」とか、とりあえず「ぽい」言葉を連発しながら、ふと「あ、これはひょっとして効果的なんじゃないか?」と、あることを思いついた。

 

 

 

「壇蜜のこと考えて!  壇蜜のことだけ考えて!」

 

 

今がどうかは知らないのだが、XLはかつて「壇蜜好き」を公言していた。それはそれは好きそうだった。

だから彼の頭の中が壇蜜でいっぱいになったら、ニコニコというか、ニヤけたいい感じの顔をするに違いない、そう考えたのだ。

 

 

XLとの付き合いはもう15年にもなるが、僕はこれまで彼を「カッコいい」なんて思ったことは一度もない。

でも先日、徳島県・神山で『まともがゆれる』の出版記念イベントをしていただいたとき、ロックバンドが轟かせる爆音に身じろぎもせず、ものすごい集中力を発揮して描き続けているその横顔を見て、僕ははじめて「こやつ、カッコいい……」と思ったのだ。

 


その凄まじい集中力が、ふいにまた出た。

 

 

「壇蜜のこと考えて!  壇蜜のことだけ考えて!」



パシャパシャ写真を撮られながら、言われるがまま壇蜜にファーカスしはじめたXL。

するとアレアレ予想外、彼の表情はニヤけるどころか、なぜか滅多に見せることのない真顔へと近づき、ボソッと独り言のようにこう言うのだった。

 

 

 

 

「あ、いっしょにお風呂はいってる」 

 

 

 

夢を見たことがない男、XL。

暑すぎる夏の昼下がりに見る白昼夢は、自由自在に操れるようだ。

 

木ノ戸

| XL伝説 | 11:34 | comments(0) | trackbacks(0)
親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO 神戸展(FINAL)、間もなく開催!!!

 

「親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO」(以下、親キャバ)が、遂にFINALを迎える。

昨夏、京都・同時代ギャラリーを皮切りに、これまで高知(藁工ミュージアム)、東京(武蔵野市立吉祥寺美術館)、鳥取(くらよしアートミュージアム無心&とりぎん文化会館)を巡回してきた。

 

まるで長い旅をしてきたような気分だ。

 

いや、旅なんて2泊3日程度しかしたことがないし、実際に旅をしてきたわけではない。

でも、そこそこに忙しない、刻々と変わりゆく日常を生きながらも、常に親キャバという「定点」は心のどこかにあった。

 

 

共に準備を進め、とにかくDoしてみた初の巡回展という試みに生じるモロモロのアレコレを、いつも下支えし続けてくれたかめちゃんなら、もっとこの気持ちは強いんじゃないだろうか。

 

 

あるいは「親の年金をつかってキャバクラ」という書の作者であり、回を重ねるごとに主役感が増していった増田さんは一体今どんな心持ちだろう。

全会場共通、展示用什器として増田政男実家、つまり増田さんとお母さんが悲喜こもごもの人生を共にしたその家(今は主なき空き家となっている)の家具を使用した。

 

 

実家の家具が全国巡回するなんてかなり稀有な体験だと思うが、哀愁たっぷりの彼らは、会期が終わればまたその家へと戻り、また新たな場所ではじまるときにはそこから旅立っていった。

 

 

トラックへの積み下ろしはたいてい僕と増田さんと沼田君が担当したが、僕たちはこの作業がなぜか毎回、とても楽しかった。

親キャバ以前、増田さんとお母さんが離れて暮らすようになるまでにも、何度も何度もその家を訪ねたことがあるが、ほとんどの場合、それは「親の年金をつかってキャバクラ」に通った挙句に罪悪感に苛まれ、薄暗い部屋に引きこもっている増田さんに会いに行くためだったから、この家での時間を「楽しい」なんて気持ちで過ごせるなんて、夢にも思わなかったことだ。

 

 

あらためて不思議な展覧会(ていうか博覧会)だったなあと思う。

 

坂田佐武郎氏と成田舞氏(いずれもNeki inc.)を共同企画者として迎え話し合いを重ね、また各地での開催を重ねるごとに、この展覧会の意味は深化し多様化し、企画者である僕たち自身も「こりゃ、なんじゃ?」という思いが強まっていった。

 

とても一言では説明できない(ああ、これはスウィングにとてもよく似ている)。

 

●京都展の振り返りレポートはコチラ! →

●高知展の振り返りレポートはコチラ! →

●東京展の振り返りレポートはコチラ! →

●鳥取展……は振り返れませんでした! →(T_T)

 

 

一方で企画当時の「定点」を描き出した展覧会でもあったから、少しずつ変わり続ける諸活動(「オレたちひょうげん族」や「ゴミコロリ」や「京都人力交通案内」などなど)や、何よりスウィングで日々を送る僕たち自身の変化とのギャップに戸惑うこともあった。

いや、もっと正直に言えば戸惑い、そして僕たちの中での「鮮度」が落ちてしまった。

そもそも1年に3ヶ所、2年で全国6ヶ所をめぐる計画だったのを、5ヶ所目で終了することに決めたのは、この「鮮度」が唯一の理由だ。

大変ありがたいことに開催に興味をもってくださるところは他にも数多くあったのだが、とにかくもう、これで最後と決めたのである。

 

 

終わりの地は……神戸。

 

 

 

いやん。

 

ここ、「そして、神戸」って繋げたかったのにうまくいかなかった。

ああ、心残りだ。後でもっかいやってみよ。

 

 

会場となる「神戸アートビレッジセンター」(通称:KAVC)は、かなり早い段階から「うちでやりませんか?」という打診をくれた場所だ。

そう声をかけてくれた方はもういないのだけれど、いやあ、ホント素敵なところ。

正にFINALに相応しい会場である。

 

 

開催に当たり、「FINALなのに親キャバ史上はじめて!」の朗報がある。

 

んっとねー、親キャバはねー、1から5、5つのCHAPTER(Tシャツ・軍手・G・紙・ことば)に分かれているのね。

分けたからにはそりゃあ、1から順に観てほしいっていうのが「できれば……」の願いだったんだけど、これまでの会場ではなかなかそうもいかなかったのね。

まあ、矛盾するようだけれど、どんな順番で観ようと自由な設計にしたのもあり。

でもね、事ここに至ってね、順番に観てもらう方法を遂に思いついたの!

えっとね、それはね、「次、こっちですよ〜」って矢印を床に貼ることにしたの! 

 

 

「その手があったか!!!」……とは誰もならないアホみたいに基本的なアイデアだが、とにかく人類の叡智のひとつ、「矢印」にギリギリ思い至ることができ、僕たちとしてはクララが立った時と同じくらい喜んでいる。

ね? キャワイイでしょう? だからぜひ矢印に従って鑑賞してね♡

 

そしてこれも親キャバ史上初。会期中の全日程、「スウィングの誰か」が会場におります(京都展ですらやらなかったのか……と、今、逆に驚いております)。

土日を中心に似顔絵などもやっておりますので、よければそんなんもどうぞ。

 

また8/31(土)は「イベント・デー」!!!

ワークショップや似顔絵、そして「振り返り総点検! 親キャバとは何だったのか?」と題したトークイベントを開催。

坂田佐武郎さん(Neki inc.)、杉千種さん(con*tio)、松岡弘樹さん(丸亀市役所)、そしてスウィングより木ノ戸が登壇し、「親キャバとは何だったのか?」(そのまんまやないかい)を企画者、関係者自らが考察し合い、語り合います。

こちらは定員30人の事前申し込み制となっております。

直前の告知となりアレですが、ぜひぜひご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。

 

→Mail:kamei@swing-npo.com

 

 

そしてこれはちょっと長いんですが、親キャバ「公式指南書」として制作したフリーペーパー「Swinging Vol.24」収録、「PRODUCTION NOTE/親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPOができるまで。」をぜひご一読ください。

このトークイベントの前段のようなものだと思われるので、ぜひ!

 

●ココからどうぞ!!! →

●18Pからです。

●パソコンのブラウザだと読みにくいかも……。

 

なお、「公式指南書」は会場でも数ある限り配布しております。

 

 

 

京都、高知、東京、鳥取。そして、神戸。

 

 

以下、「親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO 神戸展」の詳細となります。

 

 

★親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO 神戸展★

●Facebookページはコチラ! →

 

<What’s SWING EXPO?> 

2018年夏、京都「同時代ギャラリー」を皮切りに、全国各地を巡回した通称「親キャバ」が、遂にFINALを迎えます。 豊かなんだか貧しいんだか、何がなんだか様々な「生きづらさ」溢れる、この現代社会に小さな風穴をブチ開ける試みです。

「親の年金をつかってキャバクラ」という危ういフレーズをメインタイトルに、NPO法人スウィングが12年の歩みのうちに積み上げてきた実践の数々を5つのチャプター(Tシャツ・軍手・G・紙・ことば)に分けて展示、展示用什器にはかつて「親の年金をつかってキャバクラ」行きまくってた増田政男の実家・家具を使用します。

 

〇会期:2019年8月21日(水)〜9月1日(日)

〇会場:神戸アートビレッジセンター KAVCギャラリー

兵庫県神戸市兵庫区新開地5丁目3番14号

Tel:078-512-5500/Url: https://www.kavc.or.jp

 

〇開場時間:11:00〜19:00

火曜休館/ 31日(土)は16:00まで/ 最終日は17:00まで

 

 

〇8/31(土)イベント開催!!! 

 

.函璽イベント:振り返り総点検! 親キャバとは何だったのか? 

●日時:8/31(土)17:00〜19:00

●話す人:木ノ戸昌幸(NPO法人スウィング)・坂田佐武郎(Neki.inc)・杉千種(con*tio)・松岡弘樹(丸亀市役所)

●参加費:無料(ドリンク飲み放題&おやつ付き)

●定員:30人

●要・事前申し込み:

スウィング(担当・亀井)までMailにてお申込みください。 お名前*/ふりがな*/人数*/ご所属/ご住所/電話番号*/Mail/ドリンクについて*(アルコールorソフトドリンク)(* は必須)を、Mailにてお知らせください。件名を【8/31トーク申し込み】としてください。

 

→Mail:kamei@swing-npo.com

 

XLの民族系似顔絵:なんか、どっかの、少数民族っぽくしてあげる♡ 

なぜだか、なんか、どっかの、少数民族の人みたいな仕上がりとなります。アクセサリーが多ければ多いほど、より「っぽく」なりがちです♡

●日時:8/31(土)14:00〜16:00

●参加費:おひとり1,000円

 

ワークショップ:バッジ・グー! 

スウィングの吟遊詩人、向井久夫による謎の制作物「バッジ・グー!」(CHAPTER.1/Tシャツに展示中!)。 丸い厚紙にカラフルなシールを自由に切って貼って、世界に1つだけのオリジナル紙バッジを作ります♡

●日時:8/31(土)14:00〜16:00

●参加費:1個100円  

 

8/31じゃないけど!!

●会期中、(毎日じゃないけど)スウィングの似顔絵職人たちが続々登場します!! 

●おひとり1,000円。ヒマなときは公開制作しております。

 

〇アクセス: 

神戸快速「新開地駅」東8番出口より徒歩約5分

JR「神戸駅」北出口より徒歩約10分

神戸市営地下鉄「湊川公園駅」より徒歩約15分

※ 駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。

※ お車でお越しの方は周辺有料駐車場をご利用ください。

 

〇お問い合わせ:

NPO法人スウィング

Tel:075-712-7930(亀井・木ノ戸) 

Mail:kamei@swing-npo.com(亀井)

 

〇主催:NPO法人スウィング 

京都府京都市北区上賀茂南大路町19番地

Web: http://www.swing-npo.com/

 

〇企画:NPO法人スウィング/Neki inc.

〇協力:美馬智/アズモクラフト

〇デザイン:坂田佐武郎・桶川真由子(Neki inc.)

〇写真:成田舞(Neki inc.)/NPO法人スウィング

 

 

うぬー。19日(月)が最後の搬入・設営。21日(水)が初日か。もう、すぐやないか……。

終わった後の虚脱感を想像すると今からまあまあ心配ですが、まずはいい場をつくれるようにがんばります(今回もたくさんの方々に協力いただきます)。

 

それでは皆さまのご来場を心よりお待ちしております!!!!!!

 

木ノ戸

| 親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO | 19:59 | comments(0) | trackbacks(0)
Swinging Vol.26、間もなく発送!!!

Swinging スウィンギング Vol.26  2019年8月15日発行
 発行:NPO法人スウィング/編集:木ノ戸昌幸/制作:木ノ戸昌幸・亀井友美/絵と詩:オレたちひょうげん族/デザイン:坂田佐武郎・桶川真由子(Neki.inc)/写真:成田舞(Neki.inc)

 

ただ今発送作業中!!!

ただ今発送作業中!!!

 

“ギリギリアウトを狙う”NPO法人スウィングのフリーペーパー最新号「Swinging Vol.26」(9,000部)が完成、間もなく全国各地に向かって発送いたします!

最近はテキストゼロの作品集(第25号)にしてみたり、「親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO」(もうすぐFINAL! →★)のガイドブック(第24号)にしてみたり、まさにフリーペーパーの自由さを存分に体現してきた我々ですが、最新号はその「フリーペーパーそのもの」を総力特集したヤツとなっております!

 

 

今、世の中にはたくさんのフリーペーパーが存在していて、だからこそスウィングもフリーペーパー発行(2014年より)に踏み切れたように思うのです。つまり「フリーペーパーを作る」というハードルがめっちゃ下がってる。

 

でも、このご時世にFREEのPAPERをわざわざ作る意味ってなんなのか?

 

作ってる身で言うのもアレだけれども興味アルアル。

 

 

でも一方でフリーペーパーなのに「画一化」が進んでいたり、人それぞれ好みはあるだろうけれど、「これ面白いか?」と思うものもたくさんある。そしてこの「面白いか?」は、フリーペーパーの場合、読者というより制作者に向けられる問いであったりします。つまり「これ作ってて面白いか?」。

 

そんなん大きなお世話! と知りつつも、FREEなPAPERである「Swinigning」なんだもん! とにかく全篇フリーペーパー特集をやってみたのです。

 

感想。面白かった!!!

 

 

全面協力いただいたのは知る人ぞ知るフリーペーパー専門店「ONLY FREE PAPER」の松江健介さん。

そしてもっと知る人ぞ知る“有益な情報を一切載せない”フリーペーパー『ナイスガイ』の編集長、橋本太郎さんを迎えたトークショーの模様が巻頭を飾ります。

 

『ナイスガイ』、マジでヤバい。

 

 

「クソ真面目エッセイ」には京都のフリーペーパー専門店「只本屋」の山田毅さん、そして松江健介さん(ONLY FREE PAPER )が登場。

 

感想。面白かった!!! 

そしてちょっと泣いちゃった。

 

また、4人のフリーペーパー好きが1冊のお気に入りを紹介するたぶん今回限りのコーナー、「RECOMMEND FREE PAPER」など充実の内容となっております。

 

 

デザインはお馴染みNeki inc.の坂田佐武郎さん、桶川真由子さんのおふたり。

毎度ながら素敵なデザインに感激ですが、見事に逆方向に振り切ってくれたラストページが超見物です!

写真は同じくNeki.incの成田舞さん。賀茂川の中州に降りたり、東京まで来てくれたり、今回もカッチョいい写真を本当にありがとう!

 


前号発行以後、サポーター(賛助会員)が40名も増えたのは嬉しい驚きでしたが、サポーター(賛助会員)の皆さまのお手元には必ず、確実にお届けさせていただきますので、この機会にぜひぜひご入会ください(ただし2年以上、年会費未納の方は会員登録を抹消させていただいております)。 →


また、現在全国各地、およそ350箇所のカフェやお店やどこかに置いております。

まだまだ「こんなトコあるけど、まだ置いてないみたいやけど、どや?」情報があれば下記までよろしくお願いいたします!

 

→ Tel:075-712-7930

→ Mail:swing-gym@swing-npo.com

→ Facebookをご利用の方はこちらからメッセージを送っていただいても! →

→ 担当:田村・木ノ戸

→ 1ヵ所につき5部〜30部を送らせていただくのが基本です。

 

 

そしてこれまで「バックナンバーはどこかで見れないの?」というお問い合わせをたくさんいただいてきたのですが、で、このブログに記事を転載するなんて細かいことをしてきたのですが、遂に【バックナンバーを読めるところ】ができました!

 

★バックナンバーはこちらでご覧いただけます! →https://swinging.actibookone.com

 

 

ただ今発送作業中!!!

ただ今発送作業中!!!

 

“ギリギリアウトを狙う”NPO法人スウィングのフリーペーパー最新号「Swinging Vol.26」は間もなくの発送です!!!

木ノ戸

| NEWSっす! | 13:08 | comments(0) | trackbacks(0)
青春プレイバック 〜ボクは劇が大好きだった。編〜

 

1999年、大学3回生の頃。

超就職氷河期というプレッシャーを痛々しいくらいに受けながら、周囲が怒涛の就職活動へと突進しはじめたその頃。

僕は「今じゃない!」という己自身の声に従い、その声だけを頼りにレールを脱線し、自分だけの、手探りの人生を歩みはじめた。

 

その頃はじめたことのひとつが「演劇」だった。

 

幼い頃から好きだった劇。

創ることも、演じることも好きだった。

どれだけ学校が苦しくとも、理屈抜きに大好きだった。

夢中になれた。

 

だから自ら暗中模索、五里霧中の世界に飛び込んだとき、どうせなら自分が掛け値なしに好きだったことをやってみようと、体当たりしてみたのだ(なんせ周りは皆、ピカピカのリクルートスーツだ)。

 

 

あれからもう17、8年は経つだろうか。

 

先週金曜、新たに京都に誕生した小劇場「THEATRE E9 KYOTO」にはじめて足を運び、あごうさとしさんと蔭山陽太さんと3時間くらい話をした(長時間ありがとうございました!)。

「スウィングが何かできないか?」を出発点にはしていたものの、特に具体的なアイデアはない状態からの打ち合わせは、探り探りでジリジリとしてて、でも少〜しずつ輪郭が浮かび上がってきて、最後は「これはいい感じかもしれない!」とゾクゾクしていた。

 

  

 

その夜はやはり15年振りくらいの演劇鑑賞。

はじめて観る、「ヨーロッパ企画」の。

笑った。 やっぱり生の芝居はいい。

何ていうか、いいの。とてもいいの。

 

青春プレイバック(……ってダサ!)のような1日。


かつて大切だったものが、我が身に戻ってきている、そんな感じ。
呼んでるのか、呼ばれてるのか、タマタマなのか。
いずれにせよ、「たまたま」を「タマタマ」と書くとちょっとハッとする。 


生活に舞台を、演劇を。

 

 

あ、そういや僕もこの前日、劇の台本を書いたのだった。

スウィングが誇る、見ても一切得しない(つまり見なくても全く損しない)寸劇「まち美化戦隊ゴミコロレンジャー登場!!」の台本を。 →

 

 

これねえ、なんだかんだ毎年何度か公演機会をいただくのです。

今は今月24日、お誘いいただいた、とある町内の地蔵盆での公演に向けて稽古を重ねています。

 

(真夏の屋外は「死」の危険があるので嫌ですけど)公演依頼、お待ちしております♡ →

 

木ノ戸

| ひとりごと | 16:53 | comments(0) | trackbacks(0)
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」@クロワッサンと京都市交通局と二条城とYシャツと私

 

なぜか京都市バスの路線・系統を(ほぼ)丸暗記しているQ&XLのヘンタイ記憶を駆使し、観光客やお困りの方にベストな行き方、乗り継ぎをご案内する京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」。

 

去る7月22日(月)に出動したのは二度目の「二条城」であるが、まずはその直後に起こった嬉しいニュースを一発お伝えしたい。

 

 

7月29日、こんなん出ましたけど〜。


『Dr.クロワッサン 新装版 疲れないコツ』 (マガジンハウス刊)!!

疲れないコツ。

知りたい! できれば疲れずに生きてゆきたいもん!

 

 

そして、そん中にこんなん出ましたけど〜。


そう! なぜか京都人力交通案内(嵐山編)の密着レポートを皮切りにスウィングの記事が!

なぜか「認知症はこわいですか?」っていうコーナーに! 

 

とても丁寧に取材をしてもらったその内容はぜひぜひ買って読んでいただくこととして、いや、「マガジンハウス」さんの本に出れたことは個人的にとても嬉しい。

『an・an』とか『Tarzan』とかはまあ、どうでもいいんだけど(失礼な!)、昔から僕の本棚にはマガジンハウスの漫画がけっこうたくさんあって……いや、たくさんはない、ほんの数冊だけれども、若い頃に買って読んで、ず〜っと大切にし続けているのだ。

 

 

(一度たりとも読んだことないにも関わらず!)もちろん『クロワッサン』も昔から知ってるチョー有名な雑誌だし、まあ本当に人生というのは何が起こるか分からない。

こまりんは「スウィングと言えばゴミコロリと思ってたけど、交通案内が出るのってなんか新鮮ですね」と。


確かに。


『クロワッサン』と京都人力交通案内。あるいは認知症と京都人力交通案内。

不思議な組み合わせである。

 

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そして「何が起こるか分からない」と言えば、遂に遂に京都市バスの元締め! 京都市交通局運輸課からお2人の職員さんが、この日の活動を視察に訪れてくれたのだった。

やっぱり新聞、それも全国紙の力って大きい(ゆえに怖いとも思う)。これまでも京都新聞には何度か取り上げてもらったことはあったのだが、交通局からの「見に行かせてください!」アプローチは、朝日新聞夕刊(6/15付)一面掲載直後のことであった。

6月は直前すぎて都合が合わなかったため、この日の活動内容を伝え、直接、現地(「二条城前」バス停)で待ち合わせてご対面……っていうのが何かとってもいい感じだった。

 

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ああ、市バス内での不快な出来事(主に「運転手が挨拶をしなかった」というもの。ダルい……)に対し、しょっちゅうクレームの電話をかけているQ氏が、もしもブラックリストがあれば確実に載っているに違いないQ氏が、その京都市交通局の職員さんと仲良く市バス談義に花を咲かせている。めっちゃ話が弾んでいる。

 

何という不思議な光景だろうか。

 

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活動前半はドシャ降りだったり、後半はすっかり止んだり、この日の天候はとっても不安定だったが、僕たちの心は終始晴れやかであった。

別に誰かに認めて欲しくてやってるわけではないけれど、やっぱりこうした思いもよらないことが「現場」で起こるのはとても嬉しい。やってきて良かったなって思う(ちなみにこの日はまた別の見学者も来て下さっていた)。

 

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さて、ここからは通常のレポートとはちょっと趣を変えて、時々忘れそうになるけれど「Q氏とXL氏はやっぱりヘンタイ!!!」と、この日感じたエピソードをいくつか紹介したい。

 

DSC_0127.JPG

 

 敍鷯鮠襦Χ盂媚エクスプレス】が【急行111】になったことを当然知っている。

かつてヘンタイ2人ですら把握していなかった系統番号のない幻の超特急【二条城・金閣寺エキスプレス】。文字通り「二条城」と「金閣寺」という世界に名だたる観光名所をほぼ直通で結んでしまうという、まるで観光バスのようなエキスプレスだ。

さすがにその後の情報はしっかりと追跡しており、知らぬ間に【急行111】になってることに驚く僕を「は? 常識やん」みたいな冷ややかな目で見つめくさった。

ムカつく。

 

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△修痢攀濤111】が、北行き(「金閣寺」行き)は14時台で終わり、南行き(「京都駅」行き)は17時台まで走っているのを当然知っている。

うまくできている。「二条城前」バス停(「のりば」で言うとB)から金閣寺へと向かう便は、(恐らく)金閣寺の参拝時間(17時閉門)に合わせて14時52分で終わるが、逆方向(「のりば」で言うとA)から京都駅へと向かう便は、(恐らく金閣寺を17時に出る人に合わせて)17時49分が最終であった。

……を「は? 常識やん」みたいな感じで知っている。

ムカつく。

 

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さらに【急行111】の「方向幕」はLED化されているので、「最終バスが分からない」とちょっと残念がる(Q氏)。

「方向幕」とはアレのことだ。バスの前面、後面の上部にあって、このバスは何系統ですよー、どこそこへ行きますよーと示している、時々クルクル回るアレのことだ。アレは本当に「幕」らしい。

Q氏いわく、その方向幕がですね、最終バスの場合は赤く光るっていうんですよ。そんなん知らん知らん!!! 

さらに最終1本前のバスは緑色に光るっていうんですよ。だからそんなん全然知らん知らん!!! 

でもね、これを教えてもらってから注意深く見てみると本当にそうなの! これ、結構役に立ちます!

 

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が、【急行111】(だけではないかもしれないけど)はその方向幕がLED化されているのでQ氏は「最終バスが分からない」と鋭く、ちょっと残念そうに指摘するわけですよ。

はい、先ほど(視察に来てくれた)京都市交通局運輸課さんに問い合わせてみると、まったく彼の言う通りで、最終バス&その1本前表示については「ただ今、対応中です」ということでした。

つまり将来的には分かるようになるようです。

ムカつかない!

 

DSC_0109.JPG

 

というわけで2人は常にヘンタイ記憶を更新しつつ、次の出動に備えている次第である。

 

DSC_0108.JPG

 

……しかしこの猛暑でしょー? 特にQ氏は昨晩「もうヘルパーやめる!!!」と怒りの電話を(自宅からスウィングに)かけてくるくらいコンディションを崩しつつあるし、8月の出動は見送ろうと思っている。

我々の案内によって迷わずに済んだかもしれなかった皆さん、すみません。

きっと真夏の京都で迷える旅も、振り返ってみればいい思い出になるに違いありません。

 

DSC_0108-1.jpg

 

ちなみにQ氏の「ヘルパー(の利用を)やめる!!!」発言については「分かりました! おれのほうから連絡する? それとも自分で?」と即答するとしばらく黙り、「やっぱりもうしばらく続ける」となった。このしばしば発生する「やめる!!!」発言には強い被害者意識と同情してもらえるに違いない意識が満ち満ちているので、「でもね、Qさん、気持ちは分かるけど続けたほうがいいと思うよ?」などと間違っても説得せず、このように「そのまま」を返すことにしている。

フハハハハハハハ!!!!! 受話器を取ったのが私で残念だったな!!!!!

 

 

はい! ここで前回と同じ告知です!

ただ今Q&XL、ヘンタイ2人が「はじまりの美術館」(福島)で開催中の展覧会「わくわくなおもわく」に出現しております。 

会期が長いので僕たちも見に行ければなあと思っているのですが、ぜひぜひ皆さま、足を運んでみてください。

様々な「おもわく」がわくわくしながらお待ちしております♡

 

●詳細についてはコチラ! →

●お! 美術手帖にも載ってるよ! →

 

次回、京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」は、(8月はすっ飛ばして)9月30日(月)、京都のどこかに出没予定である。

 

木ノ戸

| 【OYSS!】京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」 | 20:40 | comments(0) | trackbacks(0)
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