Swingy days Enjoy! Open!! Swing!!!

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アレを塗りたくる女

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仕事終わりの送迎車内、後部座席のほうからプシュプシュと妙な音が聞こえる…。

ドライバー西川くん、ちらっとバックミラーをのぞくとアレアレ? ちなさんが何やらチューブ状のモノを、ベタベタ腕に塗りたくっているぞ。これは気になる。無視はできない。ねえねえ、ちなさん、あなた一生懸命なにを塗りたくってんの? 

するとハッと西川くんを睨むように見つめ返すちなさん、緊迫した様子でこう言う。

 

 

「お母さんに言わへんな!!!」

 

 

ヘタクソか! お母さんからパクったてバレバレやんけ! 

…まあ、ええわ。別にチクる気なんかないし教えてーな。なあなあ、ちなさん、それ何よ? 正直に教えてーな。

 

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「キューピーマヨネーズ!!!」 

 

 

 

そんなもん塗るか! どう見ても (お母さんからパクった)日焼け止めやんけ!

 

木ノ戸

| ULTRA LADY!! | 22:41 | comments(0) | trackbacks(0)
私が裸を恥じらうたった1つの理由

 

最近、我らが清掃活動「ゴミコロリ」には、怪しいメキシカンレスラー風の男たち、「コロレスラー」が登場している。ゆうとくんが中身の「ユート・ザ・ゴミマスク」(通称:ゴミマスク)と、アッキーが中身の「コロ・ナカムラ」(通称:コロ)の2人である。ゴミブルーのインパクトの強さと認知度の高さのせいか、もはやこれくらいの格好では誰も、何も言わないスウィング及び上賀茂地域であるが、(死んでしまうため)ゴミブルーが登場できないこの暑い暑い季節には、皮膚呼吸と口呼吸に問題ない彼らは「ゴミコロリ」に彩りを与える存在として貴重である(かどうかは知らないが、そんな気がしないでもない)。皮膚呼吸をフリーにした「顔ブルー」を登場させるのもいいが、今は若干、放置してきた感もある、コロレスラーたちを伸ばす時期であろう。

 

 

じゃ、とりあえずゴミブルーよろしく名刺を作ろうかと思い立ち、あらためてゴミブルー名刺をしげしげと眺めていると、お、裏面の言葉と写真を変えなければ…と気づく。

 

 

ゴミマスクとコロ。2人でもまあ、いいっちゃいいが、できればゴミブルーのように3人組のほうがいいような気がする。で、どうせ3人組にするなら、大、中、小みたいになったほうがオモシロい気がする。ゆうとくんは小で、アッキーが中。じゃあ大は??? となるともはやこの人しかいない。

 

 

はい、XL氏。「名刺を作るときに3人がいい気がするから、大中小ってきれいになるから、次回からコロレスラーになって欲しい」という雑なリクエストをすると、ふたつ返事で「いいよ」が返ってくる。かつては「はじめてのこと」が大の苦手で「無理!」「できん!」が口癖だったXL氏のこの感じ。新しい何かに飛び込むときに大して勇気がいらない感じ。素晴らしいなと思う。

 

 

とうわけでXL氏の勧誘は3秒で終わった。後は名刺裏面用の写真撮影の段取りをつけなければならない。実際の「ゴミコロリ」にコロレスラーが裸で登場したことは今のところないが、宣材写真としては裸にエプロン…ではなく裸にゼッケンが望ましい。放っておいても裸になりがちなゆうとくんはまあ問題なし、XL氏にも説明済み。残るアッキーの了承を得るべく簡単に「狙い」を伝える。なあなあアッキー、コロレスラーの名刺作るために裸にゼッケンで写真撮らせて欲しいねんか。ええやろ? 目立ちたがりのアッキーのこと、まあ問題ないだろうと踏んでいると、(おねえっぽく口元にちょっと手を添えながら、そして照れくさそうに笑いながら)アッキーから予想外の反応が返ってくる。

 

 

 

「えー! 恥ずかしい!」

 

 

これは意外。(そんなおねえっぽくなるくらい)アッキーにも恥ずかしいことがあったのか。けれど諸々の経験上、「裸になること」が恥ずかしいとはどうも思えない。意味が上手く伝わっていない? フルチンで「ゴミコロリ」すると思ってる? もう一度詳細に、順を追って説明すると、それでもやっぱりアッキーは恥じらうように口元に手を添え、プラス今度は恥ずかしい理由を添えて、こう言う。

 

 

 

 

「恥ずかしい! 腸が見える!」

 

 

 

OK、アッキー。腸じゃなくっておれの目をよく見て。だいじょうぶ。絶対に腸は見えへん。もし見えてもゼッケンつけたらちゃんと隠れる。ていうか見えた瞬間、全力で救急車呼ぶ。…一体、アッキーは何を言っているのか。服を脱いだら、はい! 腸! ってあり得ないし、仮に、万が一、そんなことがあったら「恥ずかしい!」とか言ってる次元ではないだろう。アッキーには悪いけれど、ひさしぶりに腸がよじれるくらいに(何度も何度も)笑わせてもらった。裸になることを恥じらう人は当たり前に多いだろう。しかしそのさらに内側の、内臓を見られることにまで思いを馳せ、恥じらう人はそれほど多くないのではないか。

 

 

 

「恥ずかしい! 腸が見える!」

 

 

 

アッキーのこの言葉は、人間の羞恥心の謎に触れているような気がしないでもないが、別に全然、そんなことはないのだろう。

 

木ノ戸

| Ackey Cha Cha Cha! | 14:24 | comments(0) | trackbacks(0)
第116回ゴミコロリ

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tomato!

 

京都・上賀茂は京野菜の栽培でとっても有名です。今は夏野菜の栽培が最盛期です。梅雨が明けたかと思った矢先の連日の気温35度…。夏野菜には体を冷やす効果があるものが多く、体内にこもった熱を内側から冷やすことから夏バテに良いとされています。

 

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corn!

 

トウモロコシは食欲増進の効果もあります。

 

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cucumber!

 

キュウリは身体の熱を冷ましたり、利尿効果があります。口や喉の乾燥や、喉が腫れ痛むときにも良いと言われています。

 

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eggplant!

 

上賀茂を代表する京野菜、まん丸の賀茂ナスちゃん。ナスも熱性の症状に効果あり。

 

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gomimask!

 

こちらも上賀茂を代表するまん丸ヒーローです。圧倒的なパフォーマンス力により、人の心を温める効果があります。

 

………

 

はいっ! というわけで去る6月27日(水)、「第116回ゴミコロリ」実施してまいりました! 第3水曜日が雨だったため、1週遅れの実施となりました。そしてその他いろいろわけありまして今回は規模縮小、上賀茂地域を1グループのみでコロリました!

 

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しゅっぱ〜つ!

 

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今回は群馬県から宮さんが参戦。暑い中大変ですが、よろしくお願いします!

 

あ、そうそう。今回はゴミブルーはお休みです。その代わり、コロレスラーのユート・ザ・ゴミマスク(通称:ゴミマスク)さんとコロ・ナカムラ(通称:コロ)さんが暑い中、覆面かぶって頑張ってくれました!

 

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早速、ゴミマスクのイタズラ開始です。文字通りKAZUSHIくんの足を引っ張ってます。

 

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いつもの公園。みんな元気に公園内に散らばります。

 

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ん??? いやいや、コロさん怪しいよ。こっそり木陰から何見てんの?

 

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あっ、忘れ物の傘を見てたのか。

 

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え? 何?? 違うの???

さっきより危なさ増してるやん…。

 

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コロさんが気になってたのは…

 

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公園に入ったとたんに元気をなくしたゴミマスクのようです。先輩コロレスラーのコロさんは後輩のことが心配で仕方がないんです。でも大丈夫。ゴミマスクは喉が渇いていただけ。口や喉の乾燥にいいキュウリの畑が近くにあればよかったのですが、公園内には自販機しかありません。

 

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他の人たちが一心不乱にゴミ退治してる中、マイペースにジュースを購入。

 

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そして、マイペースに水分補給。あまりのマイペースさにかなえさんも「あちゃー!」ってなってます。ま、でも命あってのゴミコロリ。これからの季節、こまめな水分補給は欠かせません。

 

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水分補給のおかげで、ゴミマスク復活!! イタズラ再開です。

 

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こっちでも。

 

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あなたは悪役レスラーですか? 右手に持つマジックハンドも、もはや僕にはサーベルにしか見えません。

 

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「タイガー・ジェット・シン」かいっ!

 

…はい、気を取り直して。

 

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タバコの空箱?

 

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空ではありません。完全に入ってます、もったいない。

 

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これはひどい…。

 

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ゴミブルーがいないのでシセツチョーの出番です。

 

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ここも、ゴミブルーがいないので…

 

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シセツチョーいきます! 渾身の「秘技! ゴミゴロリン取り!!」ですが、惜しいなぁ〜。左手が畑にinしてますね。っていうか、胸から膝はほぼ接地してますね。ゴミブルーだったらな〜。


はい、先ほどとは別の公園に向かいます。

 

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なんやろ?

 

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なんや、『十〜忍法魔界転生〜』の3巻やん。主人公である柳生十兵衛が何故か3巻から登場するやつやん。主人公の登場で終わりちゃうよ、ここからいろいろはじまるんやと思うよ〜。捨てんといてよ〜。

 

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かなえさん、ちょっと休憩中。…かと思ったら、急に振り返り背後を確認。何? 何かいるの? お化け? こわいやん、やめてよ〜。

 

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なんだ〜、木に空き缶が引っかかってたのか〜。驚かせんといてよ〜。

 

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ってか何なん? その力!? 霊感みたいなやつやん!? 霊感で冷缶GETしてるやん!? 霊能力を使って事件解決する海外ドラマみたいやん! まるで「秘技! アリソン・デュボア取り!!」やん。

 

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鎌???

 

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たいとくん、こわいんでやめてもらっていいかな…。鎌振りかざして笑ってもうてるやん、完全にホラーやん…。


何かに憑りつかれたんじゃなかろうか?

 

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除霊の儀式を行います。セブンイレブン駐車場の区画の隅に置かれたハッシュドポテトを使います。

 

「たいとくんの興奮状態が冷めますように〜」

 

たいとく〜ん、ダイジョーブですか〜?

 

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ああ、よかった。ダイジョーブなようです。

 

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梅雨の晴れ間、30度越えの暑さの中とはいえ

こんだけコロれば上出来でしょ!

 

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あれ? KAZUSHIくん、バテてるのね。

 

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ゆうとくんも…。

 

みんなお疲れ様! 宮さん、またのご参加お待ちしております!

続きまして、支部の皆さんからの報告をお届けします! では、ご覧ください!!

 

 

【京都/西山ケミックスさんからのゴミコロレポート】

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 今月はあいにくの雨だったので社内の清掃を行いました。 普段できないところを掃除してすっきりしました!

 

 

 西山ケミックスの皆さん、お疲れさまでした!

 

梅雨も明け、これからが夏本番です。エアコンの効いた部屋から出たくないその気持ち、よくよくわかります。無理に外に出なくても構いません。その涼しい部屋でエアコンのリモコンのボタンを1push! 「運転停止」にしてみてください。そしたら、もう外にいるのと変わりません。変わらないなら外に出てゴミコロリして、アイス食べてる方がきっといいと思いますよ! Let's play summer GOMICORORI!

 

「ゴミコロリ」に賛同し、ともに「ゴミコロリ」を行ってくれる団体さん(ゴミコロ支部)随時募集中!  …は変わらずなのですが、今年度より個人様でも「ゴミコロ支部」になっていただけることとなりました。2014年4月にスタートし、約3年間続いた今はなき「その場でゴミコロリ in Facebook」。今でも個人でコツコツとコロってくださっている方もいるかもしれませんから! というわけでちょっと新しくなった「ゴミコロ支部」募集の詳細はこちらをご覧ください! →

 

次回「第117回ゴミコロリ」は、来る7月18日(水)の開催です! 参加希望の方は担当・西川までご連絡ください! 

→MAIL:nishikawa@swing-npo.com

 

町に溢るるゴミある限り、我らの戦い終わりなし。

拾うはゴミでも心は錦、見た目は青でも心は真っ赤。

嗚呼、さすらいのゴミ野郎、 嗚呼、我らゴミコロレンジャー!

 

(西川)

| 【OYSS!】清掃活動「ゴミコロリ」 | 16:03 | comments(0) | trackbacks(0)
誤解を生むこと、大真面目にふざけること

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今日は増田さんといっしょに増田さんの実家に行って、「親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO」で展示用什器として使用する家具の状態を見たり、明日の作業(実際の展示同様に並べ、最適な組み合わせを再検討したりする)に備えて家の整理をしてきた。懐中電灯必須、ほぼ真っ暗な「リアルお化け屋敷」(スウィング内では「忍者屋敷」と称されている)のようなあの場所に行くといつもワクワクするし、毎度体を使って動き回るのでとてもいい汗が流れる。そして家を出た後の気分はこの上なく爽快だ。かつて増田さんが「親の年金をつかってキャバクラ」行きまくっていた、正にその発端となった場所で、今、こんな風に楽しく爽やかに、そしてバカバカしく時を過ごしていることはかなり不思議な感じがするが、決して悪い感じではない。むしろかなりいい感じだ。

 

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ところで最近はありがたいことに書く仕事をいただいたり、ちょろちょろとメディアにも取り上げていただいている。しかしながら僕なりに精魂込めて書き上げたものや紡ぎ出した言葉に対し、「…これは不必要な誤解を生んでしまうのではないでしょうか?」と言われることが少なくない。が、僕としては「え? 何が??」と、全くピンと来ないことが多く、説明されてやっと「ああ、なるほど…」と思ったり思わなかったりしている。しかしながら、そもそも「誤解を生むこと」って、そんなビクビクしないといけないものなのだろうか。不必要な誤解って、じゃあ必要な誤解ってあるんですか? と揚げ足を取ってしまいたくもなるし、「誤解を生むこと」を嫌がっているのは僕ではなく、そのことを心配する臆病なあなたでしょう、といつも思う。そして配慮と忖度と萎縮を重ねて生まれた「誤解を生まないもの」は、そのほとんどが最大公約数に向けた想定の範囲内、予定調和の枠内にすっぽりと収まるものになるだろう。

 

そんなの、なんだか、つまらない。

 

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僕は誰かを意図的に傷つけようなんてしない限りは、世のギリギリアウトを狙い、少々の誤解を生むくらいがちょうどいいのではと思っている。ときどき若い学生の前で話す機会もいただくが、講義後のアンケート用紙に書かれた「モノの見方が変わりました」とか「人生観が変わりました」とかいう「いい言葉」にはあまり心が動かない(もちろん嬉しいことは嬉しいです)。それよりも「木ノ戸さんにはもう少し言葉に気をつけて欲しい」などときつく書かれていると「お! こいつはちゃんと聞いていてくれたんだな! 話の続きをしたい!」などと喜んでしまう。誤解とは、「揺らぎ」と言い換えられるのではないだろうか。良くも悪くも、心の内が揺らぎ、揺るがされるということ。そうした「揺らぎ」を歓迎しない多くの人の存在を僕もよく知っているが、想定内、予定調和の安全圏で揺らぐことをせず膠着してしまっていると、簡潔に言うと ― そして誤解を恐れずに言うと ― 人は、組織は、社会はジワジワと腐ってゆく。

 

 

増田さんが書にしたためた「親の年金をつかってキャバクラ」も、かつてとあるメディアから撮影NGが出されたことがある。さすがに僕もまあ、何となく分かる気がしたが、でもやっぱり「根性ねーな」と思った。この言葉が放たれるまでの辛く哀しい、過酷なエピソードを知って欲しいという気持ちもあるにはあるが、単純にこの言葉が有する絶妙さ(例えば「ソープ●●ド」ならアウト感かなり高まる)、普遍性(自分の身に絶対に起こらないとは言い切れない感じ、あるいは「親」「年金」「キャバクラ」というワードそのもの)はスゴイと思うし、事実、僕たちはこの言葉に触れたほとんどの人が呆れたように、ニヤニヤと、あるいは痛快に笑い、なぜか心を緩ませている光景をずっと見続けてきたのだ。

 

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「親の年金をつかってキャバクラ  SWING EXPO」。このふざけたタイトルは、既に多くの人の誤解を生んでいるのかもしれない。そして「ふざけているのか?」と問われたならば、正直に「ふざけています」と答えるしかない。けれど僕たちはただふざけているわけではない。僕たちなりに、全力で、大真面目にふざけている。決して楽しいことばかりなんかではなく、受け入れ難いことや哀しいこと、そんな日常に巻き起こるいろいろに時に押し潰されそうになりながらも、いや、だからこそ全力で、大真面目にふざけているのである。

 

木ノ戸

 

「親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO 公式Facebookページ」はこちら!!! →

| 考えごと | 21:10 | comments(0) | trackbacks(0)
「親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO」間もなく開幕!!!

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Swinging スウィンギング Vol.24 2018年7月1日発行 発行:NPO法人スウィング 

編集:木ノ戸昌幸 制作:木ノ戸昌幸・亀井友美・沼田亮平 絵と詩:オレたちひょうげん族 

デザイン:坂田佐武郎(Neki inc.) 写真:成田舞(Neki inc.)/NPO法人スウィング

 

ただ今発送作業中!!!

ただ今発送作業中!!!

 

お待ちかねじゃない人以外はお待ちかね! フリーペーパー最新号「Swinging Vol.24」がひと月遅れで完成しました。全国津々浦々、およそ300名の会員さまと300箇所の配架先へ間もなくお届け! のご報告の前に、スウィング発の全国巡回展となる展覧会…っていうか博覧会「親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO」(以下、「SWING EXPO」)について本ブログで初広報いたします。

 

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まずは7月31日(火)からはじまる京都会場「同時代ギャラリー」さんのWEBサイトをご覧ください。 →

どうでしょう? なんとなく雰囲気、伝わったでしょうか? ダメ? 続いて「企画趣旨/親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO に寄せて上げて」をご一読ください。

 

 

親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO に寄せて上げて 

 

1. 哀しみをユーモアに変えるまで 

 

親の年金をつかってキャバクラ 

 

増田政男が書にしたためたこの言葉は、いつの頃からかスウィングに堂々と飾られ、日常の風景となっている。けれどこの言葉の裏に、彼の深い苦しみや哀しみを見てとる人は一体どのくらいいるだろうか。この言葉の通り、増田はかつて同居する母親の年金にまで手をつけ、キャバクラ通いを繰り返していた。しかしながら、この愚かしい行為について、彼がその当時から武勇伝のように笑って語っていたわけではない。増田は一夜の夢の後、決まって激しい自責の念に囚われ、ときには数ヶ月に渡って家に引きこもるというサイクルを何年も繰り返していたのだ。このサイクルから脱するまでには長い長い時間がかかったが、結果として増田は母親と離れて暮らすこととなり、また、あれば使ってしまうお金の管理を他者に委ねきり、つまり自らのどうしようもない弱さを認め、手放し、ようやく心穏やかな暮らしを手に入れたのである。増田がこの書を表すまでの、哀しみをユーモアに変えるまでの道程を思うとき、余裕綽々、安全圏から放たれる「多様性」「共生社会」「社会包摂」といった今の世を彩るスローガンが、底はかとなく薄っぺらく感じるのは僕だけだろうか。 

 

2. 猛烈に生きづらい社会 

 

スウィングにはこの世界に生まれ、この社会で生きてゆくことに(かなり強めの)「生きづらさ」を感じざるを得なかった、あるいは感じ続けている人がとても多い。それを「障害者」という言葉でひとまとめにしてしまえば簡単であるが、例えば一応、建前上、「健常者」とされてきた僕自身にも激しい「生きづらさ」はずっとあるし、事実、障害の有無を問わず、老若男女を問わず、この社会は呆れるほど安心感に乏しい「猛烈に生きづらい社会」なのではないだろうか。普通、常識、効率、生産性、上昇志向、社会的ラベル等に彩られた、余りにも狭量で画一的な価値観や固定観念に囚われ、逃れることができない、逃してくれない。それらに向き合い突破し、あるいは突破できずともなんとかやり過ごしながら、僕たちはときに戦いもがき、ときに諦め手放し、この世界を生き延びてゆくしかないのである。

 

3. 言葉は後からついてくるもの

 

スウィングの「既存の価値観や固定観念を揺るがせる」「ギリギリアウトを狙う」「OKやセーフの余白を広げる」「日常に『抜け』を創る」等のコンセプトを俯瞰してみたとき、かなり確実な手触りを持って「ソーシャルアート」や「社会芸術」といった言葉が思い浮かぶ。が、その正誤は僕たちには分からない。結局のところ「これはアートか否か?」という問いに対する答えは、一人ひとりの感性に委ねられているのだから。いずれにせよ、言葉は後からついてくるもの。そこに依りかかりすぎてはいけないし、酔ってしまってはいけない。 

 

4. 敷居を下げること 

 

「EXPO」という言葉の持つ、ポップでチープでどこかワクワクするような感じ、カッコよさとダサさ、未来っぽさとレトロ感の同居。それらはギャラリーや美術館という、若干シャレオツさ漂う場の敷居の高さを絶妙に下げてくれるように思う。イメージ、先入観、偏見等によって縁遠かったものとの距離がグッと縮まり、自分の中に予めある「回路」と繋がる、身近になる。それは自分の内なるものが揺らぎ広がる、とても素敵な瞬間なのだと思う。この「SWING EXPO」があなたの心のどこかと繋がり、ほんのちょっと世界の見え方を変えるきっかけになればいいなと願う。 

 

NPO法人スウィング 

木ノ戸昌幸

 

 

自分で言うのもアレですが、企画趣旨というよりはただの散文のように見えます…。が、この捉えどころのない感じこそが、「SWING EXPO」の感じと思っていただければ幸いです。スウィングはこれまでもたくさんの展覧会を催してきましたが、それらは多くの場合、芸術創作活動「オレたちひょうげん族」という「スウィングの一部分」を媒介とした場づくりでした。が、「SWING EXPO」においてはその「オレたちひょうげん族」も「SWING EXPOの一部分」となります。スウィングがこの12年の歩みのうちにひたすら地道に積み重ねてきた実践の数々を、増田政男が書にしたためた「親の年金をつかってキャバクラ」というフレーズを入り口に5つのチャプターに分けて披露するとともに、この閉塞感溢れまくりの社会にはびこる「生きづらさ」を緩め、あるいは「普通」「常識」「社会包摂」「アート」等々、様々な言葉や概念に付与された「規定値」に揺さぶりをかけること、それこそが「SWING EXPO」のひとつの狙いとなります。

 

 

で、話を最初に戻しますと、できたてホヤホヤのフリーペーパー最新号「Swinging Vol.24」は、この「SWING EXPO」の「公式指南書」(つまりガイドブック)として制作いたしました。展示会場では伝えきれない思いや裏話をふんだんに盛り込み、ご来場いただけなくとも「いち読み物」として成立するよう頑張りました(もちろん各会場にもたっくさんご用意しております!)。今号もナイスなデザインは坂田佐武郎氏、グッドな写真は成田舞氏によるものですが、2人は「SWING EXPO」の共犯者として、およそ1年間に渡ってともに企画を練り、実現に向けて歩みを進めてくれました。このあたりについては「PRODUCTION NOTE/親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO ができるまで。」に詳しいですし、8月4日(土)には木ノ戸・亀井・坂田氏・成田氏によるトークイベントもございます。ぜひ。

 

 

「SWING EXPO」は2018年度、2019年度の2ヵ年に渡って全国巡回しますが、このうち京都(2018夏)、高知(2018秋)、東京(2018冬)、鳥取(2019春)の4つは既に会場が決定しています。以下、2018年度の開催地情報を記載します。また、その他詳細につきましては「親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO 公式Facebookページ」にて随時情報アップップいたしますので、ぜひ「いいね!」をよろしくお願いいたします。

 

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KYOTO 同時代ギャラリー 2018年7月31日(火)〜8月12日(日)

開場時間:12:00〜19:00/8月4日(土)・最終日は17:00まで/月曜休廊

トークイベント開催!

8月4日(土)18:00〜20:00/参加無料/定員:20名/要・事前申し込み 

 

KOCHI 藁工ミュージアム 2018年9月15日(土)〜12月2日(日)

開催時間:10:00〜18:00/入館は閉館の30分前まで/火曜休館

トークイベント開催!

9月15日(土)14:00〜17:00/参加無料/定員:20名/要・事前申し込み  

 

TOKYO 武蔵野市立吉祥寺美術館 2018年12月14日(金)〜12月18日(火)

開催時間:10:00〜19:30/最終日は17:00まで

トークイベント開催!

12月15日(土)14:00〜17:00

参加無料/定員:15名/要・事前申し込み

会場:マジェルカ 東京都武蔵野市吉祥寺本町 3丁目3-11 中田ビルB1F

 

お問い合わせ:NPO法人スウィング  

Tel:075-712-7930(亀井・木ノ戸) Mail:kamei@swing-npo.com(亀井)

 

主催:NPO法人スウィング  

京都府京都市北区上賀茂南大路町19番地 

Tel:075-712-7930 Mail:swing.npo@gaia.eonet.ne.jp 

Web:http://www.swing-npo.com/ 

企画:NPO法人スウィング/Neki inc.  企画協力:con*tio/藁工ミュージアム 

協力:美馬智/アズモクラフト  デザイン:坂田佐武郎(Neki inc.)

写真:成田舞(Neki inc.)/NPO法人スウィング

 

「親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO 公式Facebookページ」はこちら!!! →

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